静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

大村バー@湯豆腐登場

2017年10月11日 07時34分46秒 | 居酒屋
大村バー@湯豆腐登場

 10月も中旬になって、ようやく秋の涼しさがやってきました。
そうなると恋しくなるおつまみがあります。
人によってそれはさまざまでしょうが、私はやはり「湯豆腐」ですね。
しかも「大村バー」さんのそれです。

 毎年秋になるとその湯豆腐が恋しいあまりにこちらのお店にやってきます。
今日は幸いにも日曜日でお店の開店時間も早いですから、晩飯前にやっつけておきましょう。
勢い込んでお店に着きましたが、赤ちょうちんにはしっかりと「湯どうふ」と書かれてありますね。



 開店間もないお店は空いていますが、手前のカウンターにはずらりとおしぼりが並んでいて、どうやら予約で埋まっている感じでした。
先客は三人だけでいずれもカウンターです。
私は一番奥のカウンター席に座ります。



 「瓶ビールください」
今日は久しぶりにアサヒビール(税抜き630円)で乾杯です。
おもむろにメニューを見ますが、これは万が一湯豆腐が品切れの時の用心です。



 「すいません湯豆腐はもうやっていますか」
「はい大丈夫です」
これは良かった、安心して注文を告げました。
ちなみにもしダメだった時のピンチヒッターは「いか納豆」に決めていました。



 空いているせいかそれほど時間もかからずに「名物湯豆腐(380円)」が出てきました。
プーンとあたりに美味しそうな香りが漂います。
これこれ、久しぶりです。



 この湯豆腐というのは、ただのお豆腐ではなく大村バーさん特有のものです。
普通のお椀に温めたお豆腐が乗り、そこに醤油味の餡が掛かっています。この餡が出汁が利いていてまた豆腐によく合います。
そして上には刻み海苔に鰹節、ネギにおろし生姜とちりばめられています。

 これを添付のスプーンですくっていただきますが、美味いんだなあ。
ビールにも日本酒にもショーチューにも合う万能なおつまみですね。
毎年この湯豆腐が食べたくなって、必ず一度は大村バーさんにやってきます。

 連休中のせいか今日はお客さんの出足が鈍いような気がします。
いつもですとすぐにカウンター席が埋まるんですが、まだまだのんびりしていますね。
ベテランの店員さんも手持無沙汰な様子でした。

 私はといいますと、この湯豆腐がちょうどぴったりビール1本でしっかりもちました。
20分ほどでビールが空いてそのままお会計です。
消費税が付いて1091円、こちらは端数は切り上げでした。

 さて、お会計をしてお店を出ると、珍しい方に鉢合わせしました。
「たこ八」さんの常連さんのお二人です。
別々に来たようですが、日曜日は大村さんが定番のようです。
たこ八さんの閉店からはや3か月、いまだに心の隙間は埋まっていません。

 これから寒くなってきてますます湯豆腐が美味しくなる季節ですね。
たこ八さんのおでんが恋しい今日この頃です。
ごちそうさまでした。


 
コメント (2)
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