日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

エトワール・サヘルがボカへの挑戦権を獲得!

2007年12月10日 | soccer

FIFAクラブワールドカップ2007は、今日から欧州と南米王者の挑戦権をかけた準々決勝がスタート。まず最初のカードは、北中米カリブ海王者・パチューカ(メキシコ)VSアフリカ王者エトワール・サヘル(チュニジア)。この試合の勝者が、準決勝でボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)と対戦します。パチューカの個人技とエトワールの組織的プレーが見られたこの試合、最後に笑ったのは…?

前半、まず開始3分にエトワールのベンディファラーがダイビングヘッドを試みますが、ボールはバーを越えてしまいます。11分、クリアボールからナフハがミドルを放っていきますが枠を捉え切れません。14分、パチューカのアルバレスが左サイドをドリブル突破、クロスを入れるもパチューカDFにカットされコーナーキック。左サイドからのCKで、ヒメネスの蹴ったボールがバーに直撃、こぼれ球にカバジェロがヘディングで狙いますが、エトワールGK・マトルティの好セーブで得点ならず。
24分、パチューカは右サイドにいたカブレラがペナルティエリア付近でシュート、しかしまたもマトルティが阻む!逆にエトワールはベンディファラーがロングシュートを放ちますが左に外れました。28分、アルバレスがペナルティエリア付近で倒される。微妙なところでしたが、ペナルティーエリア左外からのFKとなります。ここでヒメネスが右足で直接狙いに行きましたが、惜しくもボール右上へ外れていきました。31分にアルバレスがクロスを入れますが、カチョの手が当たりハンドとなりました。36分にはアルバレスがシュートを放ちましたが、DFにブロックされました。
パチューカペースで迎えた36分、エトワールがカウンターで反撃。右サイドへ抜け出したオグンビイがクロスを入れますがカットされます。続くスローインからベンディファラーのオーバーヘッド→シェルミティの胸落とし→最後はナフハが強烈なシュートを放っていきますが、外れました。40分にはシェルミティがパチューカDFをかわしてシュートを放つも、パチューカGK・カレロがキャッチ。結局前半は両チーム無得点でハーフタイム。
後半、立ち上がりからエトワールが攻めます。オグンビイのパスを受けたナフカがベンディファラーにパス、これを受けたベンディファラーがミドルシュートを放ちましたが、カレロがセーブします。パチューカは後半4分、カウンターからアルバレスがドリブルで仕掛け、ワンツーでペナルティエリアに侵入し相手DFに倒されてPK獲得かと思われましたが、判定はシュミレーション。この行為でアルバレスは警告。
12分、エトワールはオグンビイがミドルシュートを放つもダメ。18分にはベンディファラーがボレーを放つも力が弱かった。19分、パチューカは約35メートルのFKをヒメネスが狙いに行きますが、壁に当たります。22分、今度は左45度の位置からのFKを狙っていきましたが、GK・マトルティがセーブ。枠を捉えたものの、ゴールネットを揺らすことが出来ません。そして28分、パチューカは左サイドからのFKをヒメネスが直接シュート、GKが弾くもこぼれ球にマンスールが押し込みゴール!遂に均衡が破れたかに思われましたが、判定はオフサイド。残り15分で依然として0-0、このまま行けば大会史上初の延長戦となります…。
この後もパチューカはエトワール陣内で攻撃を仕掛けるも、エトワール守備陣の懸命なディフェンスの前に得点どころがシュートが打つことができません。35分、左サイドで遠い位置からのFKで、ヒメネスの蹴ったボールが直接ゴールを捉えていきましたが、マトルティがはじき出します。36分、3度目のCKをマンスールがヘディングシュート!しかしサイドネットだった…。パチューカのもったいない場面が続く。
そして迎えた後半39分、ベンディファラー→オグンビイのパス、ペナルティエリア外からナリーが右足でシュート!ボールは相手DFに当たってコースが変わり、ゴールへ吸い込まれていきました。ナリーのゴールでエトワールが先制!遂に均衡が破れた!
先制されたパチューカは、終了間際に相次いで選手を交替していきましたが反撃もここまで。終了間際にエトワールがカウンターを仕掛けていくも、相手DFにカットされました。試合は1-0でエトワール・サヘルが準決勝進出決定、ボカへの挑戦権を獲得しました!

最後まで互角の展開でしたが、ペースはパチューカが握っていました。前半25分から数十分間、後半20分以降はパチューカが攻めまくりました。最後まで個人技を見せ、12本のシュートを放ったものの、エトワール守備陣、特にGKのマトルティの好セーブの前に無得点で終わりました。
勝ったエトワールは、集中した守りとカウンター攻撃でチャンスを形成、少ないチャンスをモノにして勝利をもぎ取りました。GK・マトルティは、ピンチの場面も再三に渡る好セーブで勝利に貢献しました。マトルティじゃなかったら3失点で負けていたでしょう。次のボカ戦も今日の試合と同様に守備中心、カウンター攻撃を仕掛けるかもしれません。パチューカの個人技を封じたエトワール守備陣が、ボカ攻撃陣、特にパレルモをどう封じるか注目です。

さて、明日は(といっても日付が今日になってた…)日本代表且つAFC王者・浦和レッズが登場!豊田スタジアムで、開幕戦でワイタケレに快勝したセパハン(イラン)と3度目の対決です。ACL制覇後チーム全体が不調に陥ってしまいましたが、この大舞台で大暴れしてくれることを信じています!因縁の相手を返り討ちにして、準決勝でACミランと対戦だ!皆さんも浦和レッズをテレビの前で応援してください!


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コメント (2)
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