日本人は聖書を知らない無神論者が多い-「八百万の神」を否定する「嘘八百」は古代ユダヤ人作?/In Japan, there are many atheists who don't know Bible
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(当方の都合にて、投稿日時を変更しております。
I changed posted date and time for my convenience.)
※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.
日本人は聖書を知らない無神論者が多い
「八百万の神々」を否定する「嘘八百」は日本に渡来して来た古代ユダヤ人が作った言葉?/
In Japaneses, there are a lot of atheists who don't know the Holy Bible.
Is "pack of lies" of langage which denies "myriads of gods" idea by ancient Jews who had come over to Japan?
『世界68カ国を対象に行ったギャラップ・インターナショナルの調査(英語)によると、世界人口の7割以上が神を信じていることが分かった。一方、日本は人口の29%が神を信じておらず、中国に次いで無神論者が多い国となった。
調査は68カ国の6万6千人を対象に行われた。神を信じていない人が最も多かったのは中国で、人口の67%が神を信じておらず、宗教的であると自認する人は9%にすぎなかった。
フィリピンの有力日刊紙「インクワイアラー」(英語)などによると、無神論者が人口に占める割合は中国が群を抜いて多く、それに日本(29%)、スロベニア(28%)、チェコ(25%)、韓国(23%)が続いた。キリスト教圏とされる欧州諸国も今は多数の無神論者が存在する。ベルギーとフランスは21%、スウェーデンは18%、アイスランドは17%だった。一方、世界で最も宗教的な国はタイで、98%が宗教的であると自認している。
世界全体では人口の62%が宗教的だと答えており、74%は人が魂を持っていると信じている。また71%が神を信じており、56%が天国、54%が死後の世界、49%が地獄の存在を信じている。……』
(2018/06/01付・日本Christian Today『世界の7割「神を信じる」 日本は無神論者の割合で世界2位 ギャラップ国際調査』より)
日本人は、殆どが無神論者である。更にクリスチャンに限って見れば、日本の総人口の1%にも満たないと言われる。
しかし、日本人の殆どが無神論者であるにも関わらず、古代からの宗教的なものが宿る習慣や仕来り、行事に多く関わる。
日本人は、祭りや初詣、葬式等と、昔からの様式を守り続けて来た。しかし、それら伝統的な文化を長く守り続けて来ながらも、その意味を知る者は殆ど居ない。
訳も分からないままで、ただ昔から行って来たからという理由だけで行い、守り続ける。
その様に、日本人の多くが、理由を持つ事無く、事を行っている。その他、何事に於いても、理由や根拠を持たずに行動したり言葉を発する者が多い。
無神論者であるにも関わらず、クリスチャンでないにも関わらず、結婚式を教会で挙げる人も多い。こちらはただ単に、オシャレだから、ファッショナブルだから、等という理由だけで、チャペルを選んでいるのだろう。
更には、クリスチャンでは無いにも関わらず、十字架のネックレスやイヤリングまでしている人々も居る。それらの人々は、十字架の持つ本当の意味を全く理解せず、同様に、ただファッションとして利用しているだけだ。
クリスマスに於いても、本来の意味から遠く外れて、お祭り騒ぎ、バカ騒ぎしているだけの者も居る。
日本の世間の多くの人々が、日々、理由も無く、何かと行っている。それは、自分独りで考え判断する事が出来ないばかりか、そもそも根本的に言えば、理由の拠り所となる根拠を持っていないからだと言える。
日本の世間の多くの人々が拠り所にしているのは、周囲の人々の反応である。周囲の人々の反応によって、自分の判断や行動を決めているのだ。
現在、コロナ禍の中で、ワクチン接種やマスク着用が、半ば、世間の中では義務化されている様な空気が存在する。日本の世間の多くは、そんな空気に、いつも従っている。
結局、そんな多くの日本人達にとっては、周囲の人々の顔色や空気が神格化しているのだ。
更に、初詣や十日戎等と、神社や寺で手を合わして拝むのも、大抵のところは「何々が叶います様に」といった具合で、自分の欲望・希望を基にお願い事をしているだけだ。
また、人や物事に対しても、「こうなって欲しい」「ああなって欲しい」といった具合で、自分の希望的観測で捉えたり判断し、そして主張する。
そういう事から、世間の多くの人々は、自分の欲望を神様として拝んでいるとも言える。
周囲の人々の反応や意見にしろ、自分の欲望・希望にしろ、それらは人の考え、ヒューマニズムでしかない。
しかし、あくまでも人間は、神様では無い。全ての人は、造り主である唯一の神様によって造られたに過ぎない。
よって、人は皆、唯一の神様である創造主の御心、お考えであるゴッドイズムの宿命、使命に従わなければならない。
