クレオパトラと女性作家
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デンマンさん。。。クレオパトラが生きていた時代の女性作家のお話をするのですか?
クレオパトラが生きていた時代には作家と言えば男の右筆(ゆうひつ)がいて、色々な行事や金銭の出入リなどを記録していたのです。。。小説などを書く無駄な人は宮廷には居なかったのですよ。。。
あらっ。。。そうだったのですか? じゃあ、女性作家というのは現代の女性作家のことですか?
そういうことです。。。
いったい、どなたのことですか?
ちょっと次のリストを見てください。。。
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■『拡大する』
■『クレオパトラと塩野七生』
これはライブドアの僕の「徒然ブログ」の日本時間で12月14日のアクセセス者の記録です。。。赤枠で囲んである箇所に注目して欲しい。。。
12月14日の午後5時5分に短縮URL からやって来てクレオパトラと塩野七生 を読んだネット市民が居たのですわねぇ〜。。。
そうです。。。実は、千葉市に住んでいる間中千尋(まなか ちひろ)さんが読んだのです。。。
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間中千尋さんは、千葉市で何をなさっているのですかァ〜?
千葉大学の文学部に通って英文学を勉強しているのですよ。。。
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アクセス解析のリストの短縮URL は、もしかしてツイッターのツイートのURL ですか?
そうです。。。僕が12月14日に呟いたツイートをクリックして記事を読んだのです。。。
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■『拡大する』
■『実際のページ』
上のリストは、僕が12月14日にツイッターで呟いたツイートを自動的にリストアップしたページです。。。赤枠で囲んだところでクレオパトラと塩野七生 のタイトルを僕は、3度呟いたのですよ。。。
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■『実際のページ』
■『実際のツイート』
間中千尋さんは、3つのツイートの内 どれをクリックしたのですか?
トップのツイートをクリックしたのです。。。間中千尋さんが実際に見たのは次のツイートです。
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■『実際のツイート』
緑の枠のリンクをクリックして間中千尋さんは記事を読んだのですかァ〜?
そうです。。。間中千尋さんは、クレオパトラと塩野七生 というタイトルに惹かれてリンクをクリックしたわけです。。。
間中千尋さんは、クレオパトラと作家の塩野七生さんに興味があるのですか?
そうです。。。彼女はかつて塩野七生さんが書いたクレオパトラの話を読んだことがあるのですよ。。。で、いったいこの記事では どのような事を書いているのだろうか? 他の人の感想が読めると思って、間中千尋さんはリンクをクリックしたというわけです。。。
。。。で、間中千尋さんは、デンマンさんが書いたことに共感したのです?
いや。。。共感したと言うよりも、意外なことが書いてあると思って 改めて塩野七生さんの経歴を調べたのですよ。。。
クレオパトラは浅薄な女
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クレオパトラは、世界史上の有名人である。 当代きっての権力者二人までも、モノにした女であるということで。 そのうえ、強大なローマ帝国に刃向かったということでも。
だが私には、勝負に打って出るという度胸に対してならば共感しても、それ以外では浅薄な女にしか見えなかった。
しかし、歴史に名を残した女たちの多くはバカな女である。 その理由は、記録を残すのが男たちであったからではないかとさえ思っている。
男は、女としては魅力豊かでもオツムの中は浅薄な女を書いているほうが、安心できるからではないだろうか。
キャリアウーマンを自認する女たちは覚えておいたほうがよい、これが人間性の現実なのである。
(注: 赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより)
34ページ
『日本人へ (国家と歴史篇)』
著者: 塩野七生
2010年6月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社 文藝春秋
『女に冷たい女(2011年8月20日)』に掲載
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デンマンさん。。。、今日はクレオパトラと塩野七生さんを比べるのですか?
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いや。。。比べると言うよりも塩野さんがクレオパトラをバカな女として捉えていたのが面白いと思ったのですよ。
つまり、塩野さんがクレオパトラに対して、とても厳しい見方をしているのがデンマンさんには我慢ならないのですか?
いや。。。塩野さんがクレオパトラに対して、どのように考えているのか? それは彼女の自由ですからね、。。僕はとやかく言うつもりはないのですよ。
でも、デンマンさんは、とやかく言っているではありませんか!
うしししし。。。小百合さんには、そう見えますか?
そう見えますわよ。。。この記事を読んでいる人だって、多分そう思ってますわァ〜。。。
あのねぇ~、そう思う人が居るかもしれません。 ただ僕は塩野さんがクレオパトラをどう思おうが個人的に攻撃するつもりはないのですよ。
でも、批判したいのでしょう?
