エアドロップ
今日は天気も良く行楽日和。明日は日曜日で、神戸では神戸マラソンがあるよう。
そんな神戸へ。神戸三ノ宮。ポートライナー三ノ宮駅の改札の中と外に、視覚障害者ナビゲーションシステム、ナビレンスというものが設置されているということで、ガイドヘルパーさんと一緒にいってみる。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。
ナビレンスというものは、A4サイズぐらいの正方形のカラフルなQRコードのこと。そのカラフルQRコードを、ナビレンスアプリがインストールされたスマホのカメラで撮影すると、そのQRコードの情報をよみあげてくれる。
このナビレンスカラフルQRコード(ナビレンスではこれをナビレンスタグとよんでいる)をスマホカメラでみつければ、情報をよみあげてくれて、どっちの方向に、改札があるとか、1番ホームがあるとか、音声でよみあげてくれる。
実際にためしてみた。ポートライナー三ノ宮駅の駅構内は人がおおかったので、ポートライナー医療センター駅のホームから改札までと、改札をでて、神戸アイセンターまでのルートでためしてみた。
デスペア的ナビレンスのポイント
1、便利な点
ナビレンスと似たようなナビゲーションシステムでシカイというものがある。これは、点字ブロックの警告ブロックにQRコードをはりつけ、それをカメラでよみとるもの。これも便利。
ナビレンスは、、点字ブロックに張り付けるのではなく、点字ブロックのわきの路面に張り付ける。点字ブロックに張り付けないでいいので、こっちのほうが設置は簡単のよう。
さらに、このナビレンスは、床に貼るだけでなく、壁や柱にも晴れる。天井からつりさがっている案内板にもはれる。つまり、距離がはなれていても、カメラはナビレンスタグを認識できる。20メートルぐらいはなれていても、よみあげるよう。これはいいね。
例えば、改札の中で、行き先がわからなくなったら、スマホカメラで、まわりをぐるっと撮影してみたらいい。すると、タグを見つけてスマホがしゃべってくれる。
5メートル先、呼び出しインターホンがあります。
15メートル先、アサヒ飲料自販機があります。
距離もおしえてくれるのが、このナビレンスのすごいところ。
アサヒ自販機に近づくと、13メートル、10メートルと距離がかわっていく。なので、ちゃんと近づいているっていことがわかる。これは便利だね。
シカイは、スマホのカメラをずっと床に向けてあるくけども、ナビレンスは、床に向けたり、まわりに向けたりするとより多くの情報が得られるね。すごいね。
2、ナビレンスの改善点
まず、改善すべき点は、スマホのバッテリーをすごく消費するということ。アイフォンSE第2世代で、80パーセントぐらいあったバッテリーが、20分ぐらいナビレンスを使うと60パーセントに一気に減る。私の感覚だと10分ずっとナビレンスを使い続けたら10パーセントバッテリーがへる。
神戸アイセンターまでナビレンスをつかってたどりつけたけど、バッテリーがのこり20パーセント。。なので、帰り、三ノ宮のセンター街によって、ドコモショップによって、充電をかりなければいけななかった。でも今はドコモでは充電無料貸し出しはしていないので、しかたなく、ヤマダ電気dで2600円のモバイル抜釘r-を購入。それぐらいナビレンスのバッテリの消費はすさましい。低電力モードもあるみたいだけど、私はずっと、通常モードで使用していたからね。
さらに改善してほしい点は、ネットデータ量をかなり消費するということ。
和退社だいたい、ひと突き、4ギガぐらいのデータ利用料。今日の午前神戸三ノ宮についたときには、今月の使用データ量は0.9ギガ。それが、昼過ぎ、ナビレンスをつつかって、梅田にもどるころには、なんと3ギガの消費量。これにはびっくり。
1時間ほどのナビレンス利用で2ギガぐらいデータ量を消費しているよう。
それならば、機内モードにしてナビレンスをつかってみるも、ネットがつながっていないと、ナビレンスは使えませんとエラーメッセージ。
この2つがナビレンスの改善点。
