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暑すぎてつらい。

今年も東西金杯で開幕!2018年最初の重賞ウィナーは?

2018年01月07日 | 競馬

競馬ファンの皆様、あけましておめでとうございます。2018年の中央競馬が6日に開幕しました。普段は5日に始まるけど、今年は1日遅れでの始動となりました。この日は新春恒例の東西金杯。今年最初の重賞ウィナーに輝いたのは、どの馬でしょうか?


中山競馬場のメイン・第67回日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ・芝2000m 17頭立て)は、ラジオNIKKEI賞を勝った⑥セダブリランテス、スプリングステークスを勝った①ウインブライト、弥生賞馬⑰カデナ、⑨ダイワキャグニー、④アウトライアーズの明け4歳世代の他に、チャレンジカップで2着と好走した⑤デニムアンドルビー、アンドロメダステークスを勝った⑦ブラックバゴ、②レアリスタなどが参戦しました。
横一線のスタートで始まったこのレース、スタンド前の先行争いで、③トーセンマタコイヤ、セダブリランテス、さらに⑫フェルメッツァの3頭が前を行く。ウインブライトは4番手グループ、ダイワキャグニー7番手、レアリスタ9番手あたり。カデナとブラックバゴは後方に控え、デニムアンドルビーが最後方でスタンド前を過ぎていった。
1,2コーナーを回って向正面に入ったところで、トーセンマタコイヤが先頭、セダブリランテス2番手、ウインブライトとフェルメッツァが3,4番手で並ぶ。5番手⑩タイセイサミット、6番手⑮ショウナンマルシェ、中団グループにはレアリスタ・ダイワキャグニー・⑭マイネルミラノが固まっている。10番手⑬ジョルジュサンク、内側11番手⑪ストレンジクォーク、12番手⑯ケントオー、13番手⑧パリカラノテガミ、その後ろの14番手にカデナ、15番手にアウトライアーズ。後方はデニムアンドルビーがブラックバゴをかわす。
3コーナーに差し掛かるところで、今度はミラノが先頭に躍り出て、ペースが一気に上がる。マタコイヤが2番手につけ、セダブリもじっくりと3番手。その後ろではジョルジュが外から押し上げ、ウインブラとフェルメッツァをかわす勢い。キャグニーとカデナも外から追い出しをはじめ、ブラバゴはまだしんがり。
4コーナーから最後の直線コースで、マイネルミラノが先頭で粘りを見せるが、ウインブライト、トーセンマタコイヤ、セダブリランテスが接近。ゴール残り200mを切って、ウインブラが先頭に上がって抜け出しを図る、セダブリも2番手に上がり、外からはストレンジクォークとブラックバゴ、馬群の中からデニムアンドルビーが脚を伸ばすが、ゴール前でセダブリがウインブラを捕らえてゴールイン!セダブリランテスが差し切り勝ちで中山金杯を制しました!


2018年最初の重賞競走は、単勝1番人気のセダブリランテスが優勝。道中は2,3番手を追走し、3コーナー辺りで戸崎騎手の手が動いていたので、なんか怪しいなと思いましたが、ラスト100mで加速し、前を行くウインブライトをゴール手前でかわしました。2番人気のウインブライトは先に抜け出したんですが、あと少しで粘り切れずクビ差の2着。3着争いは10番人気の伏兵・ストレンジクォークが制し、ブラックバゴは大外強襲も4着。2番人気タイのダイワキャグニーは5着、カデナは10着に終わっています。
セダブリランテスは昨年7月のラジオNIKKEI賞以来となる重賞2勝目。昨年はデビューから無傷の3連勝で重賞初制覇を飾りましたが、その後に右前足挫石で菊花賞を断念。復帰戦となったアルゼンチン共和国杯では3着に敗れましたが、叩き2走目で復活勝利。年明けの金杯で勝ったことで、もう一段飛躍しそうな予感。この春の大阪杯で見てみたいですね。鞍上の戸崎圭太騎手は、中山金杯初勝利。初日から3勝をマークし、全国リーディング返り咲きへ幸先の良いスタートを切りました。




京都のメイン・第56回スポーツニッポン賞京都金杯(GⅢ・芝外回り1600m 13頭立て)は、リゲルステークスを勝った⑦レッドアンシェル、ローズステークスを制した②ラビットラン、きさらぎ賞の勝ち馬④アメリカズカップ、シンザン記念を制した⑪キョウヘイ、フィリーズレビュー覇者⑤カラクレナイ、中京記念を勝った⑫ウインガニオン、⑥ダノンメジャー、⑬クルーガー、⑨ブラックムーンなどが出走しました。
スタートでウインガニオンがポンと飛び出して先手を奪いにかかるが、アメリカズカップと③マイネルアウラートが先頭グループに加わる。4番手にダノンメジャー、5番手カラクレナイ、6番手レッドアンシェル追走。7番手にクルーガー、8番手ラビットラン、9番手⑩スズカデヴィアス、10番手①マサハヤドリーム。後方は11番手⑧ストーミーシー、12番手キョウヘイ、最後方にブラックムーンが追走する。
外回り3コーナーに差し掛かり、ガニオンが先頭で引っ張り、アメリカズ2番手、アウラートが3番手。ダノメジャ4番手、アンシェルは6番手キープ。ラビットとクルーガーは中団につけ、ブラムンはまだ最後方で脚を溜めている。4コーナーのところで、ガニオン,アンシェル,ダノメジャの3頭が並び、アンシェルもスッと上がり、ブラムンが一番外から捲るように上昇。
直線に入り、アメリカズカップが先頭に上がるが、間からカラクレナイとダノンメジャーが追い上げ、外からレッドアンシェルとブラックムーンが突っ込み、ゴール残り200mのところで5頭が横一線となるが、大外のブラムンがラスト100mで抜け出す。アンシェルが2番手に上がり、内側からクルーガーが強襲するが、ブラックムーンが先頭ゴールイン!クルーガーが最後に2番手に上がり、レッドアンシェルは3番手でゴール。

好メンバーが揃った京都金杯は、直線5頭が並ぶ激戦となりましたが、勝ったのは単勝4番人気のブラックムーンでした。2着には3番人気のクルーガー、1番人気のレッドアンシェルが3着という結果に。2番人気のラビットランは8着、スタートから先頭を走っていたウインガニオンは直線で失速して最下位の13着でした。
ブラックムーンは8度目の重賞挑戦で重賞初制覇。道中は最後方の位置につけ、3,4コーナーの下り坂のところで一気に上昇。ラストの直線で一番外から突き抜けました。鞍上の武豊騎手は、昨年のエアスピネルに続く京都金杯連覇。この勝利で32年連続重賞制覇を達成しました。レース後のインタビューでは「今年もブラックの年にしたい」と述べていたユタカさん、昨年はキタサンブラックでGⅠ4勝を挙げましたが、今年はブラックムーンとのコンビでGⅠ勝ちを目指すつもりなのか?












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