デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

嫁リスト

2022-04-19 01:33:20 | アクセス解析の面白い...


 

嫁リスト

 


(yome22-03-09x.jpg)


(renge00e.gif)




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デンマンさん。。。、あんさんは 再婚することを考え オイラの嫁リスト をヨダレを垂(た)らしながら見てはるのォ〜?


(kato3.gif)

なんでぇ〜、わてがヨダレを垂らしながら嫁リストを見にゃあかんねん。。。わては再婚することなど考えておらんでぇ〜。。。

そんなら、いったい どなたはんが 嫁リスト を見てはるのォ〜?

ちょっと次のリストを見て欲しいねん。。。

 


(liv22-03-09b.jpg)


『拡大する』

『2012年1月のページ』


 



これはライブドアの わての「徒然ブログ」の日本時間で3月9日の午後7時18分から午後9時51分までのアクセス者の記録やねん。。。赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。。。



あらっ。。。3月9日午後9時33分に見慣れへんサイトの「嫁リスト」からやって来て あんさんの「徒然ブログ」の 2012年1月のページ を開いたネット市民がおったのやねぇ〜。。。

そういうことやがなァ〜。。。実は、新宿区信濃町に住んでいる 横田米助君が「2012年1月のページ」を開いたのやァ〜。。。

 


(ip42118.jpg)

 



横田米助君は信濃町で何をしておるのォ〜?



出版会社に勤めながら、そろそろ嫁さんでも もらおうかと考えておるねん。。。

。。。で、 リファラ  のリンクをクリックすると、どないなページが出てきよるのォ〜?

次のページが表示されるねん。。。

 


(yome22-03-09.jpg)


『拡大する』

『実際のページ』


 



あらっ。。。このページは 熟女AV女優一覧 やないのォ〜。。。つまり、横田米助君は熟女AV女優さんに憧れて、できれば結婚相手にしようと考えているわけやのォ〜?



そういうことやんかァ〜。。。

。。。つうことわァ〜。。。あんさんのブログの「2012年1月のページ」の記事の中に、あんさんが気に入った熟女AV女優さんが登場しやはるのォ〜?

いや。。。わては、熟女AV女優さんを取り上げて記事を書いたことがあらへんのやァ〜。。。

それやのに、どないなわけで横田米助君は、あんさんのブログにやってきよったのォ〜?

わても不思議に思って、熟女AV女優一覧 のページを隅から隅までじっくりと見たのやけど、わてのブログの記事のURL はどこにも見当たらんのやがなァ〜。。。

そやけど、上の検索リストを見る限り、横田米助君は間違いなく 熟女AV女優一覧 のページからやってきたと記録に残ってますやん。。。

そうなのやがなァ〜。。。そやから、わては物好きにも、一つ一つの写真をクリックしていったのやァ。。。

そいで、あんさんは、横田米助君がクリックした写真を見つけやはったん?

見つけたのやがなァ〜。。。次のページの赤枠で囲んである写真をクリックしたのやァ〜。。。

 


(yome22-03-09a.jpg)


『拡大する』

『実際のページ』


 



上の赤枠で囲みはった志村玲子さんの写真をクリックすると どないなページが出てきよるのォ〜?



次のページが出てきよる。

 


(yome22-04-16.jpg)


『拡大する』

『実際のページ』


 



横田米助君は上の写真の中から赤枠で囲んだ写真をクリックしたのやがなァ〜。。。



すると 2012年1月のページ  が出てきよるのォ〜?

そういうことやァ〜。。。次のページが出てきよる。。。

 


(liva12-01-31b.jpg)


『拡大する』

『2012年1月のページ』


 



ブラウザの検索機能を使って 志村玲子 と入れて検索してみたのやァ。。。すると、赤丸で囲んだ箇所を見てみれば分かるように 6件ヒット するねん。。。



つまり、あんさんの記事で志村玲子さんというAV女優さんを紹介してるやないのォ〜。。。

いや。。。わては記事の中でAV女優さんを紹介したことはあらへん。。。

そやけど、 志村玲子 と入れて検索すると6件もヒット するやないのォ〜。。。

 


(ogasa012.jpg)


 



実は、上の写真の女性は志村玲子 という名前とちゃうねん。。。



志村玲子 という名前とちゃうのやったら、上の写真の女性は何という名前やのォ〜?

