DEEP GREEN

GO のブログ。
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クロスアルプス 乗り出して3日目。 オーストリアからスイスへ

2007年08月16日 16時26分49秒 | MTB 自転車



朝起きるのがつらい。
体は全身筋肉痛。 夜の10時に寝て、9時間寝ても疲れがとれない。

しかし、今日は昨日の遅れを取り戻すべく、昨日進めなかった分+もともと今日の予定の70kmを進まなくてはならない。
半分、無理かなと思うもみんなけっこう張り切っている。

朝ごはんにシリアルをおいしく頂く。 塩分を取るためにわざと塩をかけて食べるがおいしくない。 昨日はハードな日だったが、今日はさらにハードになりそうだ。

8時半に山小屋を出発。
天気は晴れ、景色も素晴らしいが、なんてったて体が痛い。
お尻も痛い。 恥骨と肛門。 重い荷物にロングライドがきいているのだろう。 自転車を最初にまたぐのがかなり勇気のいることとなる。 

マーモットが巣穴から出たり入ったりしているのを見ながら、ジープ道を登る。 昨日引き返した地点から山道に変わり、
斜度がきつくなると乗っていく事ができないので押していく。
スタートして2時間後に昨日泊まるはずだった山小屋に到着。山小屋は古そうで、昨日泊まった山小屋で正解だったねと
みんなと話をしながら今度はくだりだ。

ジープ道を下り、横道にそれていくことに。
下りに関してはウーベとアレクシーとが地図を見て、楽しそうな横道を常に探している。 今回の横道もそれで進むことになったが、岩だらけ! 

岩の道と言ってもいいくらいの道で、ところどころ道の横は崖だし(落ちたら死ぬ高さ。ほんまに怖い) でも楽しい!
みんな笑顔で下り終える。

さらにジープ道を下り、2回目の横道に。 ここも面白くて、下り終えるまでノンストップで行く。 最高!
ここから素晴らしい谷を下っていき、下の町につく。 
ここで昼飯にしようということになり、ハンバーガーとスピッチーをおいしく頂き、食後にこれまたおいしいエスプレッソを飲む。 先は長いのにみんなぜんぜん焦ってないし、のんびりの昼飯だった。 時間の感覚が違うんだろうなと思うが、郷に入れば郷に従えということでのんびり昼飯。

食事後は町の中を下っていき、最後にきつい登りが。
登りは延々と続いていく。 昼飯食べてるのにここで売り切れ。エネルギージェルを2つ飲みパンとソーセージを食べて体力回復をはかる。 でもさすがに標高2000mを超えてくると体が動かない。 みんなに置いていかれながらもなんとかオーストリアの国境を越え、スイスに入る!

時間的に見てもここから最初の山小屋で今日は泊まることに。
もともとの計画ではこの山小屋は今日の行程の真ん中くらい。思ったよりも行程がきつく進まない。天気は晴れたり曇ったりで通り雨も軽くある。 曇ったり風が吹いてくると寒く、風が本当に冷たく、体の熱を奪っていく。 気温で言うと15度くらいだと思うが、体感温度は10度くらいという厳しいものだった。 この日もへとへとになって山小屋にたどり着く。
毎回そうだが、走ってて山小屋が見えたときは本当にうれしい。 助かった!という感じです。 

山小屋に着いたときは夕方5時くらいと、いつもの時間に比べるとかなり早い。 ここでも、いつものように短いホットシャワーを交代して素早く浴びてリラックスモード。

外は雨が降り出しどんどん寒くなっていく。
レストランのある部屋は暖かいが、一歩その部屋をでると
かなり凍える。 この山小屋、標高2264m。 それだけ高いところにあれば寒いよなーと妙に納得。 

レストランで明日のルート確認をしながらバイスビールを飲む。みんなさすがに疲れを隠せないが、ビールを飲んで体があったまってくると気持ちは最高に。 そのまま夕食。 今日はキャベツサラダにイエガーシュニッチェル(豚肉きのこソースあえ、ポテトパスタみたいな付け合せ。 これがうまい!)もちろんビールも飲みます。 結局バイス3杯、レディーバイス1杯(生小)と約2リットルのビールをいただきました。 
高地なのでよく回ります。

ベッドに入るとすぐに記憶をなくす。
この日の夜もぐっすりと眠ることができました。


つづく

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
絶句です・・・ (てっちゃん)
2007-08-19 21:01:25
すごいです・・・。
遠い世界の冒険家たちの記録を読んでるみたいです。顔を知ってる人がそんな旅に出てるなんて想像がつきませんよぉぉ!!!
どうぞ、仲間のみなさんと団結第一で、無事故で充実の旅を!! 
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今となっては良い思い出! (Go)
2007-08-19 23:44:04
てっちゃん、大丈夫だよ!
無事に帰ってきてるし。
しかしこれはすごい旅でした。
続きを楽しみにね!
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