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■メイン写真
気温が高く、霧氷はなかったけれど、さわやかな雪山歩きを楽しめた
■今回のコース
ゆりわれコース登山口→ヤマハハコ群生地→八丁平→三峰山→八丁平→ゆりわれコース登山口
しばらく冷え込んだので霧氷のチャンスと思ってたら、ここにきて3月並みの陽気に。
おかげでクルマのアクセスに使う林道はスリップの懸念もなし。
予想通り霧氷はなかったが、山頂付近は思っていたより雪が残っており、
ザクザクと心地よい感触を確かめながら歩けた。
ゆりわれコース登山口からスタート。
崩落した林道の工事も完了し、ようやく月出から福本まで抜けられるようになったようだ。
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暖かい日といいえ、西からの風が強く、立ち止まると寒い。
序盤の植林帯の急登をこなすと、待ってましたの自然林に変わる。
カエデやヒメシャラが多い、気持ちのいい道だ。
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以前はこの標識のところから、奥香肌峡温泉のスメールや迷岳が展望できたのだが、
今は樹木が生長したため、標識だけが往時を語る。
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大きなブナが数本集まっているあたりから、足元の雪が増え始める。
トレースは凍りついていないので、結局この日はアイゼンを使うことはなかった。
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ヤマハハコ群落を通る。今はドライフラワー状態だ。9月上旬は白い花がかなり綺麗だ。
ちなみに名前が似ているハハコグサは黄色い花が咲くが、いわゆる春の七草の
「ゴギョウ」は、ハハコグサのほう。
ヤマハハコはキク科ヤマハハコ属。ハハコグサはキク科ハハコグサ属。
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雪の山は、アニマルトラック(動物の足跡)が見つかるのも楽しい。
これはシカ。タヌキの足跡もあった。
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上り坂が終わり、八丁平の西端といってもいい広い平坦な尾根に出る。
はじめは若いヒメシャラやリョウブなどがみられ、そのうちアセビやツツジの樹林になる。
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コケに覆われた木。こうなると暖かそうだな。
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八丁平の分岐に着いた。三重県側の3本の登山道を示す看板が新設されていた。
奈良側からの登山者が圧倒的に多いが、間違えて三重側に下ると、国道166号までの
ひたすら長い林道歩きと、国道に出ても帰りの交通手段がないから大変。
この看板は、そういう点からはありがたいかも。
ちょっと貧弱な脚なので、積雪や強風で倒れないといいけど。
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八丁平は風が吹き抜けてとても寒かったので、そそくさと山頂へ。
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曽爾、御杖の山々が見えたものの、この日は黄砂も飛んでいて、あまり遠くまでは
見通せなかった。
風を避けて、山頂の南側の緩斜面の雪を整地してランチタイム。
昼食を終え、午後の行動をスタートすると、先輩ガイドU氏のパーティが
向こうからやってきた。前にも比良山系の蛇谷ヶ峰でばったり会ったりするが、
「山の旬」を考えると、どうしても行く山の時期は重なるものだ。
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やっぱり木曽御嶽山は見えなかった。
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大日如来の分岐から八丁平に戻る。
さっきより青空の領域が広くなった。
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帰りは来た道を戻る。
ヤマハハコの最大群落の斜面は風下なので雪がたっぷり。
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ブナの大木にもう一度ご挨拶。また来るね~!
帰りに「小さな道の駅 ひよしのさとマルシェ」に寄る。
豆がごろごろ入っている豆大福が人気だが、小腹が減ったので菓子パンを購入。
ここは美味しいパンも置いているのだ。
気温が高く、霧氷はなかったけれど、さわやかな雪山歩きを楽しめた
■今回のコース
ゆりわれコース登山口→ヤマハハコ群生地→八丁平→三峰山→八丁平→ゆりわれコース登山口
しばらく冷え込んだので霧氷のチャンスと思ってたら、ここにきて3月並みの陽気に。
おかげでクルマのアクセスに使う林道はスリップの懸念もなし。
予想通り霧氷はなかったが、山頂付近は思っていたより雪が残っており、
ザクザクと心地よい感触を確かめながら歩けた。
ゆりわれコース登山口からスタート。
崩落した林道の工事も完了し、ようやく月出から福本まで抜けられるようになったようだ。
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暖かい日といいえ、西からの風が強く、立ち止まると寒い。
序盤の植林帯の急登をこなすと、待ってましたの自然林に変わる。
カエデやヒメシャラが多い、気持ちのいい道だ。
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以前はこの標識のところから、奥香肌峡温泉のスメールや迷岳が展望できたのだが、
今は樹木が生長したため、標識だけが往時を語る。
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大きなブナが数本集まっているあたりから、足元の雪が増え始める。
トレースは凍りついていないので、結局この日はアイゼンを使うことはなかった。
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ヤマハハコ群落を通る。今はドライフラワー状態だ。9月上旬は白い花がかなり綺麗だ。
ちなみに名前が似ているハハコグサは黄色い花が咲くが、いわゆる春の七草の
「ゴギョウ」は、ハハコグサのほう。
ヤマハハコはキク科ヤマハハコ属。ハハコグサはキク科ハハコグサ属。
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雪の山は、アニマルトラック(動物の足跡)が見つかるのも楽しい。
これはシカ。タヌキの足跡もあった。
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上り坂が終わり、八丁平の西端といってもいい広い平坦な尾根に出る。
はじめは若いヒメシャラやリョウブなどがみられ、そのうちアセビやツツジの樹林になる。
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コケに覆われた木。こうなると暖かそうだな。
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八丁平の分岐に着いた。三重県側の3本の登山道を示す看板が新設されていた。
奈良側からの登山者が圧倒的に多いが、間違えて三重側に下ると、国道166号までの
ひたすら長い林道歩きと、国道に出ても帰りの交通手段がないから大変。
この看板は、そういう点からはありがたいかも。
ちょっと貧弱な脚なので、積雪や強風で倒れないといいけど。
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八丁平は風が吹き抜けてとても寒かったので、そそくさと山頂へ。
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曽爾、御杖の山々が見えたものの、この日は黄砂も飛んでいて、あまり遠くまでは
見通せなかった。
風を避けて、山頂の南側の緩斜面の雪を整地してランチタイム。
昼食を終え、午後の行動をスタートすると、先輩ガイドU氏のパーティが
向こうからやってきた。前にも比良山系の蛇谷ヶ峰でばったり会ったりするが、
「山の旬」を考えると、どうしても行く山の時期は重なるものだ。
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やっぱり木曽御嶽山は見えなかった。
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大日如来の分岐から八丁平に戻る。
さっきより青空の領域が広くなった。
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帰りは来た道を戻る。
ヤマハハコの最大群落の斜面は風下なので雪がたっぷり。
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ブナの大木にもう一度ご挨拶。また来るね~!
帰りに「小さな道の駅 ひよしのさとマルシェ」に寄る。
豆がごろごろ入っている豆大福が人気だが、小腹が減ったので菓子パンを購入。
ここは美味しいパンも置いているのだ。