ちょっと次のメールを読んで欲しい。。。

 



Subj:突然のメールで

失礼いたします。



(bouncy.gif)

Date: 10/03/2010 5:48:19 PM
Pacific Standard Time
日本時間:3月11日(木曜日)午前10時48分
From: ********@***.biglobe.ne.jp
To: barclay1720@aol.com


デンマンさんにメールを出そうかどうか、ずいぶんと迷いましたが思い切って書くことにしました。
私は小笠原玲子(仮名)と申します

デンマンさんのブログを3年前より拝見しております。
レンゲさん、めれんげさん、小百合さん、それに卑弥子さん。。。それぞれ皆さん個性的で、いつも楽しみにして読ませていただいております。 私自身も BIGLOBE のウェブリブログでブログをやってます。 デンマンさんのブログを拝見しながら、いつも勉強させていただいてます。

今朝9時半ごろ「次郎のブログ」で『遠い恋・悔恨の涙』を読みました。 文中の『愛の涙』をクリックしたら Denman Blog のページへ誘導されました。 デンマンさんがたくさんのブログをお持ちであることは存じ上げておりましたが Denman Blog を見るのは初めてでした。

源氏物語について書かれていましたが、私も「六条の御息所」には関心を持っております。 東京に住む専業主婦の私にとって、気晴らしと言えばブログに記事を書くこと、それに買い物ぐらいです。 2児の子供の母親ですが、自分だけの時間を持つことがほとんどありません。 子供を保育園に送って、やっと一息つくのが9時半ごろです。

今朝、たまたま「六条の御息所」を読んで、いつか書こうと思っていた自分の肩を優しく押されたような気がしました。 それで失礼とは思いながらメールさせていただきました。

めれんげさんの豊満な肉体に対抗するわけではないですけれど、自己紹介のつもりで私の写真を貼り付けます。

 


(ogasa012.jpg)

 

結婚前に撮った写真です。
私のお気に入りの一枚です。
巨乳ブームの昨今、私が誇れるものは、おっぱいが平均よりも大きめなことぐらいです。
「六条の御息所」を読んで勇気が出ました。
また、そのうち、気が向いたらメールを書かせてください。

このメールがいたずらメールや、スパムメールでないことをデンマンさんならば、ご理解していただけますよね。
いづれにしても、失礼を省みず不躾に書いてしまいました。
これも「六条の御息所」の“生霊”のなせる業だと思います。
お笑いくださいませ。

かしこ。




『玲子さん、見て』より
(2012年1月17日)


 



あらっ。。。小笠原玲子という名前やったのねぇ〜。。。



そういうことやァ〜。。。つまり、すでに結婚しておるねん。。。

どないなわけで、志村玲子という名前で熟女AV女優としてリストに載ってはるのォ〜?

志村玲子という名前の付近に小笠原玲子さんの写真が出てきよったさかいに、熟女AV女優一覧のプログラムが間違って小笠原玲子さんの写真を取りあげてしまったのやがなァ〜。。。

人騒がせな間違いをしてしまうものやのねぇ〜。。。

そういうことやァ〜。。。横田米助君がせっかく気に入った女性を見つけたというのに、上のメールを読んで、すでに結婚していたと知って米助君はガッカリして落ち込んでしまいよったのやァ〜。。。

可哀想やねぇ〜。。。

ネットでは、そういうことはよくあることやァ〜。。。そやから、めれちゃんも、ネットで結婚相手を探すのは止めたほうがいいでぇ〜。。。



(laugh16.gif)


【卑弥子の独り言】


(himiko22.gif)

ですってぇ~。。。

あなたも ネットで結婚相手を見つけようとするのは止めたほうがいいと思いますわァ。。。

ええっ。。。 「そんなことはどうでもいいから、何か他に もっと面白い話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で、あたくしにご命令なさるのでござ~ますかァ?

