本当は「K2 初登頂の真実」を観たかったが、昨日までやっていたはずの
映画館の上映内容が変わっていた。
仕方なく、でもないが、次点候補の「ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えた
エベレスト初登頂」(監督:リアン・プーリー)を観に行った。
3Dでの上映ということで、ちょっと期待感。重たい3D眼鏡をかけて観たが、
特に立体感が強調されたカメラワークをしているわけではなく、この点では
やや肩すかし。
しかし逆に、映画は3Dという手法を使わなくても、表現がシッカリしていたら
それで十分だということが、この映画を観ていてよく分かった。
ドキュメンタリー調に淡々と展開される、エベレスト初登頂への物語。
ヒラリーやテンジンその他関係者の子孫が実際にインタビューに答える声が
映像に重なる。
パーティは一つひとつタクティクスをこなし、高度を稼いでいく。
本当に淡々と、ひたすら淡々と。
一連の展開を退屈に感じ、寝てしまう人も確かにいるかもしれない。
しかしMr.Dashは、むしろ、このリアリティの中に引きずり込まれていた。
特に後半はもう、ドキドキしながら、スクリーンに目が釘づけ。
低酸素の息苦しさまでも伝わり、まさに自分自信が登っているような錯覚すら感じた。
エベレストの初登頂にまつわる話は、これまでにも山の雑誌やTVの特集などで
よく知っているものだったが、ここまで“疑似体験”できたことはなかった。
冷静な描写は、あらゆる演出に勝る。そんなすばらしい映画である。
映画館の上映内容が変わっていた。
仕方なく、でもないが、次点候補の「ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えた
エベレスト初登頂」(監督:リアン・プーリー)を観に行った。
3Dでの上映ということで、ちょっと期待感。重たい3D眼鏡をかけて観たが、
特に立体感が強調されたカメラワークをしているわけではなく、この点では
やや肩すかし。
しかし逆に、映画は3Dという手法を使わなくても、表現がシッカリしていたら
それで十分だということが、この映画を観ていてよく分かった。
ドキュメンタリー調に淡々と展開される、エベレスト初登頂への物語。
ヒラリーやテンジンその他関係者の子孫が実際にインタビューに答える声が
映像に重なる。
パーティは一つひとつタクティクスをこなし、高度を稼いでいく。
本当に淡々と、ひたすら淡々と。
一連の展開を退屈に感じ、寝てしまう人も確かにいるかもしれない。
しかしMr.Dashは、むしろ、このリアリティの中に引きずり込まれていた。
特に後半はもう、ドキドキしながら、スクリーンに目が釘づけ。
低酸素の息苦しさまでも伝わり、まさに自分自信が登っているような錯覚すら感じた。
エベレストの初登頂にまつわる話は、これまでにも山の雑誌やTVの特集などで
よく知っているものだったが、ここまで“疑似体験”できたことはなかった。
冷静な描写は、あらゆる演出に勝る。そんなすばらしい映画である。