先日、久しぶりにギターマンと飲んだ。
ギターマンは高校時代の同級生。我らがゴールキーパーだ。
今はサッカーからは完全に撤退して、その名のとおり孤高のギター弾きだ。
酔った彼の口癖は、「 デコちゃんはオレの音楽の師匠だから 」 というもの。
酔うと「ちゃん付け」になるのだ^^
どーやら、高校時代に我が家で聴いたクリーム(Cream)のせいらしい。
銀色の「素晴らしき世界」Wheels Of Fireに、グァ~~ンと脳天を直撃されたそうだ。
そして速攻、素晴らしき世界の住人になったのだ。
で、その時(高校生)私は、3枚のレコードを聴かせたんだそうだ。
ワタクシ、まったく記憶にございません(クリームを聴いたのだけは憶えてるが)
ギターマンが必死で思い出している・・・
クリームとCCRと・・・・・・あとひとり(酔いも回って思い出せないのさ)
男がひとりで船に乗ってるヤツで・・・・・・なんだかんだ30分経過・・・・・・ジェームス・テイラー!
ここまできて、よーーーやく私の回路もつながった。
おぉ! ジェームス・テイラー! 「ワンマン・ドッグ」だ! 思い出した。
たぶんCCRは「コスモス・ファクトリー」か「マルディグラ」だろうな。
なんせ70年代も前半の出来事だもの。憶えている方がおかしい。
んが、ギターマンの音楽的記憶は確かだったのだ。
ただ、CCRとジェームス・テイラーは確かに私が買ったレコードだが、
ギターマンの音楽観を一変させたクリームは、私の姉のものだったのだ。
つまり、ギターマンの心の師匠は私ではなく、オレのねーちゃんなのね^^
ねーちゃんといえば、飲んでる店のママさんと同年代だ。
わが姉はロック少女だったけれど、ママはソウルシスターだったのだ。
んで、私とギターマンの会話にやたらと入ってくるわけね。
入ってくるだけでなく、かっぱらってっちゃうのさ^^ 強引にソウル、R&B方面へ。
アレサ・フランクリン大好き とか、ナタリーいいわぁ とか、スタイリスティックスがさぁとか とかとか^^
そんな陽気で元気なママだけど、ただいまガンと死闘の真っ最中。
髪は抜け落ち、左の胸を持っていかれながら、オレらの話しは持っていってしまうのだ。
手術室に向かう際、ポール・ポッツのオペラを聴きながらストレッチャーに乗ったそうだ。
とゆーわけで、なぜかギターマンにゴチになり、飲み会はお開きになった。
店にはそのポール・ポッツのタイム・トゥー・セイ・グッバイが大音量で流れております。
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デコちゃんはもっていませんでしたか?
「カラフル・クリーム」
で、ギターマンさんが高校のときは、「Wheels Of Fire」スタジオとライブが別々のLPで出ていてデコちゃんはどちらを持っているのでしょう?
まさか2枚組とかではでないですよね。
お姉さんのときオリジナルは2枚組みで出たとか?
もしそうならディスク・ユニオンで高く売れるかも。
確か「カラフル」と「銀色」があったと思います。
2枚組ではなく、スタジオ録音の方です。
通称、銀がスタジオで、金がライブじゃなかったっけ?
日本では最初から別々に発売されたような・・・
なんせふるーい記憶だから。