分かりましたわ。。。

あなたは、結婚にやぶれたかもしれません。

でも、そんなに落ち込むことはないのですわよう。。。

なぜなら、あの有名なアインシュタインは次のように言ったのでござ~ますわァ。


結婚とは、ひとつの偶然から

永続的なものを作りだそうという、

成功するはずのない試みだ。



(einstein2.jpg)

---アルバート・アインシュタイン


分かるでしょう!

結婚は永続しないものでござ~♪~ますわァ。

だから、今晩も、近くの居酒屋によって一人でお酒を飲めば いいのでござ~ますわァ。

 

ええっ。。。? 「そのような、慰めはいいから、気晴らしに、もっと面白い話をしろ!」

あなたは、更に、あたくしにご命令なさるのでござ~♪~ますか?

分かりましたわァ。。。 では、ちょっと次の検索結果を見てくださいまし。。。

 


(gog60409a.png)

『拡大する』

『現時点での検索結果』

 

「卑弥子 ヴィーナスのえくぼ」と入れてGOOGLEで検索する殿方が多いのでござ~ますわァ。

つまり、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”を目当てにやって来るのですわよう。

うふふふふふふ。。。

あなたも、ビックリするでしょう?

ジムに毎日通って“ヴィーナスのえくぼ”をゲットしたのですわァ。

 


(buttdimp5.jpg)

 

どうでござ~ますかァ?

ええっ。。。 あたくしのお尻だとは思えないのでござ~ますかァ~?

どうしてよう?

ええっ。。。 スタイルがよすぎると、おっしゃるのござ~ますかァ~?

あたくしが十二単を一枚、一枚脱いでゆくと、

最後には上のようなおヌードになるのですわよう。

信じてくださいましなァ~。。。

ところで、話は変わりますけれど、

かつて、レンゲさんの親友の めれんげさんは 一生懸命にブログを更新していたのでした。

でも、時には、他のことに夢中になって、会費を滞納したことがあったのでござ~ますわァ。。。

そのために、サイトを削除されてしまったのです。

それでも、2013年の6月にライブドアで『即興の詩』サイトを再開しました。

めれんげさんの『即興の詩』サイト

再開して間もないのに 検索結果 3,960,000件中の 9位に躍り出るなんてすごいですよねぇ~。。。


(gog30703.gif)

『現時点での検索結果』

現在、めれんげさんは お休みしています。

でも、これからも、ブログを通して「愛のコラボ」を続けて欲しいですよねぇ~。。。

かつて めれんげさんの「即興の詩をはじめました!」の『極私的詩集』サイトは 次の検索結果で見るようにトップを占めていたのです。


(gog30928a.png)

また、ブログを更新して トップに返り咲いて欲しいものです。

ところで あなたは「どうしたら、上位に掲載されるのォ~?」と考えているかもしれません。

その秘訣を知りたかったらデンマンさんが面白い記事を書いていますわ。

次のリンクをクリックして読んでみてください。


(seo001.png)

『おばさんの下着に見るSEO』

話は変わりますけれど、めれんげさんは可愛い猫を飼っています。

あなたも、猫ちゃんを飼っていますか?

ええっ。。。 ワンワンちゃんを飼っているのですか?

そういえばデンマンさんが『ワンワンちゃん』という面白い記事を書いていました。

気が向いたら下のリンクをクリックして読んでみてください。


(dog202.jpg)

『ワンワンちゃん』

とにかく、次回も興味深い話題が続きます。

あなたもどうか、また読みに戻ってきてくださいね。

では、また。。。


(hand.gif)



(surfing9.gif)

メチャ面白い、

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『愛と性の悩み』

『心の旅路』

『宮城学院女子大学』

『犬と性と居眠り』

『生パンツ強盗』




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こんにちはジューンです。

バンクーバーでは例年に無い暑さを記録しました。

1960年7月30日に記録した33.3度を破って

今年の7月30日に 33.8度を記録したのです。

でも、日本の暑さと比べれば

たいしたことはありませんよね。


Hottest Day Ever Recorded

in Vancouver


Source: The Canadian Press
Posted: 07/30/09 8:09AM
VANCOUVER, B.C.


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The city of Vancouver has registered its hottest day on record.

