東京日和 素敵な暮らし for all women インテリアのレシピ

インテリアをとおして・・仕事、プライベート、子育て。色々なシーンでその場所をより楽しく過ごすエッセンスや情報を綴ります。

川辺のポートレート

2017-06-07 | ストーリー
ある5月の午後、大きな川辺りの道を歩いていた。

はるかに河に架かる幾つかの橋が見えていて、少し行ったところにも

電車と車道専用のそれぞれの橋が二本、別々に架かっていた。

土手では、どんな時間でも真剣にジョギングする人と必ず行き交う。

いつも何かにストイックで真剣な挑戦している人たちは時間には

関係なくいるんだ。。

と、その人たちを見ると思ったりする。

時に人は、一人の時間を作って自問自答するのだ。


大きな河川はキラキラと波打っていて、海が近いことがわかる。

対岸のはるかに、小さくスカイツリーも見える。

河辺の大規模なマンション群は、どれだけ多くの人々の夢の器

なんだろう・・・


ホテルの様なエントランスを抜けて出勤する毎日や、

夜には川茂の綺麗な夜景を見ながらベランダでビールを飲む、

そんなストーリーをこのマンション群を買う時に

住人たちは想像したんだろうか?

あまりの、マンション群の戸数の密集度に、なんだか私は

少しだけ無力になった。


誰かが、作ったストーリーに乗っかるのと

何もない変哲もないところに、自分のストーリーを

作るのとではどっちが楽しいのだろう。

どちらというわけでもない。たぶん、その時の熱量にもよる。

サクッと手に出来ることならば、さりげない買い物。

たくさん夢を描いて手に入れたのなら大切なもの。

熱量は器の大きさや形に関係ない。住む器はその人の家に対する

思い入れで幾らでも素敵にも、ツマラナクなると、ふと、思った。

何もないまっさらの空間に、何かが置かれて、誰がどんな風に住

むのか。家でも他のことでも、人は自分の思いで明日を作って

いく。それが、家族の器なら、それぞれの家族の思いがカタチを

作っていく。優しくあって欲しい。たぶん、その器に本当の意味

で生きが吹き込まれて、家が家族を語るようになるのは家族の思

いでしかない。。大事なのは、住む人の毎日の思いなのだ。

家族の日々が、一枚一枚、新しいポートレートを増やしていく

ように。。

そして、私が力になれるとするのならば、

そのエネルギーの熱量をチャージするのを手伝う事に過ぎない

のだと感じた。

熱量を共有することは、一緒に夢を描いていくこと。

そう思った。







お読みいただき、ありがとうございました。

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