先週の土曜日に続いてガイドヘルパーさんが直前キャンセルということでスポーツジムにはいけなかった私デスペア。ヘルパー業界は人の出入りがはげしくどんどんヘルパーさんがかわっていく、特に男性ヘルパーはそもそも少ない、スポーツジムに一緒にはいるには男性じゃないと更衣室とか浴室にははいれないので男性ガイドヘルパーさんが必須。だけどなかなか定着しないな。やっぱり給料がやすいのかな?
そのあと近くの図書館で2時間対面朗読。ハハロプロまるわかりBOOK2015SUMMERを読んでもらった。こんかいのまるわかりブックはしっかりしているムックみたいな本で付録DVDもついているというお得なブック。今の推しメンは?気になるメンバーは?仲良くなりたいメンバーは?など10問の質問にハロプロメンバーが答えている。はたして宮本佳林は誰を推しメンとしてああげているのか、ぜひ買って読んでね。よみごたえ十分。ハロコンのグッズ売り場やハロシょで打ってます。
2時間でまるわかりブック全部読めるかなとおもったら最後のこぶしとつばきのところがよめなかった。残念。来週よんでもらおう。
その後家に帰ってまったりして、時間があまったので、小説を読む。網膜色素変性症な私デスペア。視覚障害者で光を感じる程度なので文字はよめない、そこで視覚障害者のための録音図書(デイじー図書という)をインターネットでダウンロードできるサイト「サピエ図書館」でダウンロードして読む。
読んだ本は「闇に香る嘘」というミステリー小説、江戸川乱歩賞をとった小説。
読もうとおもったのは、視覚障害者の69才のおじいさんが主人公のミステリー小説。実の兄とおもっていた兄が、実は別人じゃないのかと疑う主人公。目が見えないその主人公が兄の招待をさぐるというミステリー小説。
小説のなかで、視覚障害者のあるあるがよく書かれている。白杖をおへその前でかまえること、音声信号機がないお横断歩道は車の音で信号が青になったか判断する、街をあるいていてコーヒー屋さんやパンやのにおいでその場所の目印にする、あと外出時にはつばのついた帽子をかぶるとか、あるあるネタがおおい。
視覚障害者当事者の私からするとあたりまえのことを、やや冗長に書いているところがまどろっこしいが、健常者にとっては視覚障害者の日常を知るにはちょうどいい小説かも。
ただちょっとハテナのとところもいくつかある。たとえば、なぜかその主人公は外出時にいつも液体プルーフというものをもっている、これはコップに水をそそぐときにコップからあふれないようにいいところで水を灌ぐのをやめるための補助具。コップにつきさしたそのプルーフとよばれるつまようじみたいな棒。その棒が水に反応してブザーがなって、水がコップのどこまで注がれているか教えてくれる補助具。
私も視覚障害者になりたてのころは、インスタントコーヒーをつくるにしても、コップのどこまでお湯をそそいだかわからない。あふれだすこと何度もあった。私もその液体プルーフという棒を買おうとおもったけど、当時は輸入製品で今では販売してなかった。それであきらめてて今ではインスタント子コーヒーをつくるときはお湯をそそぐ秒数をカウントしている。あと冷たい水はコップに指をつっこんでそれでどこまで水がたまったかを知るようにしている。カップラーメンのお湯も指をつっこんであついけどがまんしてお湯のはいりぐあいを確認する私。これで十分だと思う。
なのにこの主人公はんなぜか外出するときに必ず液体プルーフをもっている。これは解せないね。
あと、この主人公は携帯電話をつかっているのだが、着信履歴を読めないことになっている。視覚障害者の必須の携帯電話らくらくホンなら、着信履歴もちゃんと音声でよみあげてくれるのに、この男性は、着信履歴はわからないことになっている。これもちょっとハテナな部分。
おかしいなおかしいなとおもっていたら、最後にあぁそういうことなのね、だから液体プルーフを持参していたのね、らくらくホンはつかっていなかったのねと納得いく。ただその納得はあくまで小説のミステリーの伏線の回収という点でのなっとくで、現実に視覚障害者が液体プルーフをもちあるいているのに、らくらくホンをつかっていない説明にはなっていない。ちょっと結論ありきな設定。
