相次ぐ海外の地震。日本への津波の影響はなかったが、日本でも海岸付近へ仕事、通学等している場合には海外で起きた地震の情報に常に注意して行動する必要がある。海岸付近といっても津波は海岸から数十キロの陸地に浸水して来る。川も遡上して来る。自分の居る場合の危険性を知る事が重要である。
日本と同じく地震、火山の大国であるニュージーランドで気象庁震度階の震度5強に相当するマグニチュード7.3の地震が発生した。米国の太平洋津波警報センターから海外向けに一時津波警戒の発表があったが、津波の恐れがないが引き続き警戒との内容に変わった。
気象庁からも日本への津波の心配がないとの事である。
なお、米国太平洋津波警報センターの情報ではマグニチュードは7.1になっている。
九州の南海トラフ近辺で小規模地震が頻発している。有感地震の記録がないが、マグニチュード3から4程度と推定され鹿児島県東方沖付近で震源が集中している。
南海トラフ巨人地震の南海トラフ沿いだけに今後の動きに注意が必要だ。
熊本地震から7年が経過する。最大震度7を記録した連続地震により1981年以降に建築された新耐震基準の木造住宅も倒壊する等、新耐震基準の見直し検討の機会をつくった。
マンションでも1階部分が駐車場に利用されるピロティ構造では建物全体が大きく傾く事例もあったとされる。
人々が暮らす住宅は自分や家族の命を守れるかが鍵である。耐震化や建替え、免震建物に居住する選択により命は救われる。
島根県西部地震から13日で5年が経過した。中国地方、関西地方の断層型地震はのちの南海トラフ巨大地震の前触れとされる。大阪府北部地震も6月で5年が経過する。備えを万全に進めましょう。