そして、創造主の御心が書かれ、人のガイドラインが書かれているのが聖書だ。聖書が、人の言動の規範、根拠となる。しかし、日本人の多くが、聖書を知らない。
「日本人はあまり聖書を読まない。大人になっても家に聖書がない。とんでもないことである。人類文化に対する冒涜だ。自動車にカーナビがついていないようなもの。まず一冊、買いましょう。と言っても、どれを買えばよいか。……
…(中略)…
……まあ、贅沢は言わない。ともかく聖書を読みましょう。その前にまず、買いなさい。買わなければ、話になりません。」
(2021/10/18付・婦人公論. jp『橋爪大三郎「日本人はあまり聖書を読まない。とんでもないことである」 連載:50歳からの読書案内』より)
僕は、8歳になる年(1977年)にカトリック教会で洗礼を受けた。それは言わば、ほぼ幼児洗礼と同様なもので、自分の意志や決断で受けたものでは無い。
しかし逆に捉えれば、その事が却って運命的、宿命的であったとも言える。自分で考えてする「自己実現」よりも、神様の導きによる「神実現」であったならば、より高い意味や価値が有ると言える。
しかし、家で自分で手に取って聖書を開き、初めて通読を始めたのが、なんと43歳になった年(2012年)の7月であった。
そして、1回目の通読、旧約聖書の創世記から新約聖書のヨハネの黙示録までの合計66書簡全部を読み終えたのが、47歳になる直前の5月(2016年)であった。
よって、この事に於いても、4年が経つ前のほぼ「3年半」で、1回目の聖書通読を完了した訳だ。
本ブログ
2021/04/09付「僕52歳の求職活動からの連想(11/12)/ My associations from job hunting・・・僕自身の3年半の証、阿波徳島の邪馬壹国と長ノ国と元諏訪、キリスト教まがいのカルト教団」
この聖書通読を通して、僕は恐らく「霊的覚醒」が得られたのだと思う。つまり、聖書を読む事で、聖霊様(=イエス・キリスト)によって心の目が開かれた訳だ。
そして、その2016年のその後、日本では7月に改憲発議に必要な2/3の議席を改憲派が占める事となった参議院選挙が行われ、8月にはロシア選手のパージが辛うじて陸上競技のみに留められたブラジルでのリオデジャネイロ・オリンピックが行われた後、11月にはトランプ氏が当選したアメリカの大統領選挙が行われた。
上に引いた「日本人はあまり聖書を読まない。とんでもないことである」という記事の中では、僕の持つ聖書とは異なる日本語訳聖書が薦められている。
僕が持つ聖書は、日本の福音派が用いている新改訳聖書だ。実際、僕は、福音派のプロテスタント教会に通い始めた時(2003年)に購入した。
現在の僕は教会には通っていないのだが、それは内村鑑三が唱えた「無教会主義」と言える。そして、教会には通っていないものの、僕は根本主義である福音派のプロテスタントに相当するであろう。
『……(4)イエスはイザヤ29:13 を引用し、パリサイ人たちの心は神から遠く離れている、従って、彼らの礼拝は神に受け入れられていないと宣言された。なんと悲しいことであろうか。
律法主義とは、外面を整えることにのみ関心を向け、心の中を省みることを忘れている状態である。現代に生きる私たちはどうか。「長老たちの言い伝え(人間の教え)」を重視するあまり、聖書が教える真実な心、愛、信仰などを犠牲にしていることはないだろうか。聖書研究をおろそかにするなら、人間の教えが幅を効きかせることになる。「聖書研究から日本の霊的覚醒(目覚め)が」というのは、本当である。真実な礼拝を捧げる信仰者とならせていただこうではないか。……』
(ハーベスト・タイム ミニストリーズ > メッセージステーション > 2021/10/18付・日刊デボーションガイドClay「マタイの福音書15:4 ~ 9」より)
聖書を知らない多くの日本人達は、人の目や人の反応、人の評判・評価、人の承認を恐れている事により、また周囲からの同調圧力に屈する事により、行い、行動、言動によるパフォーマンスを行っている。
聖書を知らない無神論者達はヒューマニストであるので、人に認めてもらおうと外面ばかりを気にして、内面を疎かにしている。人からの迫害を受けぬ様にと、渡世術として悪い意味での「嘘も方便」としている。
人は皆、元々、「原罪」を持って生まれている。よって、貪欲にまみれたこの世を渡り過ごす中で内面を無視し続ける事で、世から受けた影響からその罪の性質から芽生え育った過ち、犯罪に気付かないままとなり、心は汚れていく一方だ。
教会に通う敬虔なクリスチャンであれば、少なくとも1週間毎に自分の内面と向き合う機会を持つので、その都度省みて、「世の道」から「神様の道」へと軌道修正している事だろう。
しかし、無神論者達には、その様な機会が無い。仕事やレジャーによって、忙しく流されていくばかりだ。
「忙しい」の「忙」という漢字は、「心が亡くなる」という意味を表す。正に、その忙しさによって、人の心、魂、精神が、「忙殺」されてしまう訳だ。
よって、聖書を知らない多くの日本人達は、心、魂、精神が亡くなっているが如くに眠っている訳で、それ故に、見ても聞いても悟る事が出来ないでいる。
本ブログ
