獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

司法試験願書を見た。

2006-01-31 08:42:24 | 司法試験と私
 司法試験願書を見る。今回からなのか、身体障害の特例措置について詳しく記述あり。いままでは、こんな特例要件の記述無し、ただ願書に特例措置・希望に○をつけてだすだけ。

 網膜色素変性症な私デスペア。視野が狭い私。私に特例措置の適用があるのかとじっくり要件を見る。視野10度以内 視能範囲90%以上欠損。私はどうもこれに該当するよう。では要件に合致していると、どんな特例措置が受けられるのか。ここが非常に大事。

 試験時間の延長。

 これはとくに択一試験、スピード重視の事務処理能力をためす択一試験では、時間延長というのま絶大な効果。多くの受験生の不合格原因は、時間内にゆっくり考えて問題を解けないということにつきる。私デスペアも、刑法20問中しっかり問題文を読んでちゃんととりくめたのは、12.3問しかない。不合格の原因はまさにこの刑法。

 試験時間が延長されれば、択一は受かる可能性高まる。ここでデスペア疑問。

 1,試験時間延長って何分延長なの?

    正規の試験時間は3時間30分。はたしていくら延長なの?30分延長されれば、ほぼ合格はまちがいない。

 2,こんなメリットうけていいの?

    障害者はさまざま。視覚障害もさまざま。全盲でもなければ、弱視でもない私。本を読むのには苦労はない私。(もちろん視野が狭いので、用紙の下の方にある問題を見落として、その次の問題をといてみたり、行のおわりから、次の行へ視線を移すときに、またおなじ行をよみはじめたり、一番困るのは、(かっこ)の見落とし、とくに個数問題でかっこの数を数えるのには細心の注意 を要するってことはある)。そんな私でも優遇措置受けてもいいの?というちょっと引け目を感じる。

    でも、それはこの特例措置が、障害による機能低下を補う特例措置であると同時に、アファーマティブアクション(社会的弱者が社会に参加できるように、一般人よりも優遇してあげるよ措置)であると勝手に認識することで、私の気持ちの申し訳なさは払拭できる。

 3,もし時間延長されても・・・
    
     時間延長されると、それに甘えて勉強しなくなるおそれ大。(まぁいまも勉強してないし、いままでものさほど勉強してなかったけど・・・)。心配。

     いやいや。そうじゃない。逆に、ハードルが下げられたことにより、意欲がより高まる。また、障害者代表、網膜色素変性症代表(?)として、司法試験に合格するというあらたな使命がくわわり、さらにモチベーションあがるのでは。


 ということで、さっそく司法試験管理委員会に電話して、どのくらい時間延長してもらえるのか、それを聞いて、病院に行こう。なんだか運が向いてきたぞーーー。

 ってあなた!! 大きな不運をすでにしょっていますからーーー残念。


 話題転換。
   横浜アリーナで先週末のハロプロコン。不参加の私。ネットでレポをよむ限り、とてもよかったと高評価。とくに私は、ZYXの「白いTOKYO」をこの目で見たかった。はじめて買ったハロプロのDVDが2003winter。そこで村上愛を見て、すっごい歌のうまい子だな、松嶋菜々子2世だなと感心した私。この目で見たかった。
   
   やっぱり全員集合のハロコンは行くべきだな。教訓。 



コメント
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