間隔はメチャクチャ開きながらも、なんとか更新を試みています(苦笑)
気長にお付き合いくださいませ
さて、今日の1枚は夏にピッタリのシングル。
bird
「SUMMER NUDE/DANCING SISTER」
2008/7/23リリース
ユニバーサル・ミュージック
UPCH-5549
birdのCDをちゃんと買わなくなって暫く経っていた。
初期の大沢伸一worldが好きだったので、段々とオーガニックな方向に傾倒する彼女の音に少し距離を置いていた。
しかし、前作『BIRDSONG EP -cover BEATS for the party-』において彼女が見せた(聴かせた?)カヴァーは一発で私の琴線に触れた。
名曲を様々なクリエイターとのコラボによって自分の世界に投影する手法に、カヴァーシンガーとしての力量の確かさを感じた。
魅力的なカヴァーシンガーというのは、ナニを唄っても自分の曲の様にしてしまう“軸がぶれない”ヴォーカルを聴かせてくれるモノだけど、彼女にもソレがあるんだね。
という訳で、近日中にカヴァーアルバム第2弾がリリースされるんだけど、このシングルはアルバムのリードトラックにあたるモノ。
真心ブラザーズの「サマーヌード」と、ノーランズ()の「ダンシング・シスター」のダブルAサイドとなっております。
「サマーヌード」は新進気鋭のトラックメイカー“釼持英郁”が一人で作り上げたバックトラックが秀逸。コンピュータに頼らず、ガットギターやベース、キーボード、サンプラーを駆使して、いかにも夏らしいドライヴ感溢れるサウンドメイクを聴かせてくれます。
「ダンシング・シスター」は、“MURO”のパートナーとしても知られる“SUI”が主宰するプロジェクト“THE BIZZMAFIA”のプロデュース作品。オリジナルのキュートでポップな感じとは一線を画すグルーヴィーなサマーチューンとなっております。
いやぁ、アルバムも期待できる仕上がり間違いなしですな(笑)