福竜＠令和初の

福竜＠令和初の



　１０連休も無事終わって、世間も穏やかになってきました。
私はほぼ毎日お仕事でしたから、ごく普通に過ごしております。
とは言え街中は大混雑ですから、居酒屋探しもままなりません。
「令和初」のお店がなかなか決まらないんですね。

　そこで、混雑する市街地を離れて、西門町までやってきました。
午後９時過ぎの「福竜」さん、これもお久しぶりの訪問です。
のれんをくぐると、さすがに空いていてお客さんは三人だけでした。
手前のカウンター端席に座ります。



　「ワンタンとビールください」
令和初の外飲みは、ここ「福竜」さんで始まりました。
女将さんがすぐに瓶ビールを出してくれます。





　暇つぶしにメニューを見ますが、どれも安いですね。
これで大丈夫なのかと心配にもなります。
ご主人が手早くワンタンを茹で始めました。
寡黙なご主人ですが、いつもながら手際がいいです。



　その手際が良すぎて、お通しが出て来る前にワンタン登場です。
相変わらず美味しそうなワンタンですね。
お酒のつまみのこういう汁物は、私の好きな組み合わせです。
さっそくコショーを振っていただきます。



　ちゅるちゅるとしたワンタンを食べてビールを流し込みます。
合間にかじるコリコリとしたメンマも良いですね。
そしてスープをゴクリ。
まさに至福の一時です。



　なじみの深いワンタンですが、今では単品でワンタンを出すお店がほとんどなくなりました。
ワンタンに少し遅れてサービスのお新香も出てきました。
よく使ったキュウリに白菜、今夜はザーサイも乗っていますね。
こちらはお醤油をかけてつまみにします。

　ご主人が作っているのは私よりも前に入った男性のお客さんのものでした。
ワンタンが早くできるので私を先にしてくれたようです。
見ているとワンタンを茹でてかに玉も作っています。
それが一つにまとまりました。

　その方に出たのは、ギョーザに「かに玉ワンタンメン」でした。
大きな丼でかなりのボリュームでした。
あわててメニューを確認すると、このかに玉ワンタンメンがなんと７５０円ですから驚きました。

　ワンタンも５個ほど入っていますし、かに玉も大きなものですから、これはお得です。
私もワンタンオンリーでなくほかのメニューも食べてみなくてはいけませんね。
夜間しか営業されていないので、お食事メニューはなかなか食べられないのが残念です。

　テーブル席にいた男女がお会計です。
二人でラーメンとチャーハンを分けていたようで、お支払は１１００円でした。
まさに庶民の味方というお店です。

　新しいお客さんが入ってきたところで私はお会計です。
ビールとワンタンで１１００円。
いつもごちそうさまです。