今回は、横浜高速鉄道Y500系です。みなとみらい線および東急東横線用の車両として登場し、現在は東京メトロ副都心線、西武有楽町線・西武池袋線、東武東上線にも乗り入れます(但し、東上線の場合は志木までのようです)。
Y500系は、みなとみらい線の開業に合わせて製造された車両です。デザインは東急5000系シリーズ〔田園都市線用の5000系(但し、一部は東横線でも運用)、東横線用の5050系、目黒線用の5080系〕と同一のものとなっています。これは、横浜高速鉄道みなとみらい線に検車区がなく、検査などを東急に委託していることが理由となっているようです。そのため、東横線の元住吉検車区に所属し、運用も5050系(8両編成)と共通します。まだ見たことはないのですが、大井町線および田園都市線を経由して長津田車両工場に入ることもあるのでしょう。
このY500系ですが、車体の幅は5000系(5101Fを除く)および5080系と同じで5050系より僅かに狭く、制御車(Y510形とY500形)の長さは5050系および5080系と同じで5000系より僅かに長くなっています。なお、2014年2月15日(14日深夜)に元住吉駅で発生した衝突(追突)事故のため、Y516Fが廃車となり、後に東急から5050系の5156Fが譲渡され、Y517Fとなっています。
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