まあ。。。そう言う事ですよ。 塩野さんは歴史を書いて40年になる。 自分でも「同性に対して冷淡で、女の立場になって書かない」と言われている事を自覚しているのですよ。
だったら、デンマンさんが、ここでとやかく言う必要はないではありませんか!
あのねぇ~、それを言ったら身も蓋もありませんよ。 言論の自由がありますからね。 塩野さんは言論の自由に基づいて自分の考えを公開している。 だから、僕も言論の自由に基づいて自分の考えで塩野さんの考え方をネットで批評してみようと思っているわけです。 ただ、それだけのことですよ。 小百合さんだって塩野さんが「歴史に名を残した女たちの多くはバカな女である」なんて断定したら同性としてムカつきませんか?
私は歴史にあまり関心がないし。。。だから、「歴史に名を残した女たちの多くはバカな女だった」と塩野さんが言っても別に痛くも痒くもありませんわ。 うふふふふふ。。。
やだなあああァ~。。。そうやって笑ってごまかそうとするのですか? 日本に暮らしている日本人の悪い癖ですよ。
デンマンさんは笑ってごまかすことはないのですか?
いや。。。カナダでは、そういう事はしませんよ。 笑ってごまかしたら、それこそ教養がない文化的にも程度の低い愚か者だと見られてしまいますからね。 そういう時には、はっきりと自分の考えを言いますよ。
要するに、デンマンさんは自分の考えをここではっきりと言いたいのですね?
まあ。。。そう言う訳ですよ。
それで、何が不満なのですか?
いや。。。塩野さんの考え方に特に不満があるわけではありません。 ただねぇ、“文は人なり”と昔の人が言ったように、僕は塩野さんの他の本も5冊ほど読んでみた。 特に『日本人へ (国家と歴史篇)』を2度読んで、塩野さんの文章から彼女の人となりがある程度分かるのですよ。
それで何が分かったのですか?
あのねぇ~、塩野さんは「女」や「男」にこだわりすぎていると思う。 拘(こだ)り過ぎているから、ある読者から見ると、女性に厳しいと言われるのですよ。 僕の印象では塩野さんは「人間」を理解しているようには思えなかった。 本を読む限り結婚して子供が居るようだけれど、僕は『日本人へ (国家と歴史篇)』を2度読んだ後の読後感で塩野さんは離婚しているような気がした。 それで、僕は『ウィキペディア(Wikipedia)』で調べてみたのですよ。
塩野七生 (ななみ)
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生誕 1937年7月7日
東京市滝野川区
出身校 学習院大学
日本の小説家である。
歴史小説 『ローマ人の物語』の著者として知られる。
名前の「七生」は、7月7日生まれであることに由来。
東京都立日比谷高等学校、学習院大学文学部哲学科卒業。
父親は詩人・小学校教師の塩野筍三(1905-84)、神田神保町の古本屋から軒並み借金をするほどの読書好き。
日比谷高校時代は庄司薫、古井由吉らが同級生だった。
学習院大学の学生だった1960年には安保闘争に参加し、デモ隊の中に塩野もいた。
1970年代にはイタリア共産党に関する文章も書いているが、後に保守派に転向している。
1963年からイタリアで学び、1968年に帰国すると執筆を開始。
『中央公論』掲載の「ルネサンスの女たち」でデビュー。
1970年には『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』で毎日出版文化賞を受賞。
同年から再びイタリアへ移り住む。
ローマ名誉市民を経てイタリア人医師と結婚(後に離婚)。
息子は、後に共著を書くアントニオ・シモーネ。イタリア永住権を得ており、ローマに在住。イタリア中心に、古代から近世に至る歴史小説を多数執筆。
チェーザレ・ボルジアやネロ、ドミティアヌスのような血統と魅力、能力に恵まれた男性権力者、特にカエサルを支持しており、政治家としての理想像はカエサルであると公言している。
また、現代の政治家として(血統に恵まれてはいないが)トニー・ブレアを高く評価しており、その理由として「誠心誠意、言葉を尽くし訴える姿勢」を挙げている。
ローマ帝国前期の「小さな政府」を理想としており、直接的に小泉構造改革を支持していた。
1992年から古代ローマを描く『ローマ人の物語』を年一冊のペースで執筆し、2006年に『第15巻 ローマ世界の終焉』にて完結した(文庫版も2011年9月に刊行完結)。
『文藝春秋』で巻頭エッセイ「日本人へ」を執筆。
(注: 赤字はデンマンが強調
写真はデンマン・ライブラリーより)
出典:
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
案の定、離婚しているのですよ。
つまり、離婚しているから塩野さんは「人間」を理解していないとデンマンさんは断定するのですか?
いや。。。そのような事を言うつもりはない。 ただ「人間」を深く理解していないことが離婚した一つの原因になったのだと僕には思えたのですよ。
どうして。。。?