2021/10/26付「やはり世間の多くは見聞きしても解らん?イエスキリストが用いた預言の成就/Can't after all most masses understood with looking and hearing?」
一方で、信仰を深めたクリスチャンは、心におられる聖霊様の働きによって「霊的覚醒」が得られているので、敏感に察知すると共に、理解した上で共感や同情をする事が出来る様になる。正に、敬虔なクリスチャンは、良い意味でのHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)だ。
本ブログ
2020/11/25付「米大統領選挙前、日本のマスゴミ界の流行語HSP-何故このタイミング?/Before US President election, HSP vogue in JapanーWhy this timing?」
聖書を知らないばかりか、多くの日本人達は「八百万の神」を拝んでいる。その虚しい神々である偶像の数々を拝んでいるが、幾ら拝んだところで無駄な事である。八百万の神々の偶像は、中身の無い偽物であるのだから。
聖書は、偶像崇拝を禁じている。その事は、モーセが創造主から授かった「十戒」の中に、第二戒として存在する(旧約聖書・出エジプト記20章4~6節、同・申命記5章8~10節)。
真実で唯一の神様である創造主がお造りになられた人々。その人々が作って来た偶像の数々が虚しい物であるだけで無く、作った人々の心も空となる。
空しき偶像を幾ら拝んでも、その偽りの神々によって心が満たされる訳が無く、勿論、イエス様である聖霊様もそんな人々の心に宿って下さる訳が無いからだ。
そして、偶像を作った人も、作られた偶像も、幾らファッショナブルに多く着飾ったところで、それらは外面ばかりの虚飾に過ぎず、それら共に内面的なものとしての思想を持たず、悟りもせず、結局は恥をかかされる事となる。
クリスチャンが唯一神を信仰する事とは異なり、多くの日本人は汎神論を持つ。その汎神論から生み出された「八百万の神々」を多くの日本人は拝んでいるのだが、その偶像崇拝を皮肉って、というよりも真実を明るみに出したものと思える言葉が、「嘘八百」だ。
この「嘘八百」という言葉は「八百万の神々」を否定する為に作られた言葉であると思うのだが、それは偶像崇拝を禁じる、日本に渡来して来た古代イスラエル人、古代ユダヤ人達が作った言葉ではないだろうか。
「八」という漢字は、神様を表す。八は「ヤ」とも読め、それは創造主である「ヤハウェ」から来ている。
「犠牲」という漢字は、共に「牛編」となっている。古代イスラエル人達、古代ユダヤ人達は、自らの罪の贖いの為に、神様と和解する為に、燔祭の中で創造主に牛を捧げて来た。その事は、旧約聖書の「レビ記」に書かれている。
そして、日本に来たレビ族の祭司達が日本でも燔祭を執り行っていたのだが、やがて日本が偶像を重用し殺生を重罪とする仏教体制となり、レビ人の祭司達は差別される様になり、街にはおれなくなった。
しかし、日本では何故、クリスチャンが増えないのだろうか。
過去、室町時代後期の戦国時代から安土桃山時代、そして江戸時代初期にかけて、イエズス会という宗教組織が日本にやって来た。
そのフランシスコ・ザビエルをはじめとしたイエズス会の宣教師達は、聖書の御言葉の伝道を名目にしながら、実は、武器売買や日本人を奴隷として買い取る人身売買を主な目的としていたのだった。
そして、あわよくばグローバリズム化したり、日本を乗っ取り植民地化する事をも目論んでいた事だろう。イエズス会は実は、ユダヤ人のスパイ組織である。
そんな経験というか教訓も有る事からか、日本人がキリスト教に対する懐疑心を持っているのかもしれない。
しかし、他の事に関しては反対に、日本人は「性善説」に則っており、周囲の人々や国々を余り疑う事無く信じやすいと言える。それ故に、ぞの性善説で書かれたカルト製のグローバリズム憲法を改正して来なかった。
日本人の持つ性善説とは反対に、クリスチャンが持つ聖書は「性悪説」である。神様は、「人間は皆、悪だ」とおっしゃっておられるのだ。
日本でクリスチャンが増えない理由についての解説を、先に引いた日本の福音派のウェブ・サイト「ハーベスト・タイム ミニストリーズ」から、更に引用させて頂く。
以下、ハーベスト・タイム ミニストリーズ > 聖書入門.com > 3分でわかる聖書 >「Q.83 なぜ日本ではキリスト教が広まらないのですか。」より
1.日本人には、唯一の神という神概念がありません。
(1)日本人の世界観は、汎神論的世界観です。
(2)日本人の信仰は、混合宗教的なものです。
(3)聖書の神は、唯一の神であり、天地の創造主です。
(4)唯一の神を認識することが、キリスト教信仰の始まりです。
2.日本人は、共同体の中で孤立することを恐れています。
(1)徳川時代のキリシタン禁令や五人組の制度の負の遺産を引き継いでいます。
(2)共同体の中での調和を重視します。
(3)これが正しいと思っても、なかなか言い出せないのです。
3.この世の神が日本人の目に覆いをかけています。
(1)この世の神とは、悪魔(サタン)のことです。
(2)日本にキリスト教が広まらない原因のひとつは、霊的なものです。
