DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

つれづれとテレビその2

 アド街ック天国@御殿場で、戦車博物館準備中の話が出ていた。まあ確かに、御殿場には東富士演習場があって、自衛隊の戦車にも抵抗感が少ないのかもしれない。さらに「ガールズ&パンツァー」みたいなアニメが受け入れられるような時代にもなった。
 それでも、こんな博物館の準備を何の批判的な視線も交えず垂れ流すのはいかがなものか。戦争に用いられる兵器の話をするのに、もう少し「躊躇」と言うものがあってしかるべきではないか。
 なんか小泉政権以来(私にとっては安倍政権ところか、今の自民党の独裁化小泉政権から始まっていると思っている)、決断は速さがすべて、みたいな風潮になり、熟考することを止めてしまう傾向がある(オウムの死刑執行についても同様の懸念だ)。逆に哲学的な熟考を重ねた判断がなくなった人類はもはや「考える葦」ではなくなってしまった。つまり、熟考をしない今の日本人はパスカルに言わせれば「人間」ではない、野獣である、と言うことになる。熟考のできない人間はただの野獣に過ぎない。
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