近所の公園にいってみた。

視覚障害者がちかよりがたい場所

今日は土曜日、もう11月もあと4日。はやいね。もう12月。2022年もおわり。あっという間だね。
そんな今日、午前中、近所の公園へ。もう30年ぐらいすんでいるけども、いったことのない場所。近所の公園。ボランティアさんが手引きしてくれるというので、公園を散歩。

公園の入り口には、車の進入禁止のポールが立っていて、人がカニ歩きでとおるのがやっとぐらいの幅。これじゃ、車いすの人はとおれないね。

車いすでなくても、私のような視覚障害者も、公園は縁遠い場所。まず、ひとりでは絶対こない。なぜなら、公園は、歩道や、点字ブロックがない。遊歩道みたいなところはあっても、それが、どこにつながっているかもわからない。遊歩道がおわって、すぐに広場みたいなところになったりするもんね。
なので、全盲視覚障害者はめったに公園などいかない。手引きしてくれる人がいてこそ。
はじめて足をふみいれた公園。都会にもこんな公園があったのね。公園の中には、池の水を循環させているのか、人工の小川があった。コンクリートの水路といったほうがいいかな。そこに、水kがながれていて、せせらぎの音もしている。そこには、カモもいて、優雅におよいでいる。いいね。水路は、ジャンプしたら向こう岸にわたれそうな2メートルぐらいのはば。ちゃんと、その水路をわたる小さな橋みたいなものや、橋がないところは、飛び石の踏み石がポンポンポンと水面においてある。おもしろいね。白杖をつかｔｔえてなんとか、確認しもってわたれた。
おお昼過ぎの公園は、ひともそれなにいる。小さい子供をつれた家族連れや、しゃべれない障碍者の息子を散歩させにきた年老いたお母さん、あたまに布をまいた女性たちとこども、そして、盲人の私。ほんと多様性にあふれているね。

いい散歩コースだし、いい遊び場のよう。公園っていいね。もみじも高揚していてきれいなよう。トイレもあるし、ベンチもあるしいいね。

いい経験だった。

できれば、こういう公園にぶらっとひとりで来てみたいもんだね。でもそれが全盲視覚障害者はできないのよね。点字ブロックも敷設できないし、誘導システムの設置もむずかしいだろうな。やっぱり、公園と視覚障害者っていうのは相性がわるいよね。