DCC迷宮の住人

デジタル鉄道模型の備忘録

週刊 車両検修庫を作る~その10~完成

2024-05-13 19:20:37 | ストラクチャー

今回は,急ピッチで。


柱と梁を組みます。
組立説明図では配線カバーの取り付け工程は柱を組んだ後になっていますが,このとおりにすると苦行が待っています
配線カバーを先に取り付けることを強くお勧めします


祝上棟
望遠レンズで捉えた架線柱のある風景みたいです。


上棟式に続いて,壁を取り付けていきます。
壁パーツは前回までに完成しており,今回は単純にはめ込んでいくだけですので,墨俣一夜城の如く短期間で工程終了です。
電動ロールシャッターの配線を半田付けし,建物に固定します。



軌道ブロックは厚紙を利用。レールの固定ネジが干渉するところを削ります。


屋根を設置。今回の作業で,最も楽な工程でした 


人形や工具類を設置して雰囲気を盛り上げます。
 
アーク溶接の点滅回路は共立プロダクツのLEDキャンドルキット(品番:CAN-D6)を利用しました。


外壁に強電設備らしき部品を取り付け,廃品・リサイクル品置き場を設けました。

今週の作業内容
1. 柱,梁の組立工程(完了)
2. 壁のはめ込み工程(完了)
3.屋根の取り付け工程(完了)
4.アーク放電用の配線(完了)
5.人形,備品の設置(完了) 
                                                了


週刊 車両検修庫を作る~その9~

2024-05-08 01:29:10 | ストラクチャー

今週は配線工事。


先週作成した照明用基板に照明からの配線を半田付けしているところです。
ブリッジダイオード+CRD(以降並列配置)+テープLEDという構成です



試験点灯の様子(深海の生物みたいですが)。
この時点で,1回路だけ半田付けに失敗しており点灯しておりません。
上屋を組み上げると,裏返しての作業が困難になりますので,是非とも済ませておきたい作業です。


差込み式のヤード灯の基礎部分を固定。黒いピンは,作業時の接点保護用パーツです。この部分の地面のかさあげ工事と舗装工事も済ませておきます。線路内側は後日施工予定。


ヤードに降りる階段を設置。塗装に使用したファレホのメカメタリックは,水性塗料ですがメタリックの質感が素晴らしくお気に入りの塗料です。


壁にガラスをはめ込んでいきます。古い欧州の建物のキットのガラス・パーツの多くには濁りがあり好ましいものではありませんでした。しかし,近年発売の本製品のガラス・パーツは濁りのない透明で好感が持てます(期待していなかったので驚きました)。
今後は,柱と梁を設置した後,壁をはめ込んで車両検修庫を形にする予定です。

今週の作業内容
1. 照明の配線工事(完了)
2. 窓のはめ込み作業(完了)
3.土台及びピットの固定(完了)
4.アーク放電用の配線(回路はこれから)
                                            以上


週刊 車両検修庫を作る~その8~

2024-04-29 19:08:51 | ストラクチャー

今週も続基礎工事。


ピットの照明工事が完了したので,記念写真
壁の設置後は,このアングルでの撮影が出来ないので貴重な一枚
まだ,外部に続く線路の位置が未確定のため,レールが固定できません。


室内照明の配線工事の様子
テープLEDは梁に設置予定で,そこからの配線を床下に逃がします。柱を立てると裏返しての作業が困難になりますので,その前に済ましておきます。
このキットには配線用の穴あけ箇所が用意されていて,簡単に作業が出来るように工夫されています。


配線の床下の様子。
盛土用に購入した2mm厚の素材が,プラ・ダンボールであったため(たまたま2mm厚のスチレンボードが店になかっただけ),配線経路の確保に最適でした。


