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ちょっと強い春風の中、駅から住宅街を銭湯に向けて歩く。これが現在の自分の最大の楽しみかも(金曜夜と言う休みの始まる時間の儀式)。
住宅街に突如商店街が現れるが、そこを更に越えるとゆートピアの電光看板。ビル銭湯です。玄関を入ると人懐こい子犬ちゃんがお出迎え、地元客の人気者なのでしょう。フロントの女将さんも大変気さく。
脱衣室、モダンなビル銭湯ですが乱れ籠があります、使っている人は見かけませんでしたが。もちろん仕事帰りの私は鍵つきロッカーを使わざるを得ない。歴代の銭湯組合作成ポスターが並んで貼られています。
浴室へ。なかなか人気の銭湯、先客は6~7人。湯道具は屋号入りプラスチック黄色桶、カッコイイ。座椅子は普及版の水色台形座椅子。
縦に長い浴室だな、島カランは1列、左手外壁側は浴槽のためカランなし。カラン数は右側女湯側から9・8・7。
ビル銭湯なので壁絵はありません。その代わりに森林浴、ガラス部屋浴槽があります。中は良い香り。ただしそんなに人気がない、おそらく熱湯のせいでしょう(別に普通に42度くらいなんだけど、今時の人には熱いようだ)。その左隣は床バブル。入浴剤の色が森林浴風呂と同じだけど香りは違います。こっちは少しぬるめ、40度強。その手前に座風呂2人分。その手前はでんき風呂。その手前は水風呂、最初は冷たかったが2度目からは大丈夫、19度くらいかな。
ここは身体を洗った後肌がつるつるになります。やはり軟水風呂のようです。井戸水らしいですが、良い源泉を持った銭湯ですね、そりゃ人気になるの分かります。背中モンモンな方もいらっしゃるし、モダンでも徹底的に東京銭湯の趣。
湯上がり、明治の瓶入り乳飲料もありましたが、瓶入りコカ・コーラを見たらそっちの方が飲みたくなった>110円
と言う訳で帰りは赤羽方面、長いアーケードのある商店街、LaLaガーデンを通る。山田孝之のドラマにも何度か登場してたよね、ワニダさんやジョージさんいないかなあ(笑)。結局、王子でわざわざ都電に乗り換え(駅の中まで花吹雪!)、その際に飛鳥山公園で夜桜の花見をして帰る。