Environment Canada says a temperature of 33.8 C was recorded at Vancouver airport on Wednesday, shattering the previous high of 33.3 C that was set in 1960.

"A very strong ridge of high pressure is currently dominating all of B.C.," said Gary Dickinson, a meteorologist with Environment Canada.

"The ridge of high pressure also brought up from the south very warm air, which was responsible for the record-breaking temperatures."


ところで、今日は8月7日ですけれど、

最高気温は18度でした。

夏というよりも、もう秋という感じです。

わずか1週間しか経っていないのですが

変われば変わるものです。

あなたの地方では、いかがですか?

まだまだ暑さが続いているのでしょう?


(valent1.gif)

話は変わりますが、

デンマンさんがレンゲさんの記事を集めて

一つにまとめました。

もし、レンゲさんの記事をまとめて読みたいならば、

次のリンクをクリックしてくださいね。

■ 『最近のレンゲ物語 特集』


(wildrose.jpg)

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。



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ピンクフロイドとベートーヴェン

2022-04-19 01:20:46 | お笑い・ユーモア・娯楽・ゲーム・音楽

 

ピンクフロイドとベートーヴェン

 



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デンマンさん。。。、今日はピンクフロイドとベートーヴェンを取り上げるのですか?


(kato3.gif)

オマエは不満なのォ~。。。

別に不満ではありませんが、どういうわけでピンクフロイドとベートーヴェンなのですか?

実は、バンクーバー市立図書館でDVDを借りて次の映画を観たのだよ。。。

 


(lib20-09-05.jpg)


『拡大する』

『実際のページ』




 



なるほどォ~。。。8月29日にピンク・フロイドのライブ演奏の記録映画を観てコメントを書き込んだのですねぇ~。。。



そういうことだよ。。。

デンマンさんはピンク・フロイドのファンなのですか?

熱狂的なファンと言うほどではないけれど、このグループの曲には惹かれるのだよ。。。ビートルズ以来のユニークで衝撃的な作曲・演奏家のグループだと思うよ。。。

このグループのどういう曲にデンマンさんはしびれるのですか?

例えば、次の2つの曲だよ。。。

 


(timepink.jpeg)



 



初めて聴いた時には、かなり衝撃的だったよ。。。



どういうところがですか?

機械的な音が響いて、それに続いてグループのユニークな。。。、ピンク・フロイドならではの伝統を突き破るような曲が続くところがなんとも言えず衝撃的で。。。 次の曲も、初めて聴いた時には同じような衝撃を受けたものだよ。。。

 


(moneypink.jpeg)



 



つまり、これまでの伝統的な曲想とは違っているところにデンマンさんはしびれたのですか?



まあ。。。そういうところだよ。。。

でも、オイラには雑音的な音楽だとしか思えませんねぇ~。。。

雑音的な音楽というのは、言いすぎじゃないのォ~!? ピンク・フロイドが聞いたら、オマエを殺しにゆくと思うよ。。。

馬鹿なァ~! そんなことで殺されてたまるもんですかァ~!。。。で、どういうわけでベートヴェンを持ち出してきたのですか? ピンク・フロイドの曲とは、全く水と油ほどに違うじゃありませんか! だいたいピンク・フロイドとベートヴェンを並べるなど、考えられませんよ。。。ベートーヴェンを侮辱しているようなものですよ。。。ベートーヴェン・ファンがこの記事を読んだら、それこそデンマンさんは殺されかねませんよ!

オマエは、そう言うけれど、かつてオマエはベートーヴェンを取り上げて次のように書いていたのだよ。。。

 


1.5 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

    (1770 – 1827)



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ベートーヴェンの<<フィデリオ>>(Op. 72)は、初演の当時から幾多の論議を呼んできた。

 


(fidelio02.jpg)




フィデリオ

 

この作品は、ベートーヴェンの作品群の中でも特に難産に見舞われた作品のひとつであり、成功を収める版が完成するまでに何度も書き直しがなされている。

このオペラはベートーヴェン中期の代表作に挙げられる。
ブイイの原作の英雄主義的な性格や、当時のヨーロッパの知識人層に浸透し始めていた自由主義思想へのベートーヴェン自身の強い共感を背景として、英雄的な中期の作風が存分に反映されている。

