De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

空想物語その2

2017-10-16 12:01:45 | 科学・空想・仮説
宇宙と生命の秘密
4万光年先の文明を持った惑星から40万年かけて地球にやってくる宇宙船の話。
生命は宇宙共通のもので地球が特別なものでは決してない。10万光年のエリア内で時間空間を超えた交流がなされていて地球上の生命もその空間での創造物だった。しかしながらまだ10万光年エリアの連盟には加わっていない。

35億年前に地球に送られた生命の設計図が完成するときを待ってやってきた宇宙人は完成に近づいた人間社会に飛び込む。そこは今から1000年前のインカ帝国発祥前のアンデス。そこで2世代ほど地球人類と共存し、さらに1000年後にもう一度地球を訪れるための基地をつくると再び宇宙へ。

太陽系の長楕円軌道に待機していた宇宙船はいま、再び惑星軌道に近づいた。そして遠巻きに地球の衛星軌道に入り地球と交信を試み始める。
千年前と異なり、地球人類科学も進歩し、直接交信が可能となった。
人間や機械の言語は一瞬にして解析しておりweb内にあるデーターで地球の情報はすべて取り込まれている。
宇宙人の目的は地球人に生命の秘密と宇宙の秘密を伝えることで、生命伝搬のプロジェクトに参加させること。

この物語の主人公と構成員は40万年間すべて同一。しかし、地球人類と同様その健康寿命は60年足らず。宇宙空間を移動する間は生命を凍結し、クローンを作って再生しながらミッションを遂げていく。