静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

玉屋@十条

2022年12月17日 07時35分09秒 | ラーメン(静岡県以外)

玉屋@十条

 今日は今年最後の東京ツアーです。
そして今回はもちろん青春18きっぷを利用しての旅です。
しかしまたもやコロナの影響で行ける日数が少なくなりました。
したがって5回分を購入することはできず、チケットやさんを利用して1回きりの旅行です。

 12月14日水曜日、満を持して静岡駅を出発しました。
久しぶりの東海道線ですが、思ったよりも混んでいて驚きました。
しかも熱海駅では接続する電車が遅れています。
上野ラインの列車が霧で遅れたということで、10分ほどタイムロスができました。

 とはいえ急ぐ旅ではないのでのんびりと車外の風景を楽しみます。
鈍行列車の旅で、退屈だろうと言われることがありますが、まったく大丈夫です。
列車の窓から見る風景は楽しくて、一人でもまったく退屈しないんですね。
小田原で湘南新宿ラインに乗り換え、着いた先は赤羽です。

 

 そしてここで埼京線に乗り換え、十条に戻ります。
これは池袋で乗り換えたほうが早かったのかもしれませんが、どうなのかな。
ここでも電車が遅れていましたが、何とか乗れて無事十条の駅につきます。
駅から徒歩で商店街を進みます。

 最近はスマホのナビがあるので、新しいお店でもそれほど苦労せずに見つけることができますね。
商店街の端に、目指すお店を見つけました。
こちらが「玉屋」さんです。
なんとも歴史を感じさせる白いのれんですね。

 

 ではお店に入りましょう。
すると席が一杯で、座る場所が見つかりません。
女性の店員さんが少し待ってくださいと言って奥の席に案内されました。
お店はテーブルが4脚ですべてが相席です。

 私は中年の男性の向かい側に座ることになりました。
その方はアルコールに餃子、そしてタンメンのようなものを食べています。
店員さんがメニューを出してくれますが、決めていたのでラーメンと注文しました。
見た限りでは餃子がよく出ていました。

 さて、待っている間に店内を見回すと困った掲示が目につきました。
それには「店内での撮影は禁止します」と書いてあるんですね。
ありゃ、これは困ったぞ。
待っているうちに卓上を撮っておこうかと思いましたが、それをしなくて良かったです。

 しかし写真がないので今回のレポートは分かりにくいかもしれませんね。
お店は女性がお二人だけでやっていて、若い方は娘さんなんでしょうか。
出来上がったものを一人前ずつトレイに乗せて持ってきてくれるんですが、そこに調味料も付いています。
餃子のお客さんには餃子のお皿とともにラー油やお酢、そして醤油が並んでいるということです。

 たぶんこれはコロナ対策なんでしょうが、お店の方も大変ですね。
そして割り箸はしっかりと個別包装されているものでした。
入ったタイミングが悪かったようで、私の前にまだ6人ほど待っている状態でした。
そして人気のあるお店なので、外から中をのぞいて満員だと諦める方が数人いました。

 ただ今お店にいるお客さんは全部で9人ですが、その一番最後に私のラーメンが出てきました。
もちろんギャバンのコショーが付いています。
具にはチャーシューが一枚にメンマ、ゆで卵が半分とナルトに青菜です。
まずはコショーを振っていただきます。

 麺は細麺の縮れで柔らかなものでした。
そしてスープですが、非常にあっさりとしています。
今どきのラーメンとは違う薄口の醤油味で、脂っ気はほとんど感じられません。
私にはもう少し濃い目の味でもいいかな。

 不思議なことに私が入ってからは誰もお客さんが入りません。
食べ終わった方からお会計をして出て行くんですが、私が食べ終わった時にはもう二人だけになってしまいました。
お店にもお客さんの波があるようですが、これは不思議でした。
美味しく食べ終わってここでお会計です。

 

 最近値上げをされたようですが、それでも700円ですから良心的なお値段だと思います。
中の写真が取れないので外景です。
そこにはこう書かれていました。
「煮干し、鰹節だし、昭和生まれの味と技 仙人ラーメン」

 

 昔懐かしい仙人ラーメンは飽きの来ない優しい味でした。
ごちそうさまです。

 

コメント
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