ベートーヴェンの声楽曲によくあることだが、このオペラも歌手にとっては必ずしも歌いやすい音楽ではない。
特に、レオノーレとフロレスタンのパートを歌うには高度な技術を要し、そうでなければ要求された緊張感を表現することは到底不可能である。
このため、これらの配役を見事に演じた歌手は賛美の的となる。

囚人達の合唱、政治犯達の自由を謳う合唱、フロレスタンをレオノーレが助けにきた場面、そして救出が成功した場面などは、特筆に価する。
最後は、ソリストや合唱が代わる代わるレオノーレの勝利を讃えて、フィナーレを迎える。

多くの楽曲分野で後世の指標となる業績を残したベートーヴェンとしては完全な成功作とは言えない(ドイツオペラの最初の成果としても「魔笛」や「魔弾の射手」が挙げられることの方が多い)との批判もあるが、いちおう代表作のひとつとして今なお上演回数も多い。

これによって作曲者はモーツァルトとともに、主要音楽分野のほとんどに代表作を残した稀有の存在となった。
ドイツ圏ではバッハ以来、オペラをまったく残していない(または成功作がない)作曲家が多いだけに、貴重な作である。

 

主な登場人物

フロレスタン(囚人) テノール

レオノーレ(フロレスタンの妻) ソプラノ

ロッコ(刑務所員) バス

マルツェリーネ(ロッコの娘) ソプラノ

ヤキーノ(ロッコの補佐官) テノール

ドン・ピツァロ(刑務所長) バリトン

ドン・フェルナンド(大臣) バス




出典: 「フィデリオ」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


それがとりもなおさず、この四つの序曲をもつ彼の唯一のオペラが、他ならぬベートーヴェンの作品であるが故であることは、とかく忘れられがちであるのではないであろうか。
その議論の一つに、夫婦愛などをテーマとしたオペラが成功するはずがない、というのがあった。
(草子地:結婚したことのない彼、ベートーヴェンが描く夫婦の理想像?などと半畳を入れるのはやめよう。こんなことは、結婚などをしていないからこそ出来るのであるから)。

しかし、たとえ登場人物が夫婦ではなかったとしても、恋人同士であったとしても、話の筋道は大体つくであろうのに、それを、ことさらに、夫婦とした台本を使用したところに、私は、むしろ、ベートーヴェンの破天荒な意思、意欲を感じるのである。
(草子地:その、彼らしい作品の説得力の力強さだけは、私にとって、私が結婚する前も後も変りがなかった。)

この作品は良い作品ではあるが、それでも、モーツァルトのオペラに較べれば、太陽を前にした星である、ということを誰かが言っていた(草子地:巧く表現したものである)。
それはそうであろう。
舞台は、貴族の館などではなくして、監獄の中での出来事である。

何も、ベートーヴェンの作品に、モーツァルトの音楽を聴こうとすることもなかろう。
そんな風な聴き方は、モーツァルトだって野暮だと言うであろうし。

第三に、これは、この作品に限らないが、ベートーヴェンの声楽の扱い方に対する批判が後をたたないことである。
しかし、思い切って乱暴に言ってしまえば、彼は、彼のやり方で人声を扱ったまでで。
それはそれで完成されたものではなかったか、と私は思うのである。

器楽的で、唱うのに無理がある?
当り前であろう。
苦悩を唱うのには苦しい発声も必要である。

彼が、譲歩に譲歩を重ねて、何度も書き直したのは、その苦悩を聴いて欲しかったからであろう。
繰り返すが、ベートーヴェンは、ベートーヴェンの声楽を書いたのであって、それが器楽的である、ということではあるまい。
それを言うのならば、バッハの声楽曲だって充分に器楽的である。

彼も、モーツァルトも同様な批判を受けたことがあることはあったが、それは途絶えて、ベートーヴェンのそれだけが、今日なお指摘されている。
奇妙なことには、誰も、ベートーヴェンのフーガは、あまりにも和声的だ、などとは言わない。
ベートーヴェンは、ベートーヴェンのフーガ を書いた、ということは受け入れられている。

