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3/21(月)、金剛山・モミジ谷でヤブ漕ぎをしてきた。原稿の校正やら、米国出張やらで、しばらく多忙を極めており、身体もすっかり参ってしまっていたが、土日に寝だめして、ようやく平常に。
そこで次に恐いのは、運動不足である。軽く歩こうと思い立ち、水越峠手前に車をデポ。天気は快晴!スギの花序も美しく、感涙もとい鼻水がつーと流れる。花粉症対策にマスクまでして登る輩はそうたくさんいないようで、「こいつはアホか?」という視線を感じつつガンドガコバ林道を登る。
モミジ谷に入る。堰堤をいくつも巻き、何度か沢を渡りながら遡上する。沢は平凡、しかし、あまり人が入っていないのだろう。道は荒れ気味。ヤブを払いのけ、倒木を越えての戦いが続く。夏場なんか、このコースは大変だろう。
それにしてもエアリアマップで「破線」になっているコースは、最近、人が入らないのだろうか。道標がしつこく設置されていて、要所に階段や鎖が親切に備え付けられている登山道ばかり人気が集中するのはどうかな、という気がする。「登山者」は自分で地形を読み、自分で道を拓く冒険心を忘れてはいけないのだ。
とはいえ、ヤブは嫌いだ。今日の「軽く歩こう」という主旨に反する。標高800mあたりまでは、クシャミしながら不快な登りが続いた。小滝が2-3続き、やがて沢の分岐がやってきた。一瞬、どっちかなと逡巡したが、くんくんと鼻を利かせて!?右を詰めると、うってかわってカエデの葉が降り積もる開けた沢に出た。標高900m前後の、モミジ谷のハイライトだ。マスク越しに、さっきまでとは異なる味の空気が伝わる。
この谷は、道標皆無、テープもわずか、というのが愉しい。仮に迷っても、稜線まであと200mもないのでできるだけ沢を詰め、最後にブナ林とササの尾根に強引に乗っこす。辛うじて踏み跡があるような、ないような。
猛烈なヤブと格闘していたら、コンクリート道標を発見。もうひと漕ぎで、ようやく一般道へ。野鳥のエサ台のすぐ裏に出る。たまたま今日は、おじさんが一人いるだけで良かった。ここは最近、数十人が群がって小鳥を観察していることが多く、そういう時だったらヒンシュクものだ。
帰りはおとなしく青崩道。久しぶりの山行だったので、ヒザが少々痛んだ。
そこで次に恐いのは、運動不足である。軽く歩こうと思い立ち、水越峠手前に車をデポ。天気は快晴!スギの花序も美しく、感涙もとい鼻水がつーと流れる。花粉症対策にマスクまでして登る輩はそうたくさんいないようで、「こいつはアホか?」という視線を感じつつガンドガコバ林道を登る。
モミジ谷に入る。堰堤をいくつも巻き、何度か沢を渡りながら遡上する。沢は平凡、しかし、あまり人が入っていないのだろう。道は荒れ気味。ヤブを払いのけ、倒木を越えての戦いが続く。夏場なんか、このコースは大変だろう。
それにしてもエアリアマップで「破線」になっているコースは、最近、人が入らないのだろうか。道標がしつこく設置されていて、要所に階段や鎖が親切に備え付けられている登山道ばかり人気が集中するのはどうかな、という気がする。「登山者」は自分で地形を読み、自分で道を拓く冒険心を忘れてはいけないのだ。
とはいえ、ヤブは嫌いだ。今日の「軽く歩こう」という主旨に反する。標高800mあたりまでは、クシャミしながら不快な登りが続いた。小滝が2-3続き、やがて沢の分岐がやってきた。一瞬、どっちかなと逡巡したが、くんくんと鼻を利かせて!?右を詰めると、うってかわってカエデの葉が降り積もる開けた沢に出た。標高900m前後の、モミジ谷のハイライトだ。マスク越しに、さっきまでとは異なる味の空気が伝わる。
この谷は、道標皆無、テープもわずか、というのが愉しい。仮に迷っても、稜線まであと200mもないのでできるだけ沢を詰め、最後にブナ林とササの尾根に強引に乗っこす。辛うじて踏み跡があるような、ないような。
猛烈なヤブと格闘していたら、コンクリート道標を発見。もうひと漕ぎで、ようやく一般道へ。野鳥のエサ台のすぐ裏に出る。たまたま今日は、おじさんが一人いるだけで良かった。ここは最近、数十人が群がって小鳥を観察していることが多く、そういう時だったらヒンシュクものだ。
帰りはおとなしく青崩道。久しぶりの山行だったので、ヒザが少々痛んだ。