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DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

新玉川温泉(秋田県仙北市田沢湖玉川、夏季無休、冬季休業、10:00-15:00)



 ph1.2と言う日本最強の酸性温泉、田沢湖奥にある新玉川温泉へ。かつてここの水を田沢湖に流し込んだために、田沢湖独自種のクニマスが絶滅した(現在はびわ湖?に極少数生きているとのこと)と言われるほど。玉川温泉の方は湯治と宿泊専門のため、日帰り入浴の私は新玉川温泉。
 日曜日はのんびりしたいので遠出はあまりしないが、意外と玉川温泉は近いみたいで(岩手山の反対側、秋田県側だが岩手県境だし)、日曜に決行、屋外レイヴもしない(山の中で爆音出すのは気が引ける)。朝一の田沢湖線も前夜早く寝れば辛くない。
 予報では雨と言っていたが、薄曇りの良い天気に。しかし、田沢湖近くまで来るとやはり雲行きが怪しくなってきた。
 まず田沢湖駅でバス乗換に2時間待ち!適当に駅周辺を散策したが、コンビニもないような場所。でも天気は良くなってきた。
 バスは去年訪れた乳頭温泉をさらに先へ行く(乳頭温泉は途中で曲がるが、田沢湖湖畔までは一緒)。1時間ちょっとだが、田沢湖より先もずっと湖があり(玉川ダム湖)、その湖畔を北上する美しい風景が飽きない。完全に人里離れた一帯。
 バスは終点玉川温泉まで。こちらまで来ないと湯畑が見られない。おぉ、これは硫黄臭がすごい硫黄泉か。箱根や草津みたいな湯畑。湯治客も多いが、ファミリー観光客も少なくない。
 で、入浴のために新玉川温泉まで走って戻る。高低差があって、2.5kmでもなかなかきつかった。それでも車では立ち止まれない場所で写真撮影ができる走りのメリットは大いにある。
 新玉川温泉、10:00日帰り入浴開始まで待つ。で、10時になると券売機に行列。バスで来たのは自分一人でも、マイカーで来た人がたくさんいた。おみやげコーナーでオリジナルタオルを買って(380円)。
 大浴場は奥、やはり脱衣室も混んでる。こんなところでプラスチック籠のみなんだよな。脱衣室外に貴重品ロッカーがあったみたいだが。そう言えば体重計が見当たらなかったな。
 浴室へ。素晴らしい、浴室全体が木製、床にちょっと石を使っているくらい。天井も高い。上がり湯浴槽が大きくて、「直接入らないでください」と言う能書きが笑える。
 カランは左側、パーテーションも木製だぜ!でも桶と座椅子はプラスチックだけど。カラン数は手前から2・3・3・3・3・3の17個。
 さて浴槽、中央大浴槽に「源泉100%」とある。そんな訳ないじゃん、源泉は97℃、ph1.13だ、そのまま入ったらヤケドして即死モノだろ!(笑)まあ、つまらんツッコミはおいといて、やはり強酸性温泉、股間がヒリヒリして刺激的!これは良い!でも案外人気ないな。
 混んでるのは右側にある源泉50%の個別浴槽4個。まあ長湯するには刺激は強過ぎない方が良いということか。後は床バブルの浴槽も1個。熱湯は43℃くらいだなあ、銭湯くらいの温度。この強酸性風呂が46℃とかあったら、どうなるんだらう?
 蒸気浴はスチームサウナ。ここも硫黄の香りがして独特。おっ、この温泉は飲用もできるのか。隣に歩き風呂。
 箱蒸し風呂なんてのがあるぞ。扉の開け方に戸惑ったが、首だけ外に出す個室サウナ!勉強になりました。
 露天風呂もある!でも目の前の池と林くらいで、高台からの展望と言う訳ではありません。
 と言うことで、刺激的な強酸性温泉を往復し、楽しかったです。近くにもこういう銭湯、できないかなあ(まあ強酸性だと設備が傷みやすいので、コストが見合わないのかも)。こんな秘湯に日帰り入浴できるのは、やっぱり東北は素晴らしい!
 湯上がりはブリックパックながら久しぶりの小岩井牛乳。と言うことで、11時には上がってもう帰りのバスに乗車。14時には盛岡に戻る。日曜だから自宅でゆっくりする時間もないとね。
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