日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

工藤ホークス、西武に連勝して首位浮上キターッ!川島慶三移籍後初ホームラン!

2015年05月18日 | HAWKS

ヤフオクドームで埼玉西武ライオンズと対戦している福岡ソフトバンクホークス、16日は柳田選手が1試合6打点と大活躍し、6回には一挙8得点の猛攻を見せ、今季最多の12得点を奪い快勝。日ハムを抜いて2位に浮上しました。首位・西武と2位・ソフトバンクの差はわずか1ゲーム。もし17日の「首位攻防戦」でホークスが勝てば、今季初めて首位に躍り出ます。絶対に負けられない日曜日の試合は、ソフトバンク・スタンリッジVS西武・郭俊麟の外国人投手同士の投げ合いで始まりました。



 スタメンはこちら
  ソフトバンク      埼玉西武 
1(遊)今宮健太     (中)秋山翔吾
2(一)中村晃      (左)栗山巧
3(中)柳田悠岐     (二)浅村栄斗
4(左)内川聖一     (三)中村剛也
5(指)李大浩      (一)メヒア
6(三)松田宣浩     (指)森友哉
7(右)吉村裕基     (右)斉藤彰吾
8(二)川島慶三     (捕)炭谷銀仁朗
9(捕)鶴岡慎也     (遊)金子侑司
 (投)スタンリッジ   (投)郭俊麟



ホークス先発・スタンリッジは、初回に1死から栗山にライト前ヒットを許しますが、浅村とおかわり中村をフライに打ち取り無失点。2回もヒットのランナーを出したものの、0点に抑えます。3回は秋山の四球、栗山のヒットで1死1,3塁のピンチを招きますが、浅村を2塁ゴロ併殺打に仕留め、西武に先制点を与えません。
一方の打線は、2回に1死からイデホがセンター前ヒットで出塁するが、続く松田が3塁ゴロ併殺打に倒れて無得点。3回には川島が死球を受けて出塁したが、鶴岡が遊撃ゴロ併殺打で3アウト。2イニング続けての併殺打でチャンスを作れず。
4回、スタンリッジが先頭のおかわり君に内野安打、森に四球を与え、ランナー2人背負った後、斉藤の遊撃ゴロ→遊撃手・今宮がエラー。味方のミスで満塁のピンチを迎える。しかし、炭谷を三球三振に切り取り、金子を2塁フライに打ち取り、大ピンチを0点で凌いだ。その裏、ホークスは2死から柳田の2塁打、内川とイデホの連続四球で満塁の大チャンスを作ったが、松田が遊撃ゴロに倒れて3者残塁。両チーム共に満塁の場面で1本が出ず。
両チーム無得点のまま迎えた5回裏、ホークスは1死走者無しで川島が西武先発・郭の2球目のチェンジアップを振りぬく。レフトへ飛んだ打球は意外に伸びて、ホームランテラスに吸い込まれた!伏兵・川島慶三が郭俊麟からソロ本塁打!ホークスが試合の均衡を破り、1点先制。
5回まで西武打線を0点に抑え続けているスタンリッジは、6回におかわり・メヒア・森の中軸を3者連続三振に仕留めると、7回は斉藤と炭谷から三振を奪う。スタンリッジは7回まで投げ切り、無失点の快投を見せました。
勝利を決定付ける1点が欲しいホークスは8回、先頭の今宮が2塁打を放つと、中村晃が儀打で繋ぐ。1死3塁で柳田が敬遠、内川も四球を選んで満塁となる。そしてイデホが西武2番手・増田達至の初球を打ち返し、右中間を深々と破る走者一掃のタイムリー2塁打!ホークスに大きな大きな3点が入り、4-0と西武を突き放します。
そして9回、セーブのつかない場面で守護神・サファテが登板しますが、先頭の中村剛にレフトスタンドへのソロ本塁打を浴びて1点返される。それでも後続を抑えてゲームセット。ホークスが4-1で勝利し、西武との首位攻防戦を制しました。



◇パ・リーグ 2015年5月17日 (日)
ソフトバンク-西武9回戦
(ソフトバンク4勝3敗2分、ヤフオクドーム、35,388人 )
L 000 000 001  1 
H 000 010 03×  4 
▽勝 スタンリッジ 8試合5勝2敗              
▽敗 郭俊麟 6試合2勝4敗  
▽本塁打 [西] 中村 9号ソロ
     [ソ] 川島 1号ソロ


ホークス今季初の首位浮上キターっ!!パリーグ首位の座をかけたこの試合、序盤はスタンリッジ投手と郭俊麟投手の投手戦で進みましたが、中盤以降に試合が動き、川島選手がホームランを打てば、イデホ選手が満塁のチャンスをしっかりとモノにしました。投手陣はスタンリッジ→バリオス→サファテの投手リレー。最後のサファテ投手の失点は余計だったけどね。首位・西武に連勝したホークス、勝率で西武に上回っているため、単独首位に躍り出ました!(ソ:.583、西:.579、ハム:.575)いやぁ~、ついにその時が来たって感じですね。ただ、首位・ホークスから3位・日ハムまでゲーム差なし。今後の状況によっては、3位に転落するかもしれないので、首位の座を守り続けてほしいすね。
先発のスタンリッジ投手は、7回まで99球を投げ、被安打5・9奪三振・3四球・無失点で今季5勝目をマーク。初回から5回まで毎回ヒットのランナーを出し、4回には満塁の走者を背負う場面もありましたが、後続を抑えてピンチを脱出。6回から7回にかけては5者連続三振を奪う圧巻の投球。我慢から一転、ギアを変えましたね。
打線の方はチーム全体で8安打。柳田選手が2安打で打率を.353に上げ、8回に貴重な走者一掃のタイムリー2塁打を放ったイデホ選手は2安打3打点。その2人を抑えて、5回に先制のホームランを放った川島選手が打のヒーローに選ばれました。昨年7月にヤクルトからトレードで移籍した川島選手は、ヤクルト時代の2013年9月の巨人戦以来となる2シーズンぶりの一発であり、ホークス移籍後初ホームランとなりました。ホームランを打った次の打席ではレフト前ヒットを打ち、2安打のマルチヒット。奇しくもこの日は、川島選手のお母さんの誕生日。母親のために活躍できてよかったですね。

ホークスは来週、19日からオリックスバファローズとの3連戦(19日は北九州、20・21日はヤフオク)、22日からは北海道に移動して、札幌ドームで北海道日本ハムファイターズとの3連戦が控えています。交流戦に弾みをつけるためにも、2カード連続で勝ち越し、そして首位固めできる事を期待しています。



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