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DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

EUROVISION SONG CONTEST 2021 GRAND FINAL


 さていよいよグランドファイナル。セミファイナルを通過した26組のアーティストが競う。それにしても観客は普通に会場に入っていて、ロッテルダムは相当ワクチン接種が進んでいるんだな。
 早速スタート、CyprusのElena Tsangrinouから。二組目、Albania、Anxhela Presteri。女性ソロが続きます。日本じゃピンクレディー以来、セクシーなポップスターは見かけないが、ヨーロッパは普通に女性シンガーはセクシーな衣装だなあ。
 3組目、IsraelのEden Alena。グランドファイナルは出場アーティストが多いので、インターミッションなしでどんどん進むなあ。
 4組目、BelgiumのHooverphonic、ロックナンバーではないが、バンドアーティスト。5組目、RussiaのManizha本当にロシアがロシア語曲で来たのは珍しい、しかもこのアーティスト、難民なんだそう。そういうアーティストが「Russian Woman」のような国家愛を歌うのが面白い。とにかくEurovisionは黒人、LGBTQと言ったマイノリティが積極的にエントリー。国家間の揉め事に関する政治的メッセージは禁止だが、人種差別や環境問題などの社会問題にはむしろ積極的にコミットするのがユーロビジョン。
 6組目、MaltaのDestiny。女性アーティストもセクシー路線がいる一方、オペラ歌手かと思うほどの声量の持ち主が出てきたりと、本当に多様。日本の型にはまったアーティストしかヒットチャートに出てこないのとは大違い。7組目、PortugalのThe Black Mamba。わざわざモノクロームの演出、ノスタルジアを感じさせます。ユーロビジョンも今回で65年のの歴史、他にもノスタルジア色を出してるアーティストが今年は多いとの評あり。いずれにせよ、Portugalはいつも奇をてらわずオトナのアーティストが来ますね。8組目、Serbiaのセクシー3人組、Hurricane。ちなみにユーロビジョンはステージに上がれるメンバーが6人までと言う規定があるので、日本の集団アイドルみたいなのは出場不可能。せめて4人くらいの精鋭でやって欲しいです。
 おっ、Junior Eurovision 2020のValentinaのコメント。本当に子どもが戦ってるんだなあ子どもも実力勝負。
 9組目、United KingdomのJames Newman。ダンスミュージックなのだが歌を聞かせるアーティスト、言わばRick Astleyみたいな感じ?10組目、GreeceのStefania。すげーな、ライブパフォーマンスなのにバックダンサーは透明人間?なるほど、ライブパフォーマンスとPVのハイブリッドなのか。会場の人だけ全部ライブを見てるのだろう。11組目、SwitzerlandのGjon's Tears。バイリンガル国家だからドイツ語アーティストもいるが、彼はフランス語アーティスト。そういう国が分断もなくまとまっているのは、今の時代、学ぶことが多いよなあ。EUも分裂の危機とか言われるが、この平和の歌の祭典だけは完全にそれを乗り越えてる。
 さて12組目、優勝候補とも言われるがコミカルテクノバンドIcelandのDaði og Gagnamagnið。今はあんなショルダーキーボードがあるのね、変幻自在のフォルム。
 13組目、SpainのBlas Cantó。ヨーロッパは今でもこういうオーソドックスなボーカリストがたくさんいる、日本じゃオジサンオバサンが昔から応援してるアーティストを支持している以外に、新しいアーティストがこういう歌唱力勝負のアーティストが登場するマーケットはなくなっちゃったなあ。
 14組目、MoldovaのNatalla Gordienko。セクシー系でも歌唱力は問題なし。15組目、GermanyのJendrik。ドイツは今回はコミカルソング、しかし英語曲と言うのは珍しい(まあドイツは言語にこだわりは薄いな、フランスは絶対フランス語で来るけど)。16組目、FinlandのBlind Channel。フィンランドがハードロックと言うと、15年くらい前に優勝したLordiをどうしても思い出しちゃうね。ロックバンドの出場は少ないが、決してロック勢が弱い訳ではない。彼らはヒップホップとのミクスチャーハードロック。