そのほかにも、スカが多い。カメラではしっかりカラフルQRコードをうつしているのに、無反応ということがたまにある。シカイではこんなスカはまったくないけども、ナビレンスではすかが意外と多い。これは、私のカメラレンズをどっちのほうに向けているのかに影響されるかもしれないけども、ナビレンス推奨のカメラのもちかた、胸の高さにもって、向こう側をカメラで撮影する持ち方でも、スカがたまにある。この姿勢でも、床面のタグをみつけられないときもあるし、目の前5メートル先壁のタグも認識しないときもある。
目の前に人がよこぎったりすればタグは認識できないけども、だれもいないのに、スカすときもある。これはこまるね。
私の個人的意見としては、ナビレンスはシカイに総合点でおとる。実用的なのはシカイだと思う。点字ブロックがちゃんと敷設されている駅構内や改札内は、点字ブロックにQRコードをはりつけるシカイシステムのほうが、確実だし、認識率も100パーセント。スカがまったくない、認識の反応もすごく早い。シカイのほうが、すぐれていると思う。
ただ、点字ブロックがない場所では、このシカイは使えないので、その点は、壁絵や柱にはれるナビレンスは有効だね。点字ブロックのない商店街とかにナビレンスは有効かもね。商店街の核店舗の看板あたりに、つりさがっているアンドンにこのカラフルQRコードをはりつければ、視覚障害者がカメラをもって商店街をあるけば、どんなお店があるか、スマホがおしえてくれるね。この使い方は、シカイはできないので、こっちではナビレンスのほうがすぐれているね。
ということで、ぜひ、みなさんも、神戸アイセンター病院に行くときに、最寄り駅の医療センター駅の床にはってあるカラフルQRコード見つけてみてね。
PS
YOUTUBE動画用として、ガイドヘルパーさんに動画を撮影してもらう。ガイドヘルパーさんのアイフォンで撮影した動画を私のアイフォンに転送するには、エアドロップというアイフォンでつかえる転送システムが便利。ガイドヘルパーさんの10分の動画を、一瞬で私のアイフォンに転送できる。エアドロップはじめてつかってみた。これは便利。アイフォンユーザー同士なら、このエアドロップ転送ができるみたい。すごいねアップル。
点字ブロックルート解説動画 全盲視覚障害者がカラフルQRコードナビゲーションシステム ナビレンスを使ってみた @神戸ポートライナー三宮駅改札まえ 編
今日は天気も良く行楽日和。明日は日曜日で、神戸では神戸マラソンがあるよう。
そんな神戸へ。神戸三ノ宮。ポートライナー三ノ宮駅の改札の中と外に、視覚障害者ナビゲーションシステム、ナビレンスというものが設置されているということで、ガイドヘルパーさんと一緒にいってみる。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。
ナビレンスというものは、A4サイズぐらいの正方形のカラフルなQRコードのこと。そのカラフルQRコードを、ナビレンスアプリがインストールされたスマホのカメラで撮影すると、そのQRコードの情報をよみあげてくれる。
このナビレンスカラフルQRコード(ナビレンスではこれをナビレンスタグとよんでいる)をスマホカメラでみつければ、情報をよみあげてくれて、どっちの方向に、改札があるとか、1番ホームがあるとか、音声でよみあげてくれる。
実際にためしてみた。ポートライナー三ノ宮駅の駅構内は人がおおかったので、ポートライナー医療センター駅のホームから改札までと、改札をでて、神戸アイセンターまでのルートでためしてみた。
デスペア的ナビレンスのポイント
1、便利な点
ナビレンスと似たようなナビゲーションシステムでシカイというものがある。これは、点字ブロックの警告ブロックにQRコードをはりつけ、それをカメラでよみとるもの。これも便利。
ナビレンスは、、点字ブロックに張り付けるのではなく、点字ブロックのわきの路面に張り付ける。点字ブロックに張り付けないでいいので、こっちのほうが設置は簡単のよう。
さらに、このナビレンスは、床に貼るだけでなく、壁や柱にも晴れる。天井からつりさがっている案内板にもはれる。つまり、距離がはなれていても、カメラはナビレンスタグを認識できる。20メートルぐらいはなれていても、よみあげるよう。これはいいね。
例えば、改札の中で、行き先がわからなくなったら、スマホカメラで、まわりをぐるっと撮影してみたらいい。すると、タグを見つけてスマホがしゃべってくれる。
5メートル先、呼び出しインターホンがあります。
15メートル先、アサヒ飲料自販機があります。
