Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2023年7月15日(土)~17日(月) 高山植物と絶景の高原、美ヶ原に涼む(行程編)!

2023年07月21日 | 山登りの記録
■メイン写真
アルプス展望コースの烏帽子岩に立つ!

■今回のコース
15日 美ヶ原高原ホテル・山本小屋[泊]

16日 美ヶ原高原ホテル・山本小屋→美しの塔→塩クレ場→百曲分岐→烏帽子岩→王ヶ鼻→
   王ヶ頭(王ヶ頭ホテル)→塩クレ場→山本小屋ふるさと館[泊]

17日 山本小屋ふるさと館→牛伏山→山本小屋ふるさと館


海の日3連休は、できるだけ涼しいところへ逃げようということで、美ヶ原に夏の花を観に行った。
16日は、やや雲が多い一日となったが、花の写真を撮るにはちょうどいい光線の具合。
17日は朝から澄み渡った晴天となり、北アルプス、南アルプス、八ヶ岳連峰などがきれいに
見渡せた。登山というレベルからは程遠い山行だったが、こういうのも、なかなか楽しいのである。



美ヶ原のシンボル、美しの塔。裏に回ると鐘を鳴らすことができる。
ぶら下がっているヒモは、つい横向きに揺らしたくなるが、それでは鐘は鳴らない。
強めに下に引くと鳴る構造だ。



美ヶ原には、多くの牛が放牧されている。
美ヶ原牧場については、「開牧は明治42年。 東筑摩郡里山辺村(現・松本市)の小岩井品三郎が
入山辺・里山辺両村の共有林30町歩を借り受け、松本市内の牛乳屋の乳牛89頭を放牧した
のが始まり。 牧場の管理小屋はその後、有名な「山本小屋」に発展」とある。



分岐には標識があり、少なくとも自分で山を歩ける人であれば迷うことはなかろう。
ただ、スニーカーやスカート姿の観光客も、それなりの比率で歩いているのが美ヶ原。



塩クレ場からアルプス展望コースに入る。高原台地と、急な斜面のちょうど境目に、
トラバースルートがつけられている。
ガレ場が出てくるが、ここの岩は薄くはがれやすい特性(板状節理)を持つ。
「鉄平石」と呼ばれ、2,500万年前の火山活動によって形成されたる輝石安山岩で、
強風でも飛ばされず、瓦よりも寒さや積雪に強いことから、地元では民家の屋根材として
使われてきたという。



片側が切れ落ちた展望岩が幾つかある。「平坦な」美ヶ原の印象からはかけ離れた地形。
烏帽子岩が遠くに見える。涙あふれて霞んでる。。。ん?



王ヶ頭も近づいてきた。



美しく、高らかにさえずる野鳥は、うーん、ホオアカか?



王ヶ頭の直下を巻いて、まずは王ヶ鼻に到着。
石仏が並ぶ。御嶽信仰に由来するもので、木曽御嶽の方角を向いている。
ここの一部の岩塊には磁力があり、方位磁針が好きな方向に回る。

王ヶ頭、王ヶ鼻の地名だが、ふもとの松本から眺めると、王ヶ頭が「冠を載いた王の頭」、
王ヶ鼻がその「鼻」に見えることから名づけられたそうな。
「カシバード」で松本市内の複数地点からの眺めをシミュレートしてみたが、
そう見えるかは微妙。



人であふれる王ヶ頭ホテルで休憩。



本格的な味のコーヒーゼリーソフトに舌鼓。



王ヶ頭の山頂にも石仏が並ぶ。



池塘でもないのだろうが、ほぼ常に水をたたえていると思わせる小池に映る空。



山本小屋ふるさと館に到着。



この夜、ふるさと館主催のナイトハイクにて。星が出てきた。



朝、八ヶ岳連峰、西岳の向こうに富士山が見えた。



穂高連峰から槍ヶ岳にかけて。



牛伏山へ散歩。すがすがしい朝。



[おまけ]移動中の林道で見たカモシカ。

花編につづく。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2023年7月8日(土) [大峰]洞... | トップ | 2023年7月15日(土)~17日(月)... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

山登りの記録」カテゴリの最新記事