私の髪形はソフトモヒカンというらしい

1650円

今日も寒い、大阪。最高気温が15度ぐらいで、最低気温が6度。

そんな寒いけども、朝のスポーツジムは欠かせないね。

その後、駅の中の格安散髪屋、パパス。カットとひげそりで1650円。0.8ミリの髪の毛の長さにしてもらう。

寒いからと言って、髪の毛をのばすという考えはない私。めがみえなくなってからは、ずっと短髪。手入れがかんたんだし、シャワーをあびたあと、髪の毛がぬれたままで風邪をひくということもないのよね。

ただ、やはり、寒い。髪の毛を短くすると後頭部が寒い寒い。なので、部屋の中でも、ずっと毛糸の帽子をかぶっている私。それでもやっぱり、髪の毛は短いほうがいいよね。

そんな格安散髪屋。私は、15分ぐらいのカット、かおぞり時間。それで1650円。

私が、カットをしてもらっていると、客がひとり、入ってくる。券売機で、自分のカットの料金をタッチパネルで選んで、お金をいれて、発券しないといけない。それができない客。
目の見えない私、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。私はそもそも、ひとりでタッチパネルの券売機は使えないので、はじめから、店員におねがいする。
でも、その客は、ずっとひとりで格闘。見かねた、店員が近寄り、タッチパネルボタンをかわりにおしてあげた。
丸坊主、1210円のチケット。

客は、80をこえているおじいさん。よぼよぼで、声もかよわい。

おじいさんは10ミリの丸坊主にしてもらっていて、5分ほどで、かえっていった。

おじいさんは、ことあるごとに、わしは、目が見えへんから、すまんのー。と店員に行っていた。

隣の席には、全盲の盲人。盲人は、0.8ミリのソフトモヒカン。目が見えないというおじいさんは10ミリの丸坊主。なんかおもしろいね。

私も、35年ぶりぐらいに、また丸坊主にしてもいいかもね。200円ぐらい安くなるみたい。

PS
散髪屋の店員に、先日、朝、梅田でみかけましたと、話しかけられる。ありがたいね、そんなふうに、梅田でも私のことを見守ってくれているんだね、散髪屋の店員さん。盲人ジャケッは手放せないね。