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田(でん)のブログ

八極拳と陳式太極拳の違い

昔、表演陳式太極拳56式の
型トウロ表演会で
八極拳みたいに
敵を倒すイメージで
型トウロやったら
当時、漫画拳児の影響で
日本人が今は亡くなった
蘇昱彰老師に
八極拳を習いに行った人達が
日本の武壇関連支部以外にもいた
みたいで
そんな台湾武壇系八極拳を
やってる人達から褒められたけど
僕の先生からは
『あれでは八極拳だ』
みたいに呆れられた事がある



八極拳と陳式太極拳56式の
型トウロは
要求が違うところがあると思うな
太極拳は気功の部分が
大きいらしく思う

八極拳の型トウロは相手を倒す事を
表現してるらしく思うけど
陳式太極拳はテンシケイとか
気功とか型トウロの時は
そう言うの表現するの大事
みたいに思う

あと八極拳は先手で攻める傾向が
あると思うけど
太極拳は先手を敵に攻めさせる様に
攻撃を誘う
傾向があると思うわ

引進落空などの戦法や
捨己従人などの
戦法を好む傾向があると思う

でも陳式太極拳も推手とか
闘う場合は全然違って
相手倒す気満々だと思うし
実際に闘う場合は
八極拳も陳式太極拳も
あまり変わらないらしく思うけどね

八極拳は力を入れて
相手を倒す意念のウェイトが強く
陳式太極拳はリラックスして
化ケイなどの変化する力
野球の変化球みたいな戦法や
意念と気功の
ウェイトが強い気はする
だから
何をしてくるか分からない構えを
とる傾向があると思う

八極拳の弱点として
敵を倒す意念を優先して
敵に命中したら大ダメージを
与えやすいけど
敵から攻撃の意念がバレやすい
傾向があると思う
全員じゃないけどね

だって敵を打ち倒す意識を
最大限に日頃から練習してるから
そうなって普通に思う
第一、派手に震脚したら
それだけで打つ前にバレる傾向
あると思うわ
だからバレても命中させる戦法が
八極拳の場合はやりたがる傾向が
あると思う

具体的にはボクシングで
『牽制』というのがあるけど
パンチによる牽制力が
強力な力の打撃や
強力な敵を打ち倒す
意念が強いと有利に働くと思う

八極拳はこれが得意だと思うけど
ガードの上から
強力なダメージを与えて
心理的に相手に
プレッシャーをかけて
防御や回避させたりして消耗させ
敵の防御を崩す
六通りの基本戦法を
繰り出してくる感じらしく思う
ムエタイもガードの上から
蹴りでダメージ与えて
ガードする腕に
ミドルキックでダメージ与えて
ガード不能にする戦法があるらしい

だから太極拳ではガードは
最終手段や保険で
力の直撃は極力避けるのが理想
だとは思う
理想だから毎回は出来ない
太極拳は意念を重視する理想だけど
力で対抗する場合もある
そんな時にガードしてダメージを
太極拳も実はくらうとは思う

八極拳は
ボクシングのハードパンチャーなど
同様に
一撃の攻撃力や攻撃意念が強いから
牽制力を活かした戦法が
成立する傾向があると思う

ジャブなど牽制も
威力のない攻撃では
相手から牽制を無視されて
逆に強い打撃で攻撃されたり
威力の無い攻撃を手数打って
疲れたりしるとは思う
僕も軽い攻撃を手数打つ様な
牽制攻撃をスパーリングでやったら
先生から威力がない攻撃は
牽制の効果すらないと
注意された事があるとは思う

ケースバイケースだとは思うけど
基本的には牽制に威力がないと
牽制効果もない傾向があると思うわ

太極拳はバレない様に
力や構えを見せたがらない傾向が
あると思う
ワザと隙を見せ
攻撃を誘ったり偽装退却したりする

それで武術として
戦法が違うところはあると思うな

ただし高いレベルの人達の
八極拳だと
まだ違うと思うので
個人差あると思う



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