(3)クリスチャンは、祈りをもって悪魔の働きを阻止する必要があります。
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2014/12/30付「日本人のルーツを取り戻す-まとめ/The Japanese take back our own roots」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
引用聖書
・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
・World English Bible(eBible.org)
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日本人は聖書を知らない無神論者が多い
「八百万の神々」を否定する「嘘八百」は日本に渡来して来た古代ユダヤ人が作った言葉?/
In Japaneses, there are a lot of atheists who don't know the Holy Bible.
Is "pack of lies" of langage which denies "myriads of gods" idea by ancient Jews who had come over to Japan?
『世界68カ国を対象に行ったギャラップ・インターナショナルの調査(英語)によると、世界人口の7割以上が神を信じていることが分かった。一方、日本は人口の29%が神を信じておらず、中国に次いで無神論者が多い国となった。
調査は68カ国の6万6千人を対象に行われた。神を信じていない人が最も多かったのは中国で、人口の67%が神を信じておらず、宗教的であると自認する人は9%にすぎなかった。
フィリピンの有力日刊紙「インクワイアラー」(英語)などによると、無神論者が人口に占める割合は中国が群を抜いて多く、それに日本(29%)、スロベニア(28%)、チェコ(25%)、韓国(23%)が続いた。キリスト教圏とされる欧州諸国も今は多数の無神論者が存在する。ベルギーとフランスは21%、スウェーデンは18%、アイスランドは17%だった。一方、世界で最も宗教的な国はタイで、98%が宗教的であると自認している。
世界全体では人口の62%が宗教的だと答えており、74%は人が魂を持っていると信じている。また71%が神を信じており、56%が天国、54%が死後の世界、49%が地獄の存在を信じている。……』
(2018/06/01付・日本Christian Today『世界の7割「神を信じる」 日本は無神論者の割合で世界2位 ギャラップ国際調査』より)
日本人は、殆どが無神論者である。更にクリスチャンに限って見れば、日本の総人口の1%にも満たないと言われる。
しかし、日本人の殆どが無神論者であるにも関わらず、古代からの宗教的なものが宿る習慣や仕来り、行事に多く関わる。
日本人は、祭りや初詣、葬式等と、昔からの様式を守り続けて来た。しかし、それら伝統的な文化を長く守り続けて来ながらも、その意味を知る者は殆ど居ない。
訳も分からないままで、ただ昔から行って来たからという理由だけで行い、守り続ける。
その様に、日本人の多くが、理由を持つ事無く、事を行っている。その他、何事に於いても、理由や根拠を持たずに行動したり言葉を発する者が多い。
無神論者であるにも関わらず、クリスチャンでないにも関わらず、結婚式を教会で挙げる人も多い。こちらはただ単に、オシャレだから、ファッショナブルだから、等という理由だけで、チャペルを選んでいるのだろう。
更には、クリスチャンでは無いにも関わらず、十字架のネックレスやイヤリングまでしている人々も居る。それらの人々は、十字架の持つ本当の意味を全く理解せず、同様に、ただファッションとして利用しているだけだ。
クリスマスに於いても、本来の意味から遠く外れて、お祭り騒ぎ、バカ騒ぎしているだけの者も居る。
日本の世間の多くの人々が、日々、理由も無く、何かと行っている。それは、自分独りで考え判断する事が出来ないばかりか、そもそも根本的に言えば、理由の拠り所となる根拠を持っていないからだと言える。
日本の世間の多くの人々が拠り所にしているのは、周囲の人々の反応である。周囲の人々の反応によって、自分の判断や行動を決めているのだ。
現在、コロナ禍の中で、ワクチン接種やマスク着用が、半ば、世間の中では義務化されている様な空気が存在する。日本の世間の多くは、そんな空気に、いつも従っている。
結局、そんな多くの日本人達にとっては、周囲の人々の顔色や空気が神格化しているのだ。
更に、初詣や十日戎等と、神社や寺で手を合わして拝むのも、大抵のところは「何々が叶います様に」といった具合で、自分の欲望・希望を基にお願い事をしているだけだ。
また、人や物事に対しても、「こうなって欲しい」「ああなって欲しい」といった具合で、自分の希望的観測で捉えたり判断し、そして主張する。
そういう事から、世間の多くの人々は、自分の欲望を神様として拝んでいるとも言える。
周囲の人々の反応や意見にしろ、自分の欲望・希望にしろ、それらは人の考え、ヒューマニズムでしかない。