この記事にあるとおり,直線レール70.8 mm(品番24071)+カーブレールR2,5.7°(品番24206)のS字区間が外側2線を構成する関係で,内側2線を2mm程度カットする加工を要しました。
ようやく外の世界と繋げることができるようになり,土台とピットを固定です
ピットの橋脚と検修庫の両端の部分は微妙な間隔で並んでいてレールをスライドさせて現物合わせする必要がありますが,強固に挟まれたレールを僅か程度スライドさせて調整するにはコツが必要で,レイアウト作成の経験がない筆者にとって多くの時間を割いてしまいました。
車両検修庫の先にあるヤードは30mm厚のスタイロフォームを切り出しました。トミックスのレイアウトボードは25mm厚なので,不足する高さを5mm厚のスチレンボードで補ってあります。

今週の作業内容
1. テープLEDの半田付け(完了)
2. (写真にはありませんが)LED点灯回路の製作(完了)
3.土台及びピットの固定(完了)
4.室内照明の配線工事
                                            以上


週刊 車両検修庫を作る~その7~

2024-04-15 22:41:10 | ストラクチャー

今週は続基礎工事。


ムムム。取説にいきなり間違い。
メルクリン・Cトラックの標準複線間隔7.75cmを車両検修庫の複線間隔6.9cmに合わせるためカーブレールR1,7.5°(品番24107)でS字を作るように指示がされていますが,数mm程度狭まるだけで,全然合いません

メルクリン・Cトラックの標準の,直線レール70.8 mm(品番24071)を間に挟んだ標準ポイント用のカーブレールR2,5.7°(品番24206)でS字を構成すると複線間隔6.9cmになります


盛土工事の様子。
メルクリンのCトラックはレール上面の高さが11mmあり,車輌検修庫が3mm低くなるためダイソーのプラダンボール3mm厚を用いて底上げします。上の写真は,
床が抜けているピット以外の形状に合わせて現物合わせでカットしているところです。


盛土工事が完了したところで,フィーダ線を半田付けしたジョイナーでCトラックと車両検修庫のレールを接続します。


ピット側面に照明を設置します。LEDテープライトのメーカー指定はViessmannの2.3mm幅のテープLED(品番5087)ですが,Amazonで2.5mm幅のテープLEDが販売されていましたので,入手容易な後者を選択しました。設置前の仮点灯では,
車輌検修庫の短い方のCRDは3mA,長い方のCRDは5.6mAを使用することで明るさが同じに感じられるように調整しました。

今週の作業内容
1. 盛土工事(完了)
2. ピット内照明の設置(完了)
                                            以上


週刊 車両検修庫を作る~その6~

2024-04-08 21:32:08 | ストラクチャー

今週は基礎固め。


トミーテックのレイアウトボードの裏側に梁を渡して車両重量を支えられるようにしました。HOの動力車が4両以上となると中央が沈んでしまう恐れがあるからです。
Amazonで値段だけ見てオーク角材の端切れを購入しました。切断して整えるのに時間がかかりましたが,角材に強度があるので目的は十分果たせそうです。
無料配送のために無駄に買ったと思われた品々も,時として役立つことが多く,過去の自分に助けられた経験ありませんか?



建物の基礎の立上りの部分を施工しています。いわゆるベタ基礎と呼ばれるもので,本来なら地面に敷かれる平らなベースコンクリートと,そこから垂直に立上る部分を一体成型する工法ですが,模型としての都合から別パーツです。
凸状のジョイント部品は,壁を挟んで固定するための突起が設けられ,柱の土台にもなるように設計されており,一石三鳥です。実に良く考えられているものだと感心しきりで組み立てておりました。
手前の検修庫は塗装まで終えた状態,奥が組立を終えた状態です。


基礎に強度を持たせるため隙間に木工用ボンドを充填し補強します。意外ですが木工用ボンド侮れません


まだ,土台を3mm嵩上げする工事が残っています。それを終えたら,ピット内と天井の梁への照明工事,レール給電用の配線工事,レールの敷設を予定しています。ハンダ漬けの一週間になりそうな予感

今週の作業内容
1. 基礎工事

                                            以上