しかし、このオペラの筋書きには重大な欠陥がある。
もし、フロレスタンがドン・フェルナンドの呼ぶように<私の友よ!>であったのなら、何故、レオノーレは、あれだけの苦労、辛苦、危険を冒す必要があったのか、ということである。
そもそも、直接ドン・フェルナンドを訪れ、事情を説明すれば、それですんだことではなかったか。

それにも拘らず、抑圧からの解放、これは、常に現代的、現在的である。
ただ、その解放がドン・フェルナンドの鶴の一声では成らぬことを知るのには、人類は、未だ、一世紀余りを要した。

さもなくば、この作品中にドン・フェルナンドなどが出て来る幕などは無かったであろう。
これを、また、ベートーヴェンのせいにはすまい。

そもそも、彼といえども、何らの見通しの無い時代には、強固の意志に貫かれた、信仰にも近いような信念なくしては、理想などはもち得ないではないか。

その意味では、共和主義者ベートーヴェン は古典的であった。
現代的であること、現代人であることは、必ずしも幸いなことではない。

今、ソヴィエト社会主義連邦共和国や東欧諸国で起きている事態、あれは何であろうか。
この様にして、この二十世紀最大の実験は無に帰するのであろうか。

それでは、革命に血を流した勇敢なる闘士は浮かばれないであろう。
それこそ、スターリニズムによる犬死に、それで終わるのであろうか。

犬死、と言えば、先の太平洋戦争で散った兵士たちの死もまた、全て犬死であった。
遺族は、それぞれに、戦死者に何らかの意味を見い出したいと思い、それもまた当然すぎる心情ではあろうが、私は、敢えて言いたい、それは犬死であったと。

それである故にこそ、その無意味な悲惨を繰り返してはならない、と。
犬死という認識ではなかったら、その悲惨さは権力によって薄められるのである。

はっきり言おう。遺族団体は、現在、政府に媚びる圧力団体に堕しているではないか。
言うべきことが言える間に、言うべきことは、きちんと言う、それしか出来ない私である。
また、私は共産主義者でもないが、それを強調するまでもあるまい。

それにしても、私の知る限り、ベートーヴェンの失恋の相手は、貴族の令嬢ばかりであった。
奇妙な共和主義者ではあった、と思わざるを得ない。
しかしながら、彼のメッセージは、いまだ有効である。

 



追記(コーダ):

 

仮に、アメリカという国が世界で一番悪い国だったとすると(草子地:仮定文で書かないで理由も言わねば道義に反する。
理由が余りに多すぎるので、煩雑になるが故に、仮定文にしたのである。)

アメリカ人というのは、世界で一番悪い連中である、ということになるであろう。
何故かと言うと、アメリカは、一応は<民主主義の国>(草子地:見られる通り、括弧つきである。)である、ということになっているからである。

 


(htrump09.jpg)

 

故に、政府は悪いけれど、その国の国民は悪くはないなどと、あたかも独裁者のいる国に対するようには言えないであろうからである。
せめて、国民は、政治家を選び、投票する権利はあるけれど、その投票には、何らの道義的な責任もない、と開き直って言うほどには、ずうずうしくはない、と期待したい。

その道義的な責任を果たす手段が見つかり難い、ということだけが、私のみる民主主義の欠陥ではあるが、だからと言って、責任も手段も全く無い、とは言えないであろう。
さもなくば、民主主義とは、全くの衆愚主義である。
問題は、むしろ、その自覚がアメリカ人に無い、ということであろうか。

(1990年12月12日。2006年5月29日改訂。)




赤字はデンマンが強調)

13-14ページ
『間奏曲集―主題なき変奏-作品 2』より

デンマン注: 太田将宏が会費を滞納したようで上のリンク先は削除されてます!




『犬死@太田将宏』にも掲載。
(2019年2月14日)


 



べートーヴェンについてオイラが書いた格調高い文章を持ち出してきて、デンマンさんは いったい何を言おうとするのですか? そもそも楽聖と言われるべートーヴェンと雑音的な曲を演奏するピンク・フロイドを比べることが間違っているのですよ。。。



オマエ、そんな事を言ったら熱烈なピンク・フロイド ファンに殺されるよ。。。

馬鹿なァ~! 事実を述べたまでですよ。。。 その程度のことで殺されたら命が幾つあっても足りません!。。。で、デンマンさんは、何を言うためにオイラの文章を持ち出してきたのですか?

