DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

Eテレの光と影

 北京五輪が始まった。Eテレマニアとしては、Eテレらしさが消える期間が始まって悲しい。
 つまり、僕が好きなEテレは、他局のように視聴率左右されることなく、独自の内容で勝負する番組の宝庫であること。五輪が始まったら、これはもうNHK総合を補完するだけのチャンネルになってしまった。
 まあ確かに、Eテレと言うのはNHK総合でしっかり視聴率を稼いでくれているから、自由にやれていると言う事実があり、そこから逃れられない運命。Eテレはそう言う運命を背負いながらも、やはり他の局ではできないことをやって欲しい。
 昨日も、終わりの方しか見られなかった「百分でパンデミック名著」(つまり百分で名著の拡大版)が良かった。元の世界に戻ると言うのは、実は「現実を直視することをあえて避けていた時代」であって、感染が収まることがあっても、社会はまだ地球温暖化問題を始めとした様々な課題が待っている。脳天気に「経済回せ」などと欲望に任せて人類が突き進む時代には、戻れないのではなくむしろ戻ってはいけない、と言う結論は刺さるものがあった。
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