地震リスク delphis manta blue

身近な地震リスク 減災を目指して

<復興を願い 2011.3.11東日本大震災>
<未曾有の巨大災害 記録>

東日本大震災から11ヶ月 復興庁遅き始動

2012-02-12 | 地震リスク

復興庁始動 「復興の最前線」に期待 東北4県(河北新報) - goo ニュース

10日に発足した復興庁は期限10年で設立された。11日で大震災から11ヶ月目となったが、復興庁の始動までにこんなに時間がかかるとは誰も思わなかっただろう。日本の今の政治と行政の日本の未来を描けない状況が足かせとなった。

最近では、首都直下地震が4年以内に70%の確率で発生するとの試算をした東大地震研究所への批判が高まっている。今年に入りマスコミがセンセーショナルに記事にしたが、最近の再計算では50%の確率に低下、さらに国の地震調査研究推進本部での会合では事実上、「短期での地震予知は無理」との東大地震研究所の成果が街の占い師レベルまで低下したコメントがあった。

確かに、史上最大級のM9の超巨大地震をまったく予測できず、日本の地震学の最高峰であるはずの東大地震研究所で一体何をやっているのかとの批判が多い。一方では地方大学の地震研究者の発表内容や批判を封鎖したりする動きがあり、国民にとっては将来の巨大地震発生の情報のどれを信用してよいのかわかわない。

東日本大震災での教訓から、地震は予知できないが、不断から地震・津波・噴火を意識した減災にむけた取り組みがひとりひとり行われることを願わずにはいられない。


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