日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ワールドエースがきさらぎ賞完勝!この強さはクラシックの主役になりそう。

2012年02月06日 | 競馬

2月に入り春のGIに向けた戦いも本格化。5日は東京競馬場でマイル重賞・東京新聞杯、京都競馬場では3歳重賞・きさらぎ賞が行われました。まだまだ寒さは続くけど、競馬界は熱い。



京都メイン・第52回きさらぎ賞(GⅢ・芝1800m)は、春のクラシックを目指す13頭が集結。3歳重賞で絶好調なディープインパクト産駒からは、⑨ワールドエース、⑬ベールドインパクト、④ヒストリカルの3頭が出走。ディープ産駒以外では、⑧ジャスタウェイ、⑥アルキメデス、⑪マイネルアトラクト、⑤プレミアムブルーなどが参戦しました。
揃ったスタートで始まったこのレース、ベールドインパクトとマイネルアトラクトが好スタートを切ったが、アルキメデスと⑦ローレルブレットの5枠2頭がレースを引っ張ります。3番手にマイネルアトラクト、ジャスタウェイ4番手、プレミアムブルーが最内の5番手、ベールドは外側6番手。中団の7番手に⑩マジカルツアー、8番手の③マデイラは掛かっていて、①スノードン9番手。そしてワールドエースは中団より後ろの10番手で追走。後方グループは、ヒストリカル11番手、⑫キングクリチャン12番手、しんがりは②レッドアーヴィング。
外回り3コーナーのところで縦長となり、先頭グループはアルキメデス、ブレット、アトラクト、ベールドインパクトの4頭が横一列で並び、ワールドエースが下り坂のところで追い上げ開始。4コーナー手前~直線に入ったところでベールドが集団から抜け出しに図るが、大外から一気にワールドエースがまとめてかわし、残り200mで先頭に立ち、最後は余裕を残してゴール。そしてヒストリカルが後方から追い込んで2着に入りました。

ワールドエースが1番人気に見事に応えてきさらぎ賞を制覇。2着のヒストリカルに1馬身半差をつける快勝劇でした。2着だったヒストリカルは、直線で切れ味鋭い脚を見せ、ラスト3Fが13頭中最速の32.8秒。内容的には悪くなかったけど、相手が1枚上手だったか。ベールドインパクトが3着に入り、終わってみればディープインパクト産駒が上位独占という結果に終わりました。
3戦目で重賞初勝利を飾ったワールドエースは、前走2着だった若駒ステークスから中2週での参戦。道中は中団より後ろの位置で待機、小牧太騎手がムチを入れた直後に一気に加速し、前の馬達をまとめて抜いていきました。この馬は初見だけど、本当に強いです!「ワールドエース」という馬名からして強そうだし、2012年のクラシックの主役の一頭になりそうな予感がします。池江泰寿厩舎は昨年のオルフェーヴルに続き、今年も逸材を発掘しましたね。次は弥生賞かスプリングステークスかな?


東京のメイン・第62回東京新聞杯(GⅢ・芝1600m)は、16頭によって争われました。⑮マイネルラクリマ、⑭サダムパテック、⑫ダノンシャークの「京都金杯組」、2連勝中の⑥コスモセンサー、⑩フレールジャック、⑤ガルボ、④フミノイマージン、⑬ミッキードリーム、⑪スマイルジャック、⑦ヒットジャポットなどマイル戦線での活躍が期待される馬達が多数参戦しました。
スタートでダノンシャークがダッシュがつかず。好スタートを切ったコスモセンサーが、⑧ブリッツェンとガルボとの先行争いを制して先頭で逃げる。ブリッツェン2番手、3番手集団にはガルボ、ラクリマ、ミッキーの3頭がほぼ横並び、中団の7,8番手のところにサダムパテックとフレールジャック。その後ろの9番手集団に②ゴールスキー、ヒットジャポット、スマイルジャック。イマージン14番手、ダノンシャーク15番手と後方で待機。①セイカアレグロが最後方を追走。
16頭が3、4コーナーの中間点を過ぎ、コスモセンサーが単独先頭。2番手との差がやや開く。ブリッツェン2番手、スマイルジャックが大外に持ち出し、パテック、フレール、シャークはまだ馬群の中で4コーナーから最後の直線へ。コスモセンサーがまだ逃げ粘るが、2番手に上がったガルボが懸命に追いかける。ダノンシャークとサダムパテックは全然伸びない。残り200~100mでコスモセンサーとガルボの差が縮まり、ゴール手前でガルボが捕らえて1着!逃げ続けたコスモセンサー、最後かわされてしまいました~。

単勝8番人気だったガルボが、2010年のシンザン記念以来となる重賞制覇!コスモセンサーが直線に入っても逃げ続け、このまま押し切るのかと思われましたが、最後の最後で捕まえました。1着でゴールした後、石橋脩騎手が勝利を確信するガッツポーズ。馬も騎手も必死でした。シンザン記念以降はなかなか勝てず、昨年の京都金杯と阪急杯で2着とあと一歩というレースもありました。安田記念に繋がるレースで2年ぶりの勝利を味わい、「善戦」からようやく脱出です。重賞勝ちの勢いでGIを制し、マイルの主役を掴み取れるか?
単勝1番人気だったダノンシャークは、スタートダッシュに失敗したことが最後まで響いて5着。2番人気のフレールジャックは7着、3番人気のサダムパテックは伸び切れず13着と惨敗。4歳勢元気ないですね。前回の勝ち馬・スマイルジャックは最下位の16着でした。


来週は京都競馬場で「京都記念」、東京では共同通信杯が行われます。京都記念にはウインバリアシオン、トーセンラー、ゲシュタルト、ヒルノダムール、ダークシャドウ、トレイルブレイザーが登録。共同通信杯には2戦2勝のディープブリランテが出走予定。2か月以上の休み明けが気になるけど、無傷の3連勝でクラシックに弾みをつけられるか?


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