視覚障害者当事者からすると歯てななところもあるけど、ミステリーとしてはなかなかおもしろい、健常者なら視覚障害者の日常生活を知ることもできるこの小説。おすすめです。
そのあと近くの図書館で2時間対面朗読。ハハロプロまるわかりBOOK2015SUMMERを読んでもらった。こんかいのまるわかりブックはしっかりしているムックみたいな本で付録DVDもついているというお得なブック。今の推しメンは?気になるメンバーは?仲良くなりたいメンバーは?など10問の質問にハロプロメンバーが答えている。はたして宮本佳林は誰を推しメンとしてああげているのか、ぜひ買って読んでね。よみごたえ十分。ハロコンのグッズ売り場やハロシょで打ってます。
2時間でまるわかりブック全部読めるかなとおもったら最後のこぶしとつばきのところがよめなかった。残念。来週よんでもらおう。
その後家に帰ってまったりして、時間があまったので、小説を読む。網膜色素変性症な私デスペア。視覚障害者で光を感じる程度なので文字はよめない、そこで視覚障害者のための録音図書(デイじー図書という)をインターネットでダウンロードできるサイト「サピエ図書館」でダウンロードして読む。
読んだ本は「闇に香る嘘」というミステリー小説、江戸川乱歩賞をとった小説。
読もうとおもったのは、視覚障害者の69才のおじいさんが主人公のミステリー小説。実の兄とおもっていた兄が、実は別人じゃないのかと疑う主人公。目が見えないその主人公が兄の招待をさぐるというミステリー小説。
小説のなかで、視覚障害者のあるあるがよく書かれている。白杖をおへその前でかまえること、音声信号機がないお横断歩道は車の音で信号が青になったか判断する、街をあるいていてコーヒー屋さんやパンやのにおいでその場所の目印にする、あと外出時にはつばのついた帽子をかぶるとか、あるあるネタがおおい。
視覚障害者当事者の私からするとあたりまえのことを、やや冗長に書いているところがまどろっこしいが、健常者にとっては視覚障害者の日常を知るにはちょうどいい小説かも。
ただちょっとハテナのとところもいくつかある。たとえば、なぜかその主人公は外出時にいつも液体プルーフというものをもっている、これはコップに水をそそぐときにコップからあふれないようにいいところで水を灌ぐのをやめるための補助具。コップにつきさしたそのプルーフとよばれるつまようじみたいな棒。その棒が水に反応してブザーがなって、水がコップのどこまで注がれているか教えてくれる補助具。
私も視覚障害者になりたてのころは、インスタントコーヒーをつくるにしても、コップのどこまでお湯をそそいだかわからない。あふれだすこと何度もあった。私もその液体プルーフという棒を買おうとおもったけど、当時は輸入製品で今では販売してなかった。それであきらめてて今ではインスタント子コーヒーをつくるときはお湯をそそぐ秒数をカウントしている。あと冷たい水はコップに指をつっこんでそれでどこまで水がたまったかを知るようにしている。カップラーメンのお湯も指をつっこんであついけどがまんしてお湯のはいりぐあいを確認する私。これで十分だと思う。
なのにこの主人公はんなぜか外出するときに必ず液体プルーフをもっている。これは解せないね。
あと、この主人公は携帯電話をつかっているのだが、着信履歴を読めないことになっている。視覚障害者の必須の携帯電話らくらくホンなら、着信履歴もちゃんと音声でよみあげてくれるのに、この男性は、着信履歴はわからないことになっている。これもちょっとハテナな部分。
おかしいなおかしいなとおもっていたら、最後にあぁそういうことなのね、だから液体プルーフを持参していたのね、らくらくホンはつかっていなかったのねと納得いく。ただその納得はあくまで小説のミステリーの伏線の回収という点でのなっとくで、現実に視覚障害者が液体プルーフをもちあるいているのに、らくらくホンをつかっていない説明にはなっていない。ちょっと結論ありきな設定。
視覚障害者当事者からすると歯てななところもあるけど、ミステリーとしてはなかなかおもしろい、健常者なら視覚障害者の日常生活を知ることもできるこの小説。おすすめです。