しかし、あくまでも人間は、神様では無い。全ての人は、造り主である唯一の神様によって造られたに過ぎない。
よって、人は皆、唯一の神様である創造主の御心、お考えであるゴッドイズムの宿命、使命に従わなければならない。
そして、創造主の御心が書かれ、人のガイドラインが書かれているのが聖書だ。聖書が、人の言動の規範、根拠となる。しかし、日本人の多くが、聖書を知らない。
「日本人はあまり聖書を読まない。大人になっても家に聖書がない。とんでもないことである。人類文化に対する冒涜だ。自動車にカーナビがついていないようなもの。まず一冊、買いましょう。と言っても、どれを買えばよいか。……
…(中略)…
……まあ、贅沢は言わない。ともかく聖書を読みましょう。その前にまず、買いなさい。買わなければ、話になりません。」
(2021/10/18付・婦人公論. jp『橋爪大三郎「日本人はあまり聖書を読まない。とんでもないことである」 連載:50歳からの読書案内』より)
僕は、8歳になる年(1977年)にカトリック教会で洗礼を受けた。それは言わば、ほぼ幼児洗礼と同様なもので、自分の意志や決断で受けたものでは無い。
しかし逆に捉えれば、その事が却って運命的、宿命的であったとも言える。自分で考えてする「自己実現」よりも、神様の導きによる「神実現」であったならば、より高い意味や価値が有ると言える。
しかし、家で自分で手に取って聖書を開き、初めて通読を始めたのが、なんと43歳になった年(2012年)の7月であった。
そして、1回目の通読、旧約聖書の創世記から新約聖書のヨハネの黙示録までの合計66書簡全部を読み終えたのが、47歳になる直前の5月(2016年)であった。
よって、この事に於いても、4年が経つ前のほぼ「3年半」で、1回目の聖書通読を完了した訳だ。
本ブログ
2021/04/09付「僕52歳の求職活動からの連想(11/12)/ My associations from job hunting・・・僕自身の3年半の証、阿波徳島の邪馬壹国と長ノ国と元諏訪、キリスト教まがいのカルト教団」
この聖書通読を通して、僕は恐らく「霊的覚醒」が得られたのだと思う。つまり、聖書を読む事で、聖霊様(=イエス・キリスト)によって心の目が開かれた訳だ。
そして、その2016年のその後、日本では7月に改憲発議に必要な2/3の議席を改憲派が占める事となった参議院選挙が行われ、8月にはロシア選手のパージが辛うじて陸上競技のみに留められたブラジルでのリオデジャネイロ・オリンピックが行われた後、11月にはトランプ氏が当選したアメリカの大統領選挙が行われた。
上に引いた「日本人はあまり聖書を読まない。とんでもないことである」という記事の中では、僕の持つ聖書とは異なる日本語訳聖書が薦められている。
僕が持つ聖書は、日本の福音派が用いている新改訳聖書だ。実際、僕は、福音派のプロテスタント教会に通い始めた時(2003年)に購入した。
現在の僕は教会には通っていないのだが、それは内村鑑三が唱えた「無教会主義」と言える。そして、教会には通っていないものの、僕は根本主義である福音派のプロテスタントに相当するであろう。
『……(4)イエスはイザヤ29:13 を引用し、パリサイ人たちの心は神から遠く離れている、従って、彼らの礼拝は神に受け入れられていないと宣言された。なんと悲しいことであろうか。
律法主義とは、外面を整えることにのみ関心を向け、心の中を省みることを忘れている状態である。現代に生きる私たちはどうか。「長老たちの言い伝え(人間の教え)」を重視するあまり、聖書が教える真実な心、愛、信仰などを犠牲にしていることはないだろうか。聖書研究をおろそかにするなら、人間の教えが幅を効きかせることになる。「聖書研究から日本の霊的覚醒(目覚め)が」というのは、本当である。真実な礼拝を捧げる信仰者とならせていただこうではないか。……』
(ハーベスト・タイム ミニストリーズ > メッセージステーション > 2021/10/18付・日刊デボーションガイドClay「マタイの福音書15:4 ~ 9」より)
聖書を知らない多くの日本人達は、人の目や人の反応、人の評判・評価、人の承認を恐れている事により、また周囲からの同調圧力に屈する事により、行い、行動、言動によるパフォーマンスを行っている。
聖書を知らない無神論者達はヒューマニストであるので、人に認めてもらおうと外面ばかりを気にして、内面を疎かにしている。人からの迫害を受けぬ様にと、渡世術として悪い意味での「嘘も方便」としている。
人は皆、元々、「原罪」を持って生まれている。よって、貪欲にまみれたこの世を渡り過ごす中で内面を無視し続ける事で、世から受けた影響からその罪の性質から芽生え育った過ち、犯罪に気付かないままとなり、心は汚れていく一方だ。
教会に通う敬虔なクリスチャンであれば、少なくとも1週間毎に自分の内面と向き合う機会を持つので、その都度省みて、「世の道」から「神様の道」へと軌道修正している事だろう。
しかし、無神論者達には、その様な機会が無い。仕事やレジャーによって、忙しく流されていくばかりだ。
「忙しい」の「忙」という漢字は、「心が亡くなる」という意味を表す。正に、その忙しさによって、人の心、魂、精神が、「忙殺」されてしまう訳だ。
