アユタヤツアー、2番目にやってきたのは、ワット・マハタート。
こちらの仏塔はとうもろこし型なのが特徴。
かつては金箔が散りばめられた仏塔だったとのことですが、ビルマに侵略されたとき、ビルマ軍は仏塔に火をつけ、金を溶かし、強奪していったそうです。
こちらがアユタヤの象徴とも言える、木に取り込まれた仏像の頭。
侵略者は財宝を強奪するだけでなく、仏像の頭を落とすという暴挙に出たそうです。
落とされた仏像の頭のひとつが、この木のふもとに来て、永い年月の間に木に取り込まれたものがこちら。
こちらが、首を落とされた仏像。
落とした人には仏罰があたってそう....
2011年のチャオプラヤー川の洪水により、こちらも浸水し、傾いている仏塔もありました。
400年以上続いた王朝の名残が随所にうかがえます。
アユタヤ王朝は、1351年から1768年まで、15代に渡る王によって統治されていました。
日本に照らし合わせると、南北朝時代から室町時代、安土桃山時代を経て江戸時代へと渡る長さです。
当時はさぞ美しかっただろうと思われる建造物が破壊されるの戦争の虚しさを感じつつ次の目的地へと向かいます。
[ワット・マハタート ( Wat Mahathat/วัดมหาธาตุ )]
9H49+P85 Wat Mahathat, Naresuan Rd, Tha Wasukri, Phra Nakhon Si Ayutthaya District, Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000 タイ
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