
木村カエラのカバーアルバムなので、誰も知らないようなマニアックな選曲ではないが、かと言って単なるヒット曲を無節操にカバーした訳ではないヒトクセはある。'Funkytown'の他にもQueenからはアメリカ進出のためにロカビリーに挑戦した異色の作品「愛と言う名の欲望」をピックアップしてみたり、日本では明らかにVan Halenの作品と思われている「ユー・リアリー・ガット・ミー」をオリジナルのThe Kinksテイストでアレンジしたり。しかしa-haはどうカバーしてもa-haにしか聞こえないなw
しかしBastie Boysのカバーとかトンガってみせてはいるが、ちょっと薄っぺらいカバーだな、どうせパンキッシュにやるならJoan Jettとかにチャレンジして欲しかった、それが無理ならThe Go-Go'sくらいで止めといた方が良かったのでは?
まあとりあえずこの選曲なら80'sロックファンは買っちゃうでしょう。