日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ダルビッシュ、黒田に投げ勝つ!ヤンキース打線相手に10奪三振!

2012年04月26日 | Sports

現地時間24日、レンジャーズ・ボールパークで行われた「テキサス・レンジャーズVSニューヨーク・ヤンキース」の一戦で、ダルビッシュ有VS黒田博樹の日本人投手対決が実現。日本を代表するピッチャー同士の投げ合いは投手戦となり、黒田投手が粘りの投球を見せれば、ダルビッシュ投手が奪三振ショーを披露しました。


1回、ダルビッシュはヤンキースの先頭打者・ジーターを遊撃ゴロに打ち取り1アウトを取った後、次の打者に四球で歩かせてしまいますが、3番のアレックス・ロドリゲスをスライダーで空振り三振を奪うと、続く4番。カノを3塁ゴロに打ち取り無得点。
その裏にマウンドに上がった黒田は、レンジャーズ1番・キンスラーに3球目を狙われ、左中間スタンドへのソロ本塁打を浴びてしまいます。いきなり先制点を奪われたが、後続をしっかり打ち取りました。
味方の援護をもらったダルビッシュは、3回にチャベスのヒット、マーティンに四球を与えると、ジーターのバントヒットで無死満塁の大ピンチ。ヒットが出れば逆転される場面で、 グランダーソンを見逃し三振に仕留めると、ロドリゲスを3塁ゴロ併殺打に仕留め、満塁のピンチを0点で切り抜けました。
レンジャーズは3回裏2死からアンドラスが四球を選ぶと、続くハミルトンの場面で盗塁を成功。2死2塁でハミルトンが外角の球を弾き返し、ライト前タイムリーで1点を追加。黒田はまたしても失点を喫します。
4回以降はダルビッシュと黒田の好投が続きます。ダルビッシュは4回に先頭打者のカノに2塁打を浴びるも、テシェイラとスウィシャーから連続三振を奪って同点を許さず。5回にはジーターに2塁打を許すも後続を抑えて無得点。6回もヒットによる走者を出しながらも、打たせて取るピッチングでヤンキースの反撃を許しません。
一方の黒田は、4回に1死1塁の場面でマーフィーとナポリに対して2者連続三振、5回にはキンスラーに四球を与えるも、アンドラスを2塁ゴロ併殺打。6回はレンジャーズ中軸を3者凡退に抑えました。
7回、6回まで無失点に抑えているダルビッシュは、イバネスとチャベスから三振を奪うと、ヒットの走者を出した後にジーターを外角で空振り三振を奪います。その裏に黒田が、レンジャーズ先頭のクルーズ、マーフィーを打ち取って2死とした後、ナポリにヒットを打たれたところでマウンドを降りました。
ダルビッシュは8回も続投し、先頭のグランダーソンを空振り三振に仕留めた後、ロドリゲスとカノを内野ゴロに打ち取り3者凡退。そして9回、完投&完封をかけてマウンドに立ち、先頭のテシェイラをセンターフライで1死。しかし、続くスウィシャーにレフト前ヒットを浴び、その直後にワシントン監督が駆け寄って交代通告。完投まであと少しのところでマウンドを降りました。その後は2番手のネーサンがイバネスを併殺打に打ち取り試合終了。2-0でレンジャーズが勝利しました。


試合結果
レンジャーズ-ヤンキース 
(レンジャーズ・ボールパーク、19:05 日本時間:25日 9:05)
NYY 000 000 000  0
TEX 101 000 00X  2
【投手】
(ヤ)黒田、ラパダ、ウェード、ローガン-マーティン
(レ)ダルビッシュ、ネーサン-ナポリ
【責任投手】
(勝)ダルビッシュ3勝
(S)ネーサン5S
(敗)黒田1勝3敗
【本塁打】
(レ)キンスラー5号ソロ


ダルビッシュ投手と黒田投手の日本人対決は、ダルビッシュ投手に軍配が上がりました!この日のダルビッシュ投手は、9回途中(8回1/3)まで119球を投じ、被安打7・2死四球・10奪三振・無失点。カーブとスライダーを武器に三振の山を築くと、走者を出しながらも冷静に抑え、強力なヤンキース打線を完璧に捻じ伏せて今季3勝目をマークしました。
真価が問われる重要な一戦で、ヤンキースを相手に本領を発揮し、初完投・完封目前まで投げ続けるという素晴らしいピッチングを見せました。投球制限オーバーの理由で降板しちゃったけど、ここまで来たら完投してほしかったです。
一方の黒田投手は7回途中まで5安打・2失点・5奪三振の内容。初回に先頭打者本塁打を浴び、3回に2点目を失いましたが、中盤に入ってからは走者を出しながらも打たせて取るピッチングで3点目を与えませんでした。しかし、味方打線がダルビッシュ投手の前に沈黙。ダルビッシュ投手と互角の投げ合ったけど、序盤の失点が響き、打線の援護もなく3敗目。良い投球してたけど、かわいそうだなあ。
試合後、ニューヨーク・タイムズに「Two Japanese Starters: One Good, One Great(2人の日本人先発投手、1人=黒田はGoodで、もう1人=ダルビッシュはGreatだった)」と2人の日本人投手を称賛する記事が書かれてありました。シーズン中、あるいはポストシーズンでダルビッシュVS黒田のリターンマッチが実現する可能性はあるのだろうか?




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