DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

サンデル教授、発売7日で4刷「能力主義は緊急の課題」

https://www.asahi.com/articles/ASP4N5727P4MUCVL01B.html
 コロナ禍と言うことで、「能力主義は学歴偏重社会で残された最後の偏見」と言う考え方は色々示唆に飛んでいると思う。
 まず、今日のコロナ禍でエッセンシャルワーカーの重要性を理解し始めている一方で、医療従事者の子息が学校でいじめを受けたりなど様々な差別を受けているのも事実。つまり、環境の変化で新たな差別が始まるのは過去の歴史で何度もあった(10年前にも福島県民への差別というのがあった)。差別問題は社会環境の変化に連れて差別の内容も変わるので、常に議論し続けなければならない問題だと考える。
 貧困格差も同様。飲食業界、さらに今回はあらゆる客商売、エンタメにまで休業要請が出され、貧困の問題を一枚岩で考えていると、次々と格差の発生する視界が変化していくので、これもまたどこかで終わりではなく、常に議論し続けなければならないのだと痛感する。
 何よりも、「社会の分断」という問題に発展し、民主主義の脆弱性が露わになったことが最大の問題。様々な角度から議論が必要な喫緊の課題であることにおいて、サンデル教授に深く同意する。
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