あのねぇ~、クレオパトラは、塩野さんによると「世界史上の有名人である。 当代きっての権力者二人までも、モノにした女であるということで。 そのうえ、強大なローマ帝国に刃向かったということでも。 だが私には、勝負に打って出るという度胸に対してならば共感しても、それ以外では浅薄な女にしか見えなかった」と書いている。
その事に対してデンマンさんには反論があるのですか?
あのねぇ~、人間は誰でも不完全なものですよ。 だから完璧な人など誰も居ない。 でも、女の立場でクレオパトラの人生を云々(うんぬん)するのであれば、塩野さんも自分の人生を考えた上でクレオパトラを批判すべきではないのか!?
つまり、デンマンさんの目にはクレオパトラは浅薄な女ではないと思えるのですか?
その通りですよ。 塩野さんがクレオパトラの人生を眺めて「浅薄な女」だと断定したいのであれば、塩野さん自身はもっと「浅薄な女」ですよ。
どうして。。。?
クレオパトラは離婚していませんからね。 でも、塩野さんは離婚していますよ。 要するに、「人間」を深く理解していないことが塩野さんが離婚した一つの原因になったのだと僕には思えるのですよ。
つまり、離婚した女は「浅薄な女」なのですか?
いや。。。僕は離婚した事実を取り上げて、ああだこうだと言うつもりはない。 ただ、塩野さんが「それ以外では浅薄な女にしか見えな」い、と決め付ける考え方は、ちょうど「離婚した女は愚か者だ」と決め付けるのと同じだと僕は言おうとしているのですよ。
要するに、クレオパトラは「浅薄な女」ではないと、デンマンさんは信じているのですわね。 それなのに塩野さんが「浅薄な女」だと書いたのでデンマンさんはムカついて感情的になってしまったのですわね?
『クレオパトラと塩野七生』より
(2011年8月24日)
つまり、デンマンさんがクレオパトラよりもむしろ塩野七生さんの方を「浅薄な女」だと読んだので間中千尋さんは、違和感を感じたのですか?
そうらしいのですよ。。。それで、マジでそうなのだろうか? 間中千尋さんは、クレオパトラのことをもう一度 他の作家が書いたものを読み、また塩野七生さんが批判されている記事を読んで もう一度考えてみようと思い立ったのです。。。
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■『拡大する』
■『現時点での検索結果』
■『塩野七生批判』
■『また塩野七生批判』
つまり、間中千尋さんは、塩野七生批判 と入れて検索して塩野七生さんが批判されている記事を沢山読もうと思ったのですか?
そうです。。。
上の検索結果には、塩野七生さんを批判したデンマンさんが書いた記事が2本も掲載されているではありませんかァ! しかも、その一本はトップから2番目に出てくるのですわ。。。つまり、デンマンさんは何度も塩野七生さんを批判しているのですわねぇ〜。。。
そうです。。。いけませんか?
言論の自由がありますから構いませんけれど、塩野七生さんのファンから憎まれ、恨まれて、デンマンさんの記事に嫌がらせのコメントが沢山書き込まれるのではありませんかァ〜?
いや。。。まずそういうことはないはずです。。。
どうしてですか?
まともなコメントを書いてない場合は、「現実主義者」と自称している男の愚劣なコメントを晒したように、僕は執念深く晒しますから。。。
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■『現実主義者 馬鹿の見本』
デンマンさん。。。そのような事を書いたら、なおさら嫌がらせのコメントを誘うようなものですわァ〜。。。
いいのです。。。いいのですよ。。。愚か者が最近、日本には増えているのです。。。だから、経済大国だった日本が現在 衰退しているのですよ。。。
日本の足を引っ張っている愚か者を罠にかけるつもりなのですかァ〜?
いや。。。それほど深く考えないでくだだい。。。僕は、真面目なコメントは しっかりと受け取めますから。。。(微笑)
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【卑弥子の独り言】
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ですってぇ~。。。
あなたも、日本が経済大国から、現在、衰退しているのは、愚か者が増えているからだと思いますかァ〜?
ええっ。。。 「そんなことは どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」
あなたは、そのような強い口調で あたくしに ご命令なさるのでござ~♬~ますかァ?
いけ好かないお方。。。
わかりましたわ。。。
では、デンマンさんが暮らしているバンクーバーに一度も行ったことがない人のためにバンクーバーを紹介するクリップを貼り出しますわ。
ジックリとご覧になってくださいませぇ~♬~。
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世界で最も住みやすい街バンクーバー
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ビデオを見ても、なんだかワクワクしてくるでしょう?
とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ~~。
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メチャ面白い、
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