 楽屋でのインタビュー、部屋が狭いな、と思ったが、楽屋ではなくVIPルームか。
 17組目、BulgariaのVictoria。この人は全編PVだな、ステージパフォーマンスはしてるのか?(まあできなかったら失格なのでしていると思うが)。
 18組目、LithuaniaのThe Roop、今年の一番人気と思われるインパクトの強い楽曲とパフォーマンス。
 あっという間に残り8組。19組目はUkraineのGo_A。相変わらずオカルティックなダンスミュージック。この曲はフロア向けロングバージョンを聴いてみたいな。
 20組目、FranceのBarbala Pravi。21世紀のシャンソンとも言うべき名曲。感情の高ぶった歌唱が刺さる。
 21組目、AzerbaijanのEfendi。もはやヨーロッパではなく中東、そう言えば最近はTurkeyがエントリーしてないんだよな。Georgiaが予選落ちしてるので、中央アジア勢頑張って欲しい。
 22組目、NorwayのTIX来ました!今年のイチオシ!シンプルかつビューティフルなバラード。
 23組目、NetherlandsのJeangu Macrooy。もはやブラックミュージックではなくアフリカンミュージック()在欧外国人と言うよりアフリカンネイティブを現代風にした感じ。ヨーロッパではこういうアーティストもちゃんとヒットチャートに入って来る楽曲として認知されてるんだなあ。
 24組目、ItalyのMåneskin。もう一組のハードロック。まさかのカンツォーネの国からハードロックとは。しかししっかりイタリア語歌唱。イタリアのクイーンを目指しているのか。
 25組目、SwedenのTusse。歌手はアフリカン系だが、オーソドックスなユーロビジョンらしい楽曲。
 さてラスト26組目はSan MarinoのSenhit。トライバルビートに乗せたヒップホップ男女デュオ。こういう男女デュオもユーロビジョンの定番。日本じゃさっぱり見かけなくなったが。
 6時を過ぎていよいよvoting time。さてどんな結果に?結果発表がまた順位の入れ替わりとかでエキサイティングで面白いんだよね。(こりゃ7時は過ぎるな、と言うことで今日はガンライザーはスキップかな)
 過去優勝曲のパフォーマンスも楽しい。なんか日本の懐メロ番組にはまるで興味が起きない(世間では当時ヒットしたのかもしれないが、当時の自分がはまった曲なんて全然かからない)のだが、ユーロビジョンは小さい頃から憧れた名曲が並ぶ。前回優勝者のDuncan Lawrence、ビアノの弾き語りなんかも日本じゃほとんど懐メロ以外で見られなくなった、今でもこういう歌唱が支持されるヨーロッパはマーケットの懐が深い(別に日本が浅いだけなのだが)。
 6:52でvoting time終了。今年は39カ国エントリー、グランドファイナルに26エントリーが残っている。
 イスラエルの審査員点数からto Switzerland。San Marinoって公用語はフランス語なのか。審査員点数はスイスが強いな。各国審査員の挨拶は全部その国の言語、面白い。アイルランドも英語じゃなくゲール語。おっ、スイスとフランスの2強に絞られてきた!トップ2がフランス語曲、こんなのは大会が始まった1960年代以来(当時は3カ国も少なかった)の快挙ではないか?なるほど、オーストラリアだけ朝なのね(それは日本と同じ)。イタリアも上がって来たなあ、今回はちょっとエキセントリックだと思っていたが、今年は大国復活の傾向が出てきた!と言うことでjury's voteの結果はSwitzerland。さらにこれにaudience's voteが載って来る。しかも審査員投票12point固定ではない。
 おぉ、United Kingdom、Germany、Spainは0 pointか、下位大国は散々な目にあってるな。下位はlistner's pointを加えても順位はあまり変わらないな、Lithuaniaが一気に上げたが、上位国には及ばず。おっ、Finlandが上がった!と思ったら、次はUkraineがトップに。イタリアの300point越えはビックリだ。Malta、public voteが伸びず脱落。スイスとフランス、イタリアの一騎打ちかな。
 おぉ、なんと想定外にもハードロックでエントリーしたItalyがwinnerに!Congratuations!フランスも2位になり、今年は大国復活ですね。
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