DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

DISKREVIEW: 木村カエラ/ROCK

 ついに日本人アーティストが'Funkytown'をカバーしたか!(感涙)そう、僕はこのアルバムをこの1曲のためだけに買ったと言っても良い。テクノポップシーンでLipps,Incの存在はアメリカでは歴史的な大ヒットを飛ばしたにも関わらず、日本ではディスコでちょっと流行った程度。アメリカ本国ではたくさんのカバーが出たし、M 'Pop Muzik'と並んでAnniversary albumも出るほどのアンセムなのに、日本ではテクノポップ好きの間でもマイナーな作品。そこに目をつけたプロデュースの石野卓球はやっぱりすごい!カエラちゃんのちょっと鼻にかかったボーカルがまた原曲に近くてグッド。
 木村カエラのカバーアルバムなので、誰も知らないようなマニアックな選曲ではないが、かと言って単なるヒット曲を無節操にカバーした訳ではないヒトクセはある。'Funkytown'の他にもQueenからはアメリカ進出のためにロカビリーに挑戦した異色の作品「愛と言う名の欲望」をピックアップしてみたり、日本では明らかにVan Halenの作品と思われている「ユー・リアリー・ガット・ミー」をオリジナルのThe Kinksテイストでアレンジしたり。しかしa-haはどうカバーしてもa-haにしか聞こえないなw
 しかしBastie Boysのカバーとかトンガってみせてはいるが、ちょっと薄っぺらいカバーだな、どうせパンキッシュにやるならJoan Jettとかにチャレンジして欲しかった、それが無理ならThe Go-Go'sくらいで止めといた方が良かったのでは?
 まあとりあえずこの選曲なら80'sロックファンは買っちゃうでしょう。
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