徒然なるままに

子供の頃から活字が好き。読んだ本のこととか日々の暮らしの中で感じたことを綴っていきます。

LION・・25年目のただいま

2017年05月10日 | Cinema&ドラマ&劇&音楽
映画がすき。

でも、遠くまで行かなきゃ観たい映画が観られなくて・・。

近くのシネコンは王道の映画しかやらない。

毎年、誕生日の日は映画を観ようと思っているが、都心まで出向くのはなかなかスケジュールが難しく、今年は一週間遅れとなった。
嗅覚に従って、選んだ映画は「LION /ライオン・・・25年目のただいま」

友人と小さな映画館で待ち合わせた。
映画の好きな友人だ。

うれしい。期待を裏切らなかった。

観ながらやはり自分の中のベスト映画に入る「オレンジと太陽」を思いだした。
人は、「自分はどこの誰?」という己のルーツへの希求は止められない。
そのための苦悩・・

サル―の子ども時代を演じた少年の可愛くて演技の素晴らしかったこと。

涙が知らずに落ちる。

エンドロールの直前になぜこの映画がLIONなのかわかり驚いた。
5歳の子の記憶と、ベンガル語、ヒンズー語・・

それにしても、ニコールキッドマン演じるス―夫妻がサル―たちを育てようと思った理由に考えさせられた。
「世界中には人があふれてる。子供を産んで世界がよくなる?恵まれない子たちを助けるほうが、意義があると思った」とサル―に語るスー。

日本人にはない発想。血を重視の国民だから・・きっとそれは移民に関してもつながる国民性なのだろう。

友人と観る前に簡単にランチをし、観終わってからゆっくりとコメダでお茶していっぱい話し少し気が晴れた。


やっぱり映画はいいね。





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