静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

五味八珍@濃厚つけ麺ランチ

2016年07月02日 07時12分37秒 | ラーメン(静岡市内)
五味八珍@濃厚つけ麺



 今日のラーメンは久しぶりに若松町の、「五味八珍」さんにやってきました。
というのも珍しく新聞のチラシに100円の割引券が付いていて、それが目に留まったからです。
こちらのお店に行くのは何年ぶりでしょうか。



 「いらっしゃいませ」
開店から間もない時間でしたが、そこそこお客さんは入っています。
「どこでもお好きな席にどうぞ」
ではせっかくですから一番前のテーブルに座りましょう。



 すぐにお冷と紙おしぼりが出て、メニューを眺めます。
「お決まりになりましたらお知らせください」
まあ、ランチメニューですから選択の範囲は限られます。

 すぐに決まって店員さんを呼びます。
「つけ麺とチャーハンのランチをお願いします」
「漬け汁は冷たいものですか、温かいものですか」
これは予想していませんでしたが、温かいものでお願いしました。

 出来上がりを待っているうちにお客さんがどんどんと入ってきます。
団体は少なくほとんどが一人か二人客ですが、それがばらばらに席を取るのでほぼ満席になってきました。
お店によっては座る席を指定して、隙間なく詰めるところもありますが、ここはすべて自由でゆったりしています。



 「おまちどうさまです」
女性のお運びさんが忙しくなったらしく、奥から男性の店員さんが運んできてくれました。
これが濃厚つけ麺とチャーハンのセットです。



 まずは中華麺です。
冷たい水で締められた麺には申し訳程度に刻み海苔が掛けられています。
いわゆる、「ざるラーメン」というやつです。



 冷たい麺を温かい漬け汁に入れていただきます。
この感覚もたまに食べると新鮮です。
ダシの利いたいい感じの汁でこれは美味しいですね。
普段はつけ麺をいただくことはめったにないので、こういう機会に食べておきましょう。

 しかし何か物足りない。
それはすぐに気が付きました。
つけだれには具が何も入ってはいません。
つけ麺ですとチャーシューの切れっぱしあたりが顔をのぞかせるんですが、ここに入っているのはゴマとネギだけです。

 まあ、サービスのランチですし、ざるそばだと思えばまったく問題ないです。
そこで今度はチャーハンに取り掛かります。
ていねいに蓋までついていますが、これを開けるとチャーハンが顔を出します。



 このチャーハンが予想外といっては失礼ですが、結構おいしかったです。
ラーメン屋さんの半チャンと侮るなかれ、これはしっかりと作られたチャーハンです。
私は単独でチャーハンをいただくということはめったにないんですが、これなら単独でも大丈夫というぐらいの出来でした。
よく考えてみると、こちらのお店でチャーハンをいただくのはこれが初めてですね。

 ふと眼を上げると、前のお客さんに巨大な肉の塊が出てきました。
そうだ、これが油淋鶏です。
かなり前にこの油淋鶏のついたランチセットを注文してギブアップしたことがありました。
これがとんでもないボリュームなんですね。

  ここで考えたのは、「テイクアウト」でした。
確か五味八珍さんは、「ドギーバッグ」があったはず。
最初からあきらめて油淋鶏だけをお土産にするというのは、さすがにセコイですね。
まあ、それぐらいに巨大なランチですから体調を整えて再挑戦したいです。

 今回のランチはざるラーメンにチャーハンですから、小食の私でもなんとか片づけることができました。
それでも結構お腹いっぱいですが、これで税込み637円ですから格安ですね。
割引を使って537円になりましたから、さらにお得です。

 五味八珍さんでは午後3時までランチサービスをやっています。
そしてアルコールもありますから、遅めに入ってビールのおつまみに使うというやり方が思い浮かびました。
今度お休みの日にチャレンジしてみようかと思います。
ごちそうさまでした。






コメント
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