よって、聖書を知らない多くの日本人達は、心、魂、精神が亡くなっているが如くに眠っている訳で、それ故に、見ても聞いても悟る事が出来ないでいる。
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2021/10/26付「やはり世間の多くは見聞きしても解らん?イエスキリストが用いた預言の成就/Can't after all most masses understood with looking and hearing?」
一方で、信仰を深めたクリスチャンは、心におられる聖霊様の働きによって「霊的覚醒」が得られているので、敏感に察知すると共に、理解した上で共感や同情をする事が出来る様になる。正に、敬虔なクリスチャンは、良い意味でのHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)だ。
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2020/11/25付「米大統領選挙前、日本のマスゴミ界の流行語HSP-何故このタイミング?/Before US President election, HSP vogue in JapanーWhy this timing?」
聖書を知らないばかりか、多くの日本人達は「八百万の神」を拝んでいる。その虚しい神々である偶像の数々を拝んでいるが、幾ら拝んだところで無駄な事である。八百万の神々の偶像は、中身の無い偽物であるのだから。
聖書は、偶像崇拝を禁じている。その事は、モーセが創造主から授かった「十戒」の中に、第二戒として存在する(旧約聖書・出エジプト記20章4~6節、同・申命記5章8~10節)。
旧約聖書・出エジプト記20章4~6節 (または、旧約聖書・申命記5章8~10節) あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。上の天にあるものでも、下の地にあるものでも、地の下の水の中にあるものでも、どんな形をも造ってはならない。 それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。あなたの神、主であるわたしは、ねたむ神、わたしを憎む者には、父の咎を子に報い、三代、四代にまで及ぼし、 わたしを愛し、わたしの命令を守る者には、恵みを千代にまで施すからである。 The Old Testament・The Book of Exodus 20:4~6 (or, The Old Testament・The Book of Deuteronomy 5:8~10) “You shall not make for yourselves an idol, nor any image of anything that is in the heavens above, or that is in the earth beneath, or that is in the water under the earth: you shall not bow yourself down to them, nor serve them, for I, Yahweh your God, am a jealous God, visiting the iniquity of the fathers on the children, on the third and on the fourth generation of those who hate me, and showing loving kindness to thousands of those who love me and keep my commandments. |
旧約聖書・レビ記19章4節 あなたがたは偶像に心を移してはならない。また自分たちのために鋳物の神々を造ってはならない。わたしはあなたがたの神、主である。 The Old Testament・The Book of Leviticus 19:4 “ ‘Don’t turn to idols, nor make molten gods for yourselves. I am Yahweh your God. |
旧約聖書・申命記4章15~19節 あなたがたは十分に気をつけなさい。主がホレブで火の中からあなたがたに話しかけられた日に、あなたがたは何の姿も見なかったからである。 堕落して、自分たちのために、どんな形の彫像をも造らないようにしなさい。男の形も女の形も。 地上のどんな家畜の形も、空を飛ぶどんな鳥の形も、 地をはうどんなものの形も、地の下の水の中にいるどんな魚の形も。 また、天に目を上げて、日、月、星の天の万象を見るとき、魅せられてそれを拝み、それらに仕えないようにしなさい。それらのものは、あなたの神、主が全天下の国々の民に分け与えられたものである。 