■メイン写真
鉄分の多い水で赤くなったナメ滝と、背後に大池地獄谷に入って2つ目の大堰堤
■今回のコース
大池駅→登山口→(地獄谷)→地獄大滝→ノースロード分岐→前ヶ辻→(アイスロード)→
六甲ケーブル下(バス停)
この日の行程は、秋の六甲山系を楽しみつつ、とにかく渡渉しようと、登りも下りも
谷筋ルートで臨んだ。
大池駅から住宅街を抜け、神港学園グランド分岐から、さらに100mほど先にある
分岐から、登山道に入る。阪神高速の高い橋梁の下をくぐるとすぐに、地獄谷の流れに
出合う。おだやかな流れだが、本日最初の渡渉だ。
この先で、地獄谷道と、地獄谷西尾根との道に分かれる。
谷道を行くと、ほどなく小さな斜瀑が出てくる。水が流れる部分の岩は赤く染まっている。
ほんのり硫黄臭がするような気もする。
有馬温泉と似たような水が湧いているのかな。
2つ目の大堰堤と赤い斜瀑のすぐ前で沢を渡る(メイン写真)。
堰堤の上は、先ごろまで登山道が水没しており、ちょっぴりスリリングな高巻きが
待っていたのだが、この日は水が引き、どうやらドロドロにならず歩けた。
おかげで大幅に時間節約。
上高地の大正池っぽく、立ち枯れの樹々が、土砂の流入と水没のインパクトを物語る。
神戸市の堰堤行政、なかなかやるな。
堰堤の上は、温泉のような匂いは消える。もはや岩の色も赤くない。
水量は少ないが、その割にひとつひとつの釜は比較的大きく感じる。
ふと覗いてみた立木のウロ。
なんと中にキノコが!! なんでまたこんなトコロに!?
登山道から地獄大滝を見下ろす。この谷最大の滝だ。
渡渉も多いが、ところどころ巻くところもあって、変化が楽しい。
うまいこと崖場の上をトラバースできたりして楽しい。
中盤の連瀑帯。連瀑というほどの滝ではないが、美しい流れだ。
夏場にジャバジャバいきたいところ。
7m滝。滝のすぐ上を渡渉する。冬場は渡渉するあたりの岩が薄く凍って
滑りやすいところだ。
上流部にさしかかる。
だいぶ標高を稼いできたと思ったら、カエデも絶妙の色づき。
詰めの堰堤でも、これまで登山道の水没に悩まされていた。
笹薮をこいで右の尾根を力づくで巻いていったものだが、この日はなんとか
ギリギリ、岩をへつって通過できた。これで、またまた時間節約。
通過し終えたところで見上げると、ここにもいい感じの紅葉!
木段をのぼり、ノースロードに出合う。続いてシュラインロードに合流し、
前ヶ辻へ。白髭稲荷神社で休憩。
下山は、ドライブウェイを渡ってアイスロードに入る。
かつて山上の溜池でできた氷を、神戸に運んだ道だ。
海をながめてから、さぁて、下って下って下るぞ。
下山も数回の渡渉を経て、ぐんぐん標高を下げていく。
表六甲ドライブウェイをくぐる歩行者用トンネルに入る。じつはそこそこの坂になっている。
側溝が詰まってしまい、水が歩道を流れてしまっていた。滑りそうでこわごわ歩く。
トンネルを出ると、左にコンクリートの廃墟が見える。
調べたら、戦前にあった六甲登山架空索道(六甲登山ロープウェイ)の六甲山登り口駅跡。
昭和19年に鉄材の供給のため廃止されたものだ。
ドライブウェイを渡り、あとは車道を、クルマに気をつけながら六甲ケーブル下バス停へ。
ちょうどバスが着いたところだった。
鉄分の多い水で赤くなったナメ滝と、背後に大池地獄谷に入って2つ目の大堰堤
■今回のコース
大池駅→登山口→(地獄谷)→地獄大滝→ノースロード分岐→前ヶ辻→(アイスロード)→
六甲ケーブル下(バス停)
この日の行程は、秋の六甲山系を楽しみつつ、とにかく渡渉しようと、登りも下りも
谷筋ルートで臨んだ。
大池駅から住宅街を抜け、神港学園グランド分岐から、さらに100mほど先にある
分岐から、登山道に入る。阪神高速の高い橋梁の下をくぐるとすぐに、地獄谷の流れに
出合う。おだやかな流れだが、本日最初の渡渉だ。
この先で、地獄谷道と、地獄谷西尾根との道に分かれる。
谷道を行くと、ほどなく小さな斜瀑が出てくる。水が流れる部分の岩は赤く染まっている。
ほんのり硫黄臭がするような気もする。
有馬温泉と似たような水が湧いているのかな。
2つ目の大堰堤と赤い斜瀑のすぐ前で沢を渡る(メイン写真)。
堰堤の上は、先ごろまで登山道が水没しており、ちょっぴりスリリングな高巻きが
待っていたのだが、この日は水が引き、どうやらドロドロにならず歩けた。
おかげで大幅に時間節約。
上高地の大正池っぽく、立ち枯れの樹々が、土砂の流入と水没のインパクトを物語る。
神戸市の堰堤行政、なかなかやるな。
堰堤の上は、温泉のような匂いは消える。もはや岩の色も赤くない。
水量は少ないが、その割にひとつひとつの釜は比較的大きく感じる。
ふと覗いてみた立木のウロ。
なんと中にキノコが!! なんでまたこんなトコロに!?
登山道から地獄大滝を見下ろす。この谷最大の滝だ。
渡渉も多いが、ところどころ巻くところもあって、変化が楽しい。
うまいこと崖場の上をトラバースできたりして楽しい。
中盤の連瀑帯。連瀑というほどの滝ではないが、美しい流れだ。
夏場にジャバジャバいきたいところ。
7m滝。滝のすぐ上を渡渉する。冬場は渡渉するあたりの岩が薄く凍って
滑りやすいところだ。
上流部にさしかかる。
だいぶ標高を稼いできたと思ったら、カエデも絶妙の色づき。
詰めの堰堤でも、これまで登山道の水没に悩まされていた。
笹薮をこいで右の尾根を力づくで巻いていったものだが、この日はなんとか
ギリギリ、岩をへつって通過できた。これで、またまた時間節約。
通過し終えたところで見上げると、ここにもいい感じの紅葉!
木段をのぼり、ノースロードに出合う。続いてシュラインロードに合流し、
前ヶ辻へ。白髭稲荷神社で休憩。
下山は、ドライブウェイを渡ってアイスロードに入る。
かつて山上の溜池でできた氷を、神戸に運んだ道だ。
海をながめてから、さぁて、下って下って下るぞ。
下山も数回の渡渉を経て、ぐんぐん標高を下げていく。
表六甲ドライブウェイをくぐる歩行者用トンネルに入る。じつはそこそこの坂になっている。
側溝が詰まってしまい、水が歩道を流れてしまっていた。滑りそうでこわごわ歩く。
トンネルを出ると、左にコンクリートの廃墟が見える。
調べたら、戦前にあった六甲登山架空索道(六甲登山ロープウェイ)の六甲山登り口駅跡。
昭和19年に鉄材の供給のため廃止されたものだ。
ドライブウェイを渡り、あとは車道を、クルマに気をつけながら六甲ケーブル下バス停へ。
ちょうどバスが着いたところだった。