11月12日(土)
都会へと電車は急ぐ稲田かな
名古屋城のわきに大きな柿の木がありますよと小耳にはさみ出かけてみる気になる。柿とわらぶき屋根というのもいいけれどパターンだなあ。柿と古びた土蔵というのはみどり湖マラソンのたびに見かける会場で毎年撮ってもいるけれど今一つ面白味が欠けていたのでした。いいじゃないお城と実る柿。出かけてみないことには写真は撮れない。
ところが名古屋城へ行ったことがありません。あらかじめスマホマップで出しておいたのに相変わらず見方がわからない。見当付けて歩いたはいいもののどうもおかしい。反対に歩いてるようだ。駅に戻って制服で何やらぼけっと立っているおっさんにバス乗り場を尋ねたのはいいのだけれど1時間か2時間かかるからタクシーはどうかと指をさす。長生きするはこのおっさん。姫路城へ行くのじゃないのだよ。少し歩いてお巡りさんがせこせこと道案内していたので尋ねる。解決。
スマホで見ていたマップはJR駅だった。あたしは隣接する名鉄駅でした。若干差異がある。
たまげたのは名古屋城。しっかり城壁が作られていて入場券売り場が関所になっていた。えーー、入るのにお金要るの。吉田城などお金など要りませんよ。さすが名古屋とヘンなところに関しくしつつ500円支払う。そして名古屋城そのものに入るにも別途400円の入場券が要るようでした。あたしゃ中などどうでもいい。
ぶらりぶらり歩いていたらおもてなし武将隊の一団がやってくる。わーー、これ嫌いなのだわね。慌てて横道へ逃げ込む。
おもしろい演舞に遭遇して真ん前に陣取りシャッターを切る。舞妓はんほか和服のキレイどころががしゃちほこやってました。大収穫。実った柿と金のしゃちほこも首尾よく捉えてバスに乗る。出かけてみるとチャンスにも出会うの一日でした。帰りの電車では顔を知ってる小学生・男子に出遭う。人懐っこい男の子で住宅の子ではありません。一度ドアチャイムを鳴らして顔を出したことがある。何度もこっちを見ているのでよく見たらその子だった。傍らには弟とばあちゃんかな。
足はまだ痛むし夜勤日だというのによく動きます。
厨房メモ
いったい何時間眠れるか実体験してみた。9時間ですね。起きねばなるまいと起きたのだけれど用事がなければまだ眠れそうでした。それでも帰りの電車の中ではうつらうつらする。