The Old Testament・The Book of Deuteronomy 4:15~19 Be very careful, for you saw no kind of form on the day that Yahweh spoke to you in Horeb out of the middle of the fire, lest you corrupt yourselves, and make yourself a carved image in the form of any figure, the likeness of male or female, the likeness of any animal that is on the earth, the likeness of any winged bird that flies in the sky, the likeness of anything that creeps on the ground, the likeness of any fish that is in the water under the earth; and lest you lift up your eyes to the sky, and when you see the sun and the moon and the stars, even all the army of the sky, you are drawn away and worship them, and serve them, which Yahweh your God has allotted to all the peoples under the whole sky. |
旧約聖書・イザヤ書44章9~11節 偶像を造る者はみな、むなしい。彼らの慕うものは何の役にも立たない。彼らの仕えるものは、見ることもできず、知ることもできない。彼らはただ恥を見るだけだ。 だれが、いったい、何の役にも立たない神を造り、偶像を鋳たのだろうか。 見よ。その信徒たちはみな、恥を見る。それを細工した者が人間にすぎないからだ。彼らはみな集まり、立つがよい。彼らはおののいて共に恥を見る。 The Old Testament・The Book of Isaiah 44:9~11 Everyone who makes a carved image is vain. The things that they delight in will not profit. Their own witnesses don’t see, nor know, that they may be disappointed. Who has fashioned a god, or molds an image that is profitable for nothing? Behold, all his fellows will be disappointed; and the workmen are mere men. Let them all be gathered together. Let them stand up. They will fear. They will be put to shame together. |
真実で唯一の神様である創造主がお造りになられた人々。その人々が作って来た偶像の数々が虚しい物であるだけで無く、作った人々の心も空となる。
空しき偶像を幾ら拝んでも、その偽りの神々によって心が満たされる訳が無く、勿論、イエス様である聖霊様もそんな人々の心に宿って下さる訳が無いからだ。
そして、偶像を作った人も、作られた偶像も、幾らファッショナブルに多く着飾ったところで、それらは外面ばかりの虚飾に過ぎず、それら共に内面的なものとしての思想を持たず、悟りもせず、結局は恥をかかされる事となる。
イザヤ書44章18~19節 彼らは知りもせず、悟りもしない。彼らの目は固くふさがって見ることもできず、彼らの心もふさがって悟ることもできない。 彼らは考えてもみず、知識も英知もないので、……(後略) The Book of Isaiah 44:18~19 They don’t know, neither do they consider, for he has shut their eyes, that they can’t see, and their hearts, that they can’t understand. No one thinks, neither is there knowledge nor understanding to say, ……(後略) |
新約聖書・ピリピ人への手紙3章18~21節 というのは、私はしばしばあなたがたに言って来たし、今も涙をもって言うのですが、多くの人々がキリストの十字架の敵として歩んでいるからです。 彼らの最後は滅びです。彼らの神は彼らの欲望であり、彼らの栄光は彼ら自身の恥なのです。彼らの思いは地上のことだけです。 けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。 キリストは、万物をご自身に従わせることのできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自身の栄光のからだと同じ姿に変えてくださるのです。 