DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

石野卓球の地獄温泉@恵比寿リキッドロフト

 土曜に続いてまたしても恵比寿へ。風邪引いてるのに、冷え込んだ夜なのに、don't stop nightclubbing(笑)。石野卓球はWIREとかSTERNEとかのビッグパーティはご無沙汰してるが、このクリスマス明けのホームパーティノリ(と言っても300人くらいは入るのだが)のプレイは何が飛び出すか分からないワクワク感があるので。Q'Heyさんが6/9にロックの日を、Yodaさんがマンチェスターナイトをやるように、卓球さんは12/26に地獄温泉をやってる感じ。それにしても、自分の普段行くようなパーティ(テクノもハウスも)は客層がどんどん高齢化する中、卓球氏だけはDenki Grooveとしてのビッグネームを武器に常に新しいファン→クラバーを引っ張っていることが称賛に値する。実際、恵比寿の街は忘年会帰りのオッサンサラリーマンだらけだが、リキッドルームの中は大多数が大学生世代(と言うか、冬休みに入ってかつ帰省にはちょっと早いと言う夜遊びにはちょうど良い時期か)。で、この日は80年代エレポとかがかかりまくる訳(^o^) 今のフロア向けテクノはTB303だけど、この時代はやっぱ
りフェアライトだねー、とか(笑)。もちろんそんなパーチーだからオッサンもいますよ、エナジードームかぶってる人とかいて、ユーモア分かってるなー!さすがにYou Spin Me Roundあたりは若い人でもノレますね。
 去年はベタな歌謡曲もかけて踊れない時間帯もありましたが、今年は全編踊れた感じ(J-POPレアグルーヴ度は去年よりやや下がった感じ)。ジャンルレスと言うよりもなんでもありの中にスタイルありと言う感じ、例えばKraftwerkっぽいトラックにアイドル歌謡曲をかぶせて(その場でミックスしてるのかダブプレートを用意しているのかは不明)“ジャーマン歌謡”を作ってしまったり(笑)。あるいは80年代ディスコ全開、もしかしてブースの中の“赤シャツ”さんは松本みつぐ?(いやレコードかけながらしゃべったりはしないのでw)もはやリキッドルームと言うよりその前身のディスコ、ニューヨークニューヨーク状態(笑)。
 それと、卓球さんの黒い音に関するバックグラウンドが垣間見られるのも重要。特にマニアックな黒人音楽リスナーではないにせよ、テクノ系でブラックミュージックのバックグラウンドがなくて非常につまらない人もいる中で、KraftwerkのトラックにWhitney Houstonのボーカルを被せたりする洒落っ気はある。やはり白人音楽と黒人音楽のクロスオーバーこそテクノ、と言うスタンスが個人的にはしっくりくる。
 それにしても、このリキッドのフロア、PAがリアしか鳴っていないのだがあまり気にならない。リキッドは基本的に床からもビートが鳴っているような感覚があるからなあ。
 6時頃音が止まるが、それでフロアが引いたりはしない。アンコールの連続でそのままエンドレスへ。ただでさえ6時間半のパーティを1人でプレイしきった、この人の体力だと昼まで行ってしまいかねないので(笑)、日の出の時間頃には上がる。あぁ今日はまだ平日だ、帰りの地下鉄が混んでる(汗)。
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