日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ホークス打線がメンドーサを攻略!6連勝で60勝一番乗り!

2014年08月09日 | HAWKS

埼玉西武ライオンズを3タテし、5連勝で本拠地・福岡に戻ってきた福岡ソフトバンクホークス。8日から福岡ヤフオクドームで、現在4連敗中の北海道日本ハムファイターズとの3連戦です。日ハムとは先週末に札幌ドームで3連戦を戦い、ホークスが2勝1敗と勝ち越しました。台風11号が九州に接近する中、通常開催となった8日の初戦は、ソフトバンク・攝津正VS日ハム・メンドーサの投げ合いで始まりました。


  ソフトバンク      日本ハム
1(一)中村  晃    (右)谷口雄也  
2(遊)今宮健太    (二)中島卓也
3(左)内川聖一    (中)陽  岱鋼
4(指)李  大浩    (左)中田  翔
5(中)柳田悠岐    (指)小谷野栄一
6(右)長谷川勇也   (三)近藤健介
7(三)明石健志    (遊)大引啓次
8(捕)細川  亨    (一)北 篤
9(二)金子圭輔    (捕)大野奨太



初回は両チームともに無得点でしたが、2回にホークス先発・攝津が2死走者なしから近藤に直球を痛打され、右中間スタンドへのソロ本塁打を浴び、先制点を喫してしまいます。1点を追いかけるホークスはその裏、2死から明石が内野安打で出塁すると、細川が日ハム先発・メンドーサのスライダーを合わせ、打球はレフトにポトリと落ちる。レフト線に転がる間に、1塁走者・明石が3塁を蹴って一気にホームイン。細川の技ありのタイムリー2塁打&明石の好走塁で1-1の同点とします。
3回、攝津が2死2,3塁のピンチを脱すると、ホークスは中村のレフト前ヒット、今宮のバスターエンドラン(レフト前ヒット)で無死1,3塁と勝ち越しのチャンスを作ります。内川三振で1死後、イデホがスライダーを捉えてレフト前タイムリーヒット。2-1と勝ち越します。この後、柳田がヒットで繋ぎ、1死満塁で長谷川の併殺崩れの間に3点目。なおもランナー2人置いて、明石が変化球を引っ掛けながらも内野安打で4点目。メンドーサから3点を奪い、4-1とします。
4回、攝津は先頭の中田にヒットを許すと、小谷野の四球、近藤にもヒットを浴び、無死満塁のピンチを招きます。しかし、大引と北を連続三振に仕留めると、大野をライトフライに討ち取り、無死満塁を0点で切り抜けました。
ピンチを凌いだ後、ホークスにチャンス到来。1死2塁で今宮がライト前ヒット。日ハム右翼手・谷口のエラーも重なり、2塁走者が生還して1点追加。5回には無死1塁から長谷川がメンドーサの初球カーブを振り抜き、右中間へ飛んだ打球はそのままスタンドに突き刺さる!長谷川の2ラン本塁打でさらに2点を加え、7-1と6点差に拡げます。
苦しみながらも粘りの投球が続く攝津は、6回に2つの四球とヒットで満塁を背負う。この場面で代打・稲葉篤紀を遊撃ゴロ併殺打に仕留めたが、3塁走者が生還して1点を失う。なおも3塁に走者がいたが、大野を三振に斬り、日ハムの反撃を1点に抑えます。その後は、8回に柳瀬明宏、9回に森福允彦が0点に抑えて試合終了。ホークスが7-2で日ハムに快勝し、6連勝としました。



◇パ・リーグ ソフトバンク-日本ハム 15回戦 2014年8月8日 (金)
(ソフトバンク10勝5敗、ヤフオクドーム、試合時間 3時間30分 / 観客数 36,476人)
F 010 001 000  2     
H 013 120 00X  7
勝利投手 [ソ] 攝津 (8勝4敗)
敗戦投手 [日] メンドーサ (4勝10敗)
本塁打  [日] 近藤 4号(2回表ソロ) [ソ] 長谷川 6号(5回裏2ラン)
【バッテリー】
[日]メンドーサ、白村、河野-大野
[ソ]攝津、柳瀬、森福-細川


いやぁ、強い。強すぎる。福岡に戻ってもホークスの強さは替わりませんねえ。この日は打線が日ハム先発・メンドーサ投手から7点を奪うと、先発の攝津投手が7回まで投げ抜いて、1週間前の雪辱を果たしました。3連戦初戦を制したホークスは6連勝、両リーグ最速の60勝に到達しました。一方の日ハムは5連敗です。この日は楽天VSオリックス(@仙台)が雨天中止のため、2位・オリックスとのゲーム差が「3.5」に開きました。ここに来て独走態勢に入ったか?いや、まだ先はわからない。
先発の攝津投手は、7回まで132球の力投を見せ、被安打6・10奪三振・3四死球・2失点で今季8勝目。立ち上がりは3者凡退の好スタートを切ったんですが、2回に近藤選手に先制アーチを打たれ、3回以降も得点圏に走者を出しましたが、なんとか日ハムの反撃を2失点にまとめました。味方が逆転した直後の4回に無死満塁のピンチを迎えたときは非常に嫌な予感がしたんですが、後続を退けて失点を許さず。もし1点でも与えていたら、試合の展開が変わっていたので、4回の0点は大きかったと思います。
打線の方はチーム全体で14安打。パリーグ打者部門7月MVPを受賞した内川選手は、初回にメンドーサから2塁打を放ちましたが、その後は凡退続き。3回に逆転タイムリーを打ったイデホ選手は、前日の西武戦に続いての2試合連続タイムリーヒット。柳田選手は2安打を記録し、打率も.331に上げ、パリーグ打率部門で2位に浮上。明石選手は内野安打2本を含む3安打の猛打賞。長谷川選手は3打点を叩き出し、5回には6月23日の巨人戦以来となる6号2ランホームランを放ちました。昨シーズンは自己最多の19本塁打をマークしてますが、今季は現時点で6本塁打。まあ、昨年は打ちすぎたからね。それでも2年連続の2ケタ本塁打を期待しています。
9日はデーゲームで開催されますが、台風11号の影響で試合中止の可能性もあります。一応の予告先発はソフトバンク・中田賢一VS日ハム・吉川光夫となっていて、14時に試合開始です。福岡管区気象台によると、福岡市内は暴風域に入る可能性は少ないけど、強風域には入るとのことです。強風域だと試合決行しそうな気がします…。




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