赤字にしたところに注目して欲しいのだよ。。。

 




抑圧からの解放、これは、常に現代的、

現在的である。


その解放がドン・フェルナンドの

鶴の一声では成らぬことを知るのには、

人類は、未だ、一世紀余りを要した。 (略)

そもそも、彼といえども、

何らの見通しの無い時代には、

強固の意志に貫かれた、

信仰にも近いような信念なくしては、

理想などはもち得ないではないか。



 



オマエは、このように書いているのだよ。。。



だから、それがどうだと言うのですか?

つまり、オマエの言っていることはピンク・フロイドについても言えることなんだよ。。。

どういうことですか?

あのさァ~。。。戦後、ビートルズが出現して以来、世の中はまるで見通しが立たないような時代になっている。。。つまり、ソ連は崩壊し、アメリカはトランプを大統領に選ぶほどに文明的・政治的・文化的に堕落している。。。混乱していると言っていい。。。

だから。。。?

こういう時代に、ピンク・フロイドの音楽は、あたかもアメリカの退廃文化の抑圧からの開放のように感じられる。。。そう思わない?

思いません。。。

無理して否定しなくてもいいのだよ。。。昔の人は “信じる者は救われる!” と言ったのだから、オマエも僕の言うことを素直に信じて救われたらいいのだよ。。。



(foolw.gif)


【レンゲの独り言】


(manila07.gif)

ですってぇ~。。。

あなたもピンク・フロイドの音楽は退廃的なアメリカ文化からの抑圧の開放だと思いますか?

ええっ。。。「そんな事はどうでもいいから、もっと楽しい話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で あたしに命令なさるのですかァ~?

分かりましたわァ~。。。

では、あなたも楽しめる曲を紹介しますわ。。。

バッハの曲を「紐パンツ」のゴムで演奏した面白い人がいるので、その演奏を聴いてみてください。。。

 





 

ええっ。。。 「そんなバカバカしい演奏を聴かせるな! もっと他に面白い話しをしろ!」

あなたは、私に、更にそのような口調で命令するのですか?

分かりましたわ。。。

これまで、太田さんはデンマンさんに さんざ馬鹿にされたので

そのお返しをしたのですわァ。

だから、太田さんは次のサイトで抗議録を公開したのです!


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『実際の抗議録』

デンマン注:しかし太田将宏が上の抗議録を掲載したサイトは消滅してしまいました!

 

デンマンさんも上の抗議録を読んで ムキになって反論しています。

『嘘を書く日記』

 

太田さんはこれに対しては反論ができないのか、それ以降 無言で通しています。

でも、そのうち忘れた頃にまたコメントを書き込むかもしれません。。。

あなたは、どう思いますか?

とにかく、ネットには “めちゃキモい”人たちがウヨウヨしています。

太田将宏さんは、まだ良い方ですわ。

中には、まるで得意になって、愚かな事をして遊んでいる オツムの足りない人たちがたくさん居ます。

また、見かけは普通のブログでも、悪徳スパマーが手を変え品を変えて 悪徳サイトへ誘い込もうとしています。

スパムコメントで褒められると、ついついその気になって、

相手のブログへ飛んでゆき、お返しに、あるいはお礼にと思って

読者に登録してしまったりするものですわァ。

どうか スパマーの思う壺にはまらないでくださいね。

悪徳スパマーは悪徳サイトへ誘おうと

てぐすね引いて待っているのですから。。。

悪徳サイトを利用して、

メールアドレスで登録したりすると、

あなたのメールアドレスは第3者や第4者に売られてしまう危険性があります。

あなたは、そのようなスパム・コメントや 成りすましスパマーには

騙されないと思い込んでいるでしょう?

でもねぇ~、もしかすると騙されているかもよ。。。

とにかく気をつけてくださいね。

次回も、さらに面白い話題が続きます。

あなたも、どうか、また記事を読みに戻ってきてください。

では。。。


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