富田木歩/身もあらず鶏の砂あぶ草いきれ
原子公平/草いきれ貨車の落書き走り出す
花期のながい草の王🌿
毒汁もくすりなるべし草の王/青萄
むかし持て囃された安部公房の『砂の女』↑末世の様相を呈している最今、また俄に注目されている📚️
全編不条理だが、安部公房は最後に一条の希望の光を見せる。非情になりきれぬ作家の人間性を感じた。
しかしあれほど世界の文学シーンで絶賛された前衛作家は、なぜノーベル賞をとれなかったのか?たぶん彼が早めに死んでしまったせいかも❓️(享年68歳)…それも不条理。
最近若い俳人に#・ハッシュタグ…を使った俳句を見かける。確かにこれを最新言語として初めに使った人はスゴいと思う。しかし2度め3度めになると色褪せて軽くなる。
勉強不足で最新言語に疎い主宰は、すわ新種かと驚いて採用するが、周りは鼻じろむばかりだ。俳句に#・ハッシュタグを真似して使っても何ら構わないが、個人のコンセプトは明確にしてほしいと願う。我々は流行語を追ってコトバ遊びをする俳句マシーンではなく、最終的にはアートを目指している👾
にしても一泊は誰も予想がつかなかったわけで、82才の人権派の彼女、世間的には立派な老婆なんだが~妙にカッコいいような応援したいような気もしてきた(笑)