アーノルド・シュワルツェネッガー主演のヒット作のリメイク
元が面白かったので、ちょっと期待...
前作が火星の植民地という設定だったのが、核戦争後の地球という設定で、都市部と労働者たちが暮らすスラムとの間で起きる反体制蜂起をストーリーとしている。
元が近代的な未来っぽいものだったのに、よりスラムっぽく、まるでブレードランナー的なものになっている。
リコール社で事が始まるが、単に始まりの場所であるだけで、前作のような隠れていたダグの記憶を呼び起こすきっかけになるようなものではなく、「トータル・リコール」と題する意味が希薄なのがちょっと残念。
前作のシャロン・ストーンの役を、「アンダー・ワールド」のケイト・ベッキンセイルが演じているが、ケイトは鋭すぎて肉感的には物足りない。
最近のアクション映画でよくあるように、ビルから落ちても、爆破にあっても死なないで、最後の最後までよみがえってきて主人公とファイトする、まるでゾンビみたいな存在になってしまっている。
シャロンの場合は途中で殺されちゃうけど、物語の中の存在としてはそれなりの役回りだったと思うのに、通り一遍なのはイマイチ...かな
最近の映画のアクションシーンは、CGのせいもあるけど、すごい。 ただ、ぼくもちょっと年なので、目がついていかない、ところがある。
前作のスケール感、奥深さを最新の技術で表現してくれることを期待したけど、その部分ではちょっと残念。
今日はPerfumeの新曲「Spending all my time」のリリース日。
ここのところ、ジャニーズ系と同じ日なので、だいたい2位スタート。
もっとも、彼女たちの良さはダンスも見られるDVDの方だと思うので、そちらは5作連続で1位というのは喜ばしい。
最後に、東京の瑞穂町から見た、雲の向こうの富士山。