Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2021年1月14日(木) [高見]三峰山のゆりわれルートで雪と戯れる!

2021年01月15日 | 山登りの記録
■メイン写真
気温が高く、霧氷はなかったけれど、さわやかな雪山歩きを楽しめた


■今回のコース
ゆりわれコース登山口→ヤマハハコ群生地→八丁平→三峰山→八丁平→ゆりわれコース登山口


しばらく冷え込んだので霧氷のチャンスと思ってたら、ここにきて3月並みの陽気に。
おかげでクルマのアクセスに使う林道はスリップの懸念もなし。
予想通り霧氷はなかったが、山頂付近は思っていたより雪が残っており、
ザクザクと心地よい感触を確かめながら歩けた。

ゆりわれコース登山口からスタート。
崩落した林道の工事も完了し、ようやく月出から福本まで抜けられるようになったようだ。



暖かい日といいえ、西からの風が強く、立ち止まると寒い。
序盤の植林帯の急登をこなすと、待ってましたの自然林に変わる。
カエデやヒメシャラが多い、気持ちのいい道だ。



以前はこの標識のところから、奥香肌峡温泉のスメールや迷岳が展望できたのだが、
今は樹木が生長したため、標識だけが往時を語る。



大きなブナが数本集まっているあたりから、足元の雪が増え始める。
トレースは凍りついていないので、結局この日はアイゼンを使うことはなかった。



ヤマハハコ群落を通る。今はドライフラワー状態だ。9月上旬は白い花がかなり綺麗だ。
ちなみに名前が似ているハハコグサは黄色い花が咲くが、いわゆる春の七草の
「ゴギョウ」は、ハハコグサのほう。
ヤマハハコはキク科ヤマハハコ属。ハハコグサはキク科ハハコグサ属。



雪の山は、アニマルトラック(動物の足跡)が見つかるのも楽しい。
これはシカ。タヌキの足跡もあった。



上り坂が終わり、八丁平の西端といってもいい広い平坦な尾根に出る。
はじめは若いヒメシャラやリョウブなどがみられ、そのうちアセビやツツジの樹林になる。



コケに覆われた木。こうなると暖かそうだな。



八丁平の分岐に着いた。三重県側の3本の登山道を示す看板が新設されていた。
奈良側からの登山者が圧倒的に多いが、間違えて三重側に下ると、国道166号までの
ひたすら長い林道歩きと、国道に出ても帰りの交通手段がないから大変。
この看板は、そういう点からはありがたいかも。
ちょっと貧弱な脚なので、積雪や強風で倒れないといいけど。



八丁平は風が吹き抜けてとても寒かったので、そそくさと山頂へ。



曽爾、御杖の山々が見えたものの、この日は黄砂も飛んでいて、あまり遠くまでは
見通せなかった。
風を避けて、山頂の南側の緩斜面の雪を整地してランチタイム。

昼食を終え、午後の行動をスタートすると、先輩ガイドU氏のパーティが
向こうからやってきた。前にも比良山系の蛇谷ヶ峰でばったり会ったりするが、
「山の旬」を考えると、どうしても行く山の時期は重なるものだ。



やっぱり木曽御嶽山は見えなかった。



大日如来の分岐から八丁平に戻る。
さっきより青空の領域が広くなった。



帰りは来た道を戻る。
ヤマハハコの最大群落の斜面は風下なので雪がたっぷり。



ブナの大木にもう一度ご挨拶。また来るね~!

帰りに「小さな道の駅 ひよしのさとマルシェ」に寄る。
豆がごろごろ入っている豆大福が人気だが、小腹が減ったので菓子パンを購入。
ここは美味しいパンも置いているのだ。

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