また半月くらい空きましたかね。なかなか更新に至らず数少ない読者の皆様には申し訳ない(苦笑)
そろそろ今年のマイベストとかも考えないといけない時期ですが、そこまで手が回るか微妙な感じになってます・・・・・
とりあえず、今年は9本のライヴに行った訳ですが、年内ラストとなる最高のライヴのお話など織り交ぜつつレヴューを書きたいと思います、ハイ。
「HOTELエイリアン」
2015/11/11リリース
HIRO MUSIC ENTERTAINMENT
HRME-1007
リリースから1カ月近く経ってしまいました。家族全員大好きな彼らの曲なのに、書くのが遅くなってしまったのは私が曲の真価を見極められなかったからかもしれません。
正直、最初に聴いた時は少しピンとこなかったんです。彼らに惹かれた最大の要因である、ファンキーグルーヴとロックテイストの融合とは若干ベクトルが違う様に感じられて。
アニメの主題歌というファクターの影響もあるかもしれません。「Flyers」にも似たような傾向は感じられました。
しかし、何度か聴いているうちに頭の中で渦巻いている状態になりました(笑)耳から離れない、というより頭の中から忘れさせてくれない。
そんな状態で迎えた11月28日。高松DIMEで彼らのライヴを堪能した。今回も家族4人で。
ちなみにセットリストは
1 Flyers
2 Golden Liar
3 HOTELエイリアン
4 Super Wonderful
5 スパイシーマドンナ
ここで聴いた「HOTELエイリアン」がこの曲に対する気持ちをガラっと変えた。
確かにカッコいい曲だと思ってた。でも、少し自分の求める方向と違う・・・・・・でも、ライヴで聴くとそんな瑣末なコトがどうでも良くなるんです(笑)
まぁ実にライヴ映えする曲だなと感心しました。展開していく曲調に身を委ねるだけでテンションが上がっていく。演奏も歌も実に気持ち良く染み込んでくる。
やはり彼らはライヴバンドとして素晴らしいと再確認しました。
4曲目にやったカップリングの「Super Wonderful」の私好みなサウンドも最高だったな。
とにかく、彼らのライヴって時間が短くてもお腹一杯にしてくれるんです(笑)
5曲、時間にして40分無いくらい?それでもグルーヴィで気持ちイイ音の洪水で満足させてくれる。ワンマンライヴなんか行ったら弾けて消えてしまうかもしれん(苦笑)
有希くんのドラムはいつも通りに気持ち良くビートを刻む。亮輔くんのベースのグルーヴは彼らのリズムの要。聡一くんのギターは今までで最高にエロくて艶やかで。貴秋くんのエンターテイナーとしての力が爆発するヴォーカルと陶酔を導くファルセット。
どれをとっても今のJ-POP界隈でトップクラスのライヴを体験させてくれると思うのです。
「Super Wonderful」のスタジオヴァージョンにはゲストでトランペットのTAKAOさん(ドラムの有希くんのお父上らしい・・)とキーボードにルルルルズの奥野大樹くんが参加しているけど、基本的にサウンドはシンプル。なのに華やかでゴージャスだったりするのが良いんです。詰め込み過ぎない音作り。スキマを大事にグルーヴを感じさせる。
この曲のインストなんか最高にそれを感じます。ギターのカッティングやリフとビンビン響くベースの絡みや、ハイハットの気持ち良さ、トランペットの切れ味、シンセ(?)のキメ・・・全てがファンクネス溢れるロッキングルーヴ!めちゃめちゃカッコいい。
とりあえず、次のライヴを楽しみにしている。次の音源を楽しみにしている。
そして、彼らがもっともっと大きな存在になるのを楽しみに待っている。