The New Testament・The Epistle to the Philippians For many walk, of whom I told you often, and now tell you even weeping, as the enemies of the cross of Christ, whose end is destruction, whose god is the belly, and whose glory is in their shame, who think about earthly things. For our citizenship is in heaven, from where we also wait for a Savior, the Lord Jesus Christ, who will change the body of our humiliation to be conformed to the body of his glory, according to the working by which he is able even to subject all things to himself. |
クリスチャンが唯一神を信仰する事とは異なり、多くの日本人は汎神論を持つ。その汎神論から生み出された「八百万の神々」を多くの日本人は拝んでいるのだが、その偶像崇拝を皮肉って、というよりも真実を明るみに出したものと思える言葉が、「嘘八百」だ。
この「嘘八百」という言葉は「八百万の神々」を否定する為に作られた言葉であると思うのだが、それは偶像崇拝を禁じる、日本に渡来して来た古代イスラエル人、古代ユダヤ人達が作った言葉ではないだろうか。
「八」という漢字は、神様を表す。八は「ヤ」とも読め、それは創造主である「ヤハウェ」から来ている。
「犠牲」という漢字は、共に「牛編」となっている。古代イスラエル人達、古代ユダヤ人達は、自らの罪の贖いの為に、神様と和解する為に、燔祭の中で創造主に牛を捧げて来た。その事は、旧約聖書の「レビ記」に書かれている。
そして、日本に来たレビ族の祭司達が日本でも燔祭を執り行っていたのだが、やがて日本が偶像を重用し殺生を重罪とする仏教体制となり、レビ人の祭司達は差別される様になり、街にはおれなくなった。
しかし、日本では何故、クリスチャンが増えないのだろうか。
過去、室町時代後期の戦国時代から安土桃山時代、そして江戸時代初期にかけて、イエズス会という宗教組織が日本にやって来た。
そのフランシスコ・ザビエルをはじめとしたイエズス会の宣教師達は、聖書の御言葉の伝道を名目にしながら、実は、武器売買や日本人を奴隷として買い取る人身売買を主な目的としていたのだった。
そして、あわよくばグローバリズム化したり、日本を乗っ取り植民地化する事をも目論んでいた事だろう。イエズス会は実は、ユダヤ人のスパイ組織である。
そんな経験というか教訓も有る事からか、日本人がキリスト教に対する懐疑心を持っているのかもしれない。
しかし、他の事に関しては反対に、日本人は「性善説」に則っており、周囲の人々や国々を余り疑う事無く信じやすいと言える。それ故に、ぞの性善説で書かれたカルト製のグローバリズム憲法を改正して来なかった。
日本人の持つ性善説とは反対に、クリスチャンが持つ聖書は「性悪説」である。神様は、「人間は皆、悪だ」とおっしゃっておられるのだ。
日本でクリスチャンが増えない理由についての解説を、先に引いた日本の福音派のウェブ・サイト「ハーベスト・タイム ミニストリーズ」から、更に引用させて頂く。
以下、ハーベスト・タイム ミニストリーズ > 聖書入門.com > 3分でわかる聖書 >「Q.83 なぜ日本ではキリスト教が広まらないのですか。」より
1.日本人には、唯一の神という神概念がありません。
(1)日本人の世界観は、汎神論的世界観です。
(2)日本人の信仰は、混合宗教的なものです。
(3)聖書の神は、唯一の神であり、天地の創造主です。
(4)唯一の神を認識することが、キリスト教信仰の始まりです。
2.日本人は、共同体の中で孤立することを恐れています。
(1)徳川時代のキリシタン禁令や五人組の制度の負の遺産を引き継いでいます。
(2)共同体の中での調和を重視します。
(3)これが正しいと思っても、なかなか言い出せないのです。
3.この世の神が日本人の目に覆いをかけています。
(1)この世の神とは、悪魔(サタン)のことです。
(2)日本にキリスト教が広まらない原因のひとつは、霊的なものです。
(3)クリスチャンは、祈りをもって悪魔の働きを阻止する必要があります。
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日本人のルーツを取り戻す-まとめ/The Japanese take back our own roots - 狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考
引用聖書
・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
・World English Bible(eBible.org)
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