獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

介護福祉士実務者研修 介護過程 に無事、全盲視覚障害者の私が、合格できた。カイゴカテイのカテイは、すぎる、ほど、と書くのね。

2023-09-13 22:54:52 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
介護過程の部 修了

4月に豊中市役所を早期退職した私、目の見えない私、網膜色素変性症の盲人ウエカジ。無職になったので、なにかやろう。そうだガイドヘルパー事業所を開こう。そう思い立って、事業所に必要な資格、サービス提供責任者になるべく、介護福祉士実務者研修を受講している私。

7月から受講しはじめて、ネットでの勉強、テストと同時に、通学もしてきた私。今日で通学はいったん終了。実務者研修には2つの科目がある。1つは、介護過程、もうひとつは、医療的ケア。この2つを修了しないといけない。通学は合計7日間、5日間が介護過程、2日間が医療的ケア。

そのうちの、介護過程の5日間を無事、修了できた私。よかった。

毎週、水曜日、朝早い電車にのって、大阪梅田までいき、駅前第2ビル15階のさんこう福祉カレッジで、朝9時30分から夕方18時まで、みっちりの講義。実技やグループトークなどもまじえて、今日が最終日。今日がまるばつテストと、実技テスト。

まるばつテストは合計19問。司法試験を長年うけてきた私にとっては、簡単だった。全問正解。なにもみずに、全問正解。うれしいね。

そして、問題の実技。講師が高齢者の役を演じて、解除するという実技。立ち上がり、杖歩行の実技。なんとか、アシスタント講師のおかげで、アシスタントが私を手引き、状況説明してくれたおかげで、無事合格できた。よかったよかった。

さて、問題は、次の医療的ケア。かくたん吸引などの実技。チューブを人形の口にいれて、たんをすいとる実技。これにも合格しなければならない。今度は、アシスタント講師はつかず、私と講師のマンツーマン。ただ、それだと実技テストをうけられないので、私がガイドヘルパーを用意。そのガイドヘルパーさんに上京や器具をおしえてもらいながら、私が、実技をする。
はてさて、私は、医療的ケアに合格できるのか、そして、介護福祉士実務者研修を日本ではじめて? 全盲で修了することができるのか? うーーんどうだろう?不安だね。

でも、今まで身に着けた、法律知識、憲法13条、個人の尊重、その理念をタテにして、つきすすんでいこう。あなたは目が見えないから医療的ケアの実技は合格できません、そういわれるということは、私はひとりの個人としてはあつかってもらえてないということ。目が見えなくても、ガイドヘルパーさんの目をかりれば、私だって、医療的ケアの実技はクリアできます!!。それが個人として尊重されるということです。

PS
帰り道ガストで食事、ほんと高くなったね。もうからあげ定食が700円ではたべれないね。

コメント
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