距離もおしえてくれるのが、このナビレンスのすごいところ。
アサヒ自販機に近づくと、13メートル、10メートルと距離がかわっていく。なので、ちゃんと近づいているっていことがわかる。これは便利だね。
シカイは、スマホのカメラをずっと床に向けてあるくけども、ナビレンスは、床に向けたり、まわりに向けたりするとより多くの情報が得られるね。すごいね。
2、ナビレンスの改善点
まず、改善すべき点は、スマホのバッテリーをすごく消費するということ。アイフォンSE第2世代で、80パーセントぐらいあったバッテリーが、20分ぐらいナビレンスを使うと60パーセントに一気に減る。私の感覚だと10分ずっとナビレンスを使い続けたら10パーセントバッテリーがへる。
神戸アイセンターまでナビレンスをつかってたどりつけたけど、バッテリーがのこり20パーセント。。なので、帰り、三ノ宮のセンター街によって、ドコモショップによって、充電をかりなければいけななかった。でも今はドコモでは充電無料貸し出しはしていないので、しかたなく、ヤマダ電気dで2600円のモバイル抜釘r-を購入。それぐらいナビレンスのバッテリの消費はすさましい。低電力モードもあるみたいだけど、私はずっと、通常モードで使用していたからね。
さらに改善してほしい点は、ネットデータ量をかなり消費するということ。
和退社だいたい、ひと突き、4ギガぐらいのデータ利用料。今日の午前神戸三ノ宮についたときには、今月の使用データ量は0.9ギガ。それが、昼過ぎ、ナビレンスをつつかって、梅田にもどるころには、なんと3ギガの消費量。これにはびっくり。
1時間ほどのナビレンス利用で2ギガぐらいデータ量を消費しているよう。
それならば、機内モードにしてナビレンスをつかってみるも、ネットがつながっていないと、ナビレンスは使えませんとエラーメッセージ。
この2つがナビレンスの改善点。
そのほかにも、スカが多い。カメラではしっかりカラフルQRコードをうつしているのに、無反応ということがたまにある。シカイではこんなスカはまったくないけども、ナビレンスではすかが意外と多い。これは、私のカメラレンズをどっちのほうに向けているのかに影響されるかもしれないけども、ナビレンス推奨のカメラのもちかた、胸の高さにもって、向こう側をカメラで撮影する持ち方でも、スカがたまにある。この姿勢でも、床面のタグをみつけられないときもあるし、目の前5メートル先壁のタグも認識しないときもある。
目の前に人がよこぎったりすればタグは認識できないけども、だれもいないのに、スカすときもある。これはこまるね。
私の個人的意見としては、ナビレンスはシカイに総合点でおとる。実用的なのはシカイだと思う。点字ブロックがちゃんと敷設されている駅構内や改札内は、点字ブロックにQRコードをはりつけるシカイシステムのほうが、確実だし、認識率も100パーセント。スカがまったくない、認識の反応もすごく早い。シカイのほうが、すぐれていると思う。
ただ、点字ブロックがない場所では、このシカイは使えないので、その点は、壁絵や柱にはれるナビレンスは有効だね。点字ブロックのない商店街とかにナビレンスは有効かもね。商店街の核店舗の看板あたりに、つりさがっているアンドンにこのカラフルQRコードをはりつければ、視覚障害者がカメラをもって商店街をあるけば、どんなお店があるか、スマホがおしえてくれるね。この使い方は、シカイはできないので、こっちではナビレンスのほうがすぐれているね。
ということで、ぜひ、みなさんも、神戸アイセンター病院に行くときに、最寄り駅の医療センター駅の床にはってあるカラフルQRコード見つけてみてね。
PS
YOUTUBE動画用として、ガイドヘルパーさんに動画を撮影してもらう。ガイドヘルパーさんのアイフォンで撮影した動画を私のアイフォンに転送するには、エアドロップというアイフォンでつかえる転送システムが便利。ガイドヘルパーさんの10分の動画を、一瞬で私のアイフォンに転送できる。エアドロップはじめてつかってみた。これは便利。アイフォンユーザー同士なら、このエアドロップ転送ができるみたい。すごいねアップル。
点字ブロックルート解説動画 全盲視覚障害者がカラフルQRコードナビゲーションシステム ナビレンスを使ってみた @神戸ポートライナー三宮駅改札まえ 編