数年前にテングクワガタと教えられて、ずっと違和感を持っていた草です。
人の名前はすぐ忘れて、こういうことだけは忘れない’空見星人’~ (^▽^)エヘ
以前は川筋にたくさん見かけたのに、わざわざ探すとなるとこれがなぜか見当たらないの。すでに刈り込み駆除にあったのでしょう。
それでもよ~く見ると川の一部に少しあった!特定外来生物のオオカワヂシャ。似ているカワヂシャの分布は、本州中部以西~沖縄方面ということなので、これはオオがつく方でしょう。
オオカワヂシャ(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属 原産地/ヨーロッパからアジア
イヌノフグリに似て可愛い花ですが・・↑繁殖力が著しい↓駆除後も次世代が水中より^^;
近縁のカワヂシャは準絶滅危惧種の指定に。カワヂシャとオオカワヂシャの交雑により、すでに雑種ホナガカワヂシャが形成され、在来種の遺伝的撹乱が生じているそうです。
他にはヒメカワヂシャというのもあり複雑、流れる川中ではそう近づけもせず、ざっと見た程度での判別は困難のように思いました。
後ほど師匠にお伺いを (^人^)
<おまけ>造形が独特で面白いヘビイチゴの実↓
これだけ大きな葉を持っていれば、オオカワヂシャで間違いないですね。カワヂシャとオオカワヂシャの交雑種ホナガカワヂシャは、名前の通り、葉よりも長い花穂が特徴ですので違います。
ホナガカワジシャというのもあるんですね。
ヘビイチゴの実、可愛いです。
佐渡では難しいかもしれませんが、
長岡だったらどうかなぁ。気にし
ておきたい、オオカワジシャです。
この記事が、頭の片隅に残っていて、いつか出会えますように。
オオカワヂシャで間違いないとのこと、積年の疑問が解けました。
ここも瀬川地区ですが、以前は鷹揚に構えていたのに・・ふと気づけば特定外来生物だった!ということで駆除された?模様です。
そういえば・・私も今回のことで気づいたのですが、藤を見に行った時(ほぼ1か月前)、その近くの用水路でこの花を見ていました。
今まですっかり忘れていましたが、意外と水のある場所に進出しているようです。
佐渡には入らないだろうと思われますが、時間の問題かも^^;
日光では今までアカバナユウゲショウを(ほとんど)見なかったのに、最近は見るようになりました。
オオカワヂシャが最初に確認されたのは神奈川県とか。
この特定外来生物というのは、在来種を駆逐して勢力を拡張するので目の敵にされていますね。
オオキンケイギクもそうですが、花だけが